　【明慧日本2025年10月9日】（オーストラリア、ニュージーランド明慧記者の報道）2025年の中秋節を迎えるにあたり、オーストラリアとニュージーランドの法輪功学習者（以下、学習者）は李洪志師父に中秋節のお祝いを申し上げ、師父が返本帰真に導いてくださった法輪大法に感謝し、混乱した世の中に素晴らしさと希望をもたらしてくださったことに感謝した。学習者は、師父が「真・善・忍」に従って心を修め、自らを高めるよう教えてくださり、心身の健康はもとより、結婚生活や家庭教育においても幸福の真髄を得ることができたという。

　（前文に続く）

　法輪大法を修煉することは、私の人生において最も素晴らしいこと

「師父に中秋節のお祝いを申し上げます。法輪大法を伝えてくださり、慈悲なる済度に感謝いたします」と話す、南オーストラリアの学習者・張丹さん

　法輪大法を修煉して26年になる南オーストラリアの学習者・張丹さんは、修煉してから心境が平和で理性的になり、細かいことにこだわらなくなったと話す。生活の中では自分のさまざまな役割をしっかり果たすよう努め、トラブルに直面したときには自分に原因を探し、困難にあっても法輪大法と師父への信念を堅く保ち、毎日、法を得て救われる喜びに包まれているという。

　張さんは幼い頃から祖父母に育てられ、よく神話の話を聞いていたので、修煉や神仏の存在をとても信じていたという。「私が初めて『轉法輪』を読んだとき、一気に引き込まれました。特に、師父が法輪大法は修煉者を今生で成就させることができるといったような法理を読んで、とても素晴らしく感じ、私は修煉しようと思いました」と張さんは語った。

　当時、張さんと夫はアデレードで小さなレストランと店舗を営み、昼夜を問わず働き詰めでした。30歳のときには椎間板ヘルニアを患い、朝起きるときには家族に靴下を履かせてもらわなければならず、毎日40分間スペクトル治療器を使わなければ日常生活を始められない状態でした。1999年6月のある日、親戚が『轉法輪』を一冊持ってきてくれ、その日張さんは一晩中読み、翌日も店番の合間に読み続け、手放せなくなった。3日後、家族から「この数日はスペクトル治療器を使っていないよ」と指摘されて、初めて腰の痛みがなくなっていることに気づいた。彼女は師父の著作をすべて自宅に揃え、渇望するように読み進め、読めば読むほど心が開けていた。その後、夫や子供も一緒に煉功するようになった。

　1カ月後に中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害が開始した。しかし、その間の学法と修煉によって、法輪大法はすでに心の中に根を下ろしていた。張さんは少しの動揺もなく、その後、迫害の実態を知らない中国国内の親族に強く迫られても、法輪大法の修煉を決して放棄しなかった。

　「私は師父の一言一句を信じています。理性的に理解したのは、人がこの世に来た本当の目的は修煉であり、返本帰真することだということです。その時、やっと法輪大法に出会い、これからしっかり修煉しようと決心した矢先に、どうしてこんなこと（迫害）が起きたのだろうとも思いました。テレビでの中傷を見て、私は法輪大法の著作はすべて読み、彼ら（中共）は嘘をついているとすぐ分かりました。当時の私はまだ中共をよく知らなかったので、『どうして大国のメディアがこんな嘘をつけるのか』と思いました。『六四天安門事件』のとき私は北京にいましたが、その時はテレビの言うことを信じていて、嘘だとは分かりませんでした。しかし今回は彼らが全部嘘を言っていると分かりました。師父の書に書かれていることは、彼らが言うようなものではありません。『轉法輪』という本は、人に善を教え、人間本来の善良さを呼び覚まし、さらに修煉を教え、本来の自分へ立ち返らせる書物なのです。この26年間、私は毎日ずっとこの本を読み続けています」

　迫害の実態を明らかにするために、張さんと夫は手作りのカートと展示パネルのスタンドを用意し、中華街へ展示パネルを運ぶ役割を担っていた。こうして2人は、中華街で市民に法輪功迫害の実態を伝えた最初の学習者の一員となり、この迫害の実態を伝える拠点は現在までおよそ26年間続いている。

　張さんは「修煉してから、生活の中の得失にこだわらなくなった。問題に直面したときは、「真・善・忍」に照らして考え、トラブルの中では自分の内に向けて原因を探すようにしている。「自分に問題はないか、どこを向上させる必要があるかと考え、それが分かった途端にすぐ変化が起こります。時には気持ちに浮き沈みがあることもありますが、本を読んで学法し、法輪大法を基準にすると正されて、自然に執着を放下することができます」と張さんは述べた。

