　【明慧日本2025年10月15日】（ドイツ明慧記者の報道）ドイツ各地の法輪功学習者（以下、学習者）は10月4日、中部の都市エアフルトの中心部で集会を開き、法輪功を紹介するとともに、中国で起きている中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害の実態を伝えた。活動は地元市民の関心を集め、迫害を知った人々は次々と署名し、学習者の迫害に反対する署名活動を支持した。

　エアフルトはドイツ・チューリンゲン州の州都である。学習者はフィッシュマルクト広場と近くのアンガー広場に迫害の実態を伝えるブースを設け、功法の実演やスピーチ、腰太鼓の演奏を行った。ちょうど市内ではオクトーバーフェストの期間中で、多くの市民や観光客が市中心部に集まり、学習者の活動に出会った。

图1：二零二五年十月四日，德国法轮功学员在埃尔福特市著名的鱼市广场举办活动，民众关注。

10月4日、エアフルト市の有名なフィッシュマルクト広場で行われた活動

图2：二零二五年十月四日，德国法轮功学员在埃尔福特市的安克广场举办活动，民众关注。

アンガー広場で行われた活動の様子

腰太鼓の演奏が多くの人を惹きつける

　「迫害を知ってもらうために立ち上がることはとても重要です」

　黄金色に輝く腰太鼓の衣装と美しい音楽は、多くの人々の足を止めさせた。観衆の1人であるシモンさんと妻はこう語った。「彼らの演奏はとても魅力的で、人々が立ち止まり、さらに深く知ろうとするきっかけになります。今日、彼らがここで注目を集めていることはとても重要なことです。世界で何が起きているのかに無関心な人もいますが、人々に世界で、特に中国でどのような犯罪が行われているのかを知ってもらうことは重要だと思います」。シモンさんは長年にわたり中国で行われている生体臓器収奪の実態に関心を持っており、「信仰の自由は誰もが持つべき権利です。『真・善・忍』はとても大切な理念です」と語った。

学習者の反迫害に声援して署名する人々

　「自由を理解するすべての人は、その自由を守ります」

「中共の法輪功迫害に反対する」と話すフランクさん

　フランクさんと妻は、ちょうどフィッシュマルクト広場を通りかかった際に学習者からチラシを受け取った。少し目を通した後、フランクさんはまっすぐブースへ向かい、中共による法輪功迫害に反対する署名をすると申し出た。

そして、「先ほど、中国共産党が法輪功の学習者を迫害していることを知りましたが、現代の中国でこんなことが起きているとは思いもしませんでした。私が抱いていた中国のイメージとはまったく違い、衝撃を受けました。自由とは何かを理解している人は、皆その自由を行動によって守ろうとするものです」と語った。

　ミシェルラさん

　ミシェルラさんは法輪功の「真・善・忍」の理念について話す中で、深く共感を示した。「多くの理念が失われてしまいました。私は自分があの時代の人間であり、良い理念をまだ学ぶことができたことを幸運に思います。私たちドイツ人もそれを準則とすべきであり、今こそ原点に立ち返る時です」とミシェルラさんは述べた。