　修煉を始めてまもなく、夫も子どもたちも一緒に煉功を始めた。後に学習者との交流で子どもにも法を学ばせることができると聞いた。そのとき張さんの娘は8歳、息子は6歳で、毎日中国語の『轉法輪』の一節を読むことから始めた。毎年夏休みに、張さんは自宅で法輪功九日間セミナーを開き、参加者に無料で法輪功の功法を教え、セミナーの参加者と子どもたちに師父の説法ビデオを見てもらった。後に子どもたちは自ら進んで説法を聞くことが多くなり、学法の際、知らない文字が読めるようになった。業を取り除くときも、子どもたちは率先して師父の講法を聞き、翌日には回復した。娘は幼いころから直で、学校で何度も模範学生賞を受賞した。息子も人を助けることを喜びと感じている。親戚は皆、彼らが家族の12人の子どもたちの中で最もしっかりしていると褒めている。

　「私が修煉を始めてから、子どもたちを叱ることはほとんどなくなりました。問題が起きたときには、『自分で考えて、真・善・忍に合っているかどうか判断しなさい』と言うだけで、子どもたちは自分で理解するようになったのです。時には仕事のことで愚痴を言うこともあるが、娘が『内に向かって探して、愚痴を言わないで』と悟らせてくれることもあります。今では子どもたちは皆成人し、法輪大法を修煉し続けています」

　張さんは「法輪大法を修煉することは、私の人生において最も素晴らしいことです。法輪大法の導きと師父の守護に感謝し、私は着実に返本帰真の道を歩み、幸福の真諦を得ました」と語った。

　より多く他人のことを考え、すべての人の内なる美しさを大切にする

'图2：西澳越南裔法轮功新学员阮青娥表示：“当我放下自私、愤怒、好斗等不好的执著时，感到身体更轻盈、更健康，内心也更加平静、祥和。”'

西オーストラリアのベトナム系新しい学習者グエン・ティン・エーさん

　オーストラリアのベトナム系新しい学習者グエン・ティン・エさんは、今年初めに経済学の博士号を取得した。

　2022年末、グエンさんは法輪功のことを初めて聞いた。そのとき、彼女は友人と一緒にあるプロジェクトに取り組んでおり、友人から「自分は法輪功を6年間修煉している」と教えられた。

　「彼（友人）はとても親切で、いつも人を助け、落ち着いて穏やかです。彼は私に法輪功を学ぶよう勧めてくれましたが、私はほぼ一年後になってようやく修煉を始めました。2023年8月、私はメルボルンのある公園で法輪功学習者から功法を学びました。そのうちの1人の学習者が貴重な『轉法輪』を私に贈ってくれました。本を読むほどに、法輪大法が単なる病気を治す気功ではなく、宇宙の最高の特性である「真・善・忍」に従い、心を修め心性を高め、すべての衆生に慈悲を施す深遠な修煉であることを深く実感しました。法輪大法で修煉する機会を得られたことを、私はとても幸運に感じています」

　法輪功を修煉した後、グエンさんはまるで生まれ変わったように感じた。「私は、真・善・忍の原理に従って自分を高める方法を学び、言動においてより多く他人のことを考えるようになりました。自己中心的、怒りっぽい、好戦的といった悪い執着を放下すると、体がより軽く健康になり、心も一層平穏で安らかになりました。師父は、人の本性は善であり、修煉を通じて本来の姿に戻り、天上の故郷に帰ることができると教えてくださいました。この悟りを胸に、私はすべての人の内なる美しさを大切にすることを学び、家庭でも仕事でも日常生活でも、フレンドリーに人と接し、より多く他人のことを思いやるようになりました」とグエンさんは語った。

　自己の修煉と道徳水準が高まるにつれ、グエンさんは周囲の環境もひそかに変化していることに気づいた。「多くの研究プロジェクトが突然順調に進み、人間関係もますます円滑になりました。幸運にも多くの誠実で親切な友人と出会い、彼らは生活や仕事の面で大きな助けを与えてくれました」

　最近、グエンさんの母親と、銀行の上級マネージャーを務めるいとこも法輪大法の修煉を始めた。『轉法輪』を読むことで、2人の自己修煉と健康状態は明らかに向上している。

　「私たち家族は皆、師父に深く感謝しています。師父は、私たちがずっと知りたいと思っていたが、誰も教えてくれなかった真理を教えてくださいました。商人である母は、『轉法輪』を数日読むだけで首の痛みや頭痛が不思議に消えました。また、母の友人の夫が最近脚の手術を受け、容態が一時危険な状態でしたが、母が彼と家族に法輪大法を紹介したところ、一晩のうちに奇跡的に回復しました」

　中秋節に際し、グエンさんは「私たち家族、そしてパースの全ての法輪功学習者は、師父が私たちに授けてくださった万年に一度の宇宙大法、法輪大法に感謝し、師父の慈悲深い守護とお導きに心より感謝いたします。師父、中秋節おめでとうございます！」と師父への感謝の言葉を述べた。