　【明慧日本2025年10月16日】

　河北省滄県の金月さんが起訴される

　河北省滄州市滄県に在住する法輪功学習者（以下、学習者）・金月さんは裁判所に不当に起訴された。関係筋によると、裁判は10月1日以降に開廷する予定であるという。

　湖北省松滋市の付珍さんが連行

　湖北省荊州市松滋市新江口鎮の学習者・付珍さん（60歳前後）は10月3日午後、用事で外出した。夕食の時間になっても帰宅せず、家族が各方面に問い合わせたが行方は知れず、最終的に110番通報した結果、地元の派出所に連行されていたことが判明した。

　情報によると、付さんは人々に法輪功迫害の実態を伝えていた際、政府による虚偽の宣伝を信じた人に通報され、派出所に連行されたとのことである。

　付さんは、松滋市城関第一小学校および市少年交通警察学校の教員として勤務しており、1996年に法輪功の修煉を始めた。以前は肝炎を患っていたが、修煉後に症状が消失し、健康が回復した。以後、仕事にも生活にも前向きに取り組み、真面目に職務を果たしてきた。

　1999年7月に中国共産党政権による法輪功への迫害が始まった後も、付さんは「真・善・忍」の理念に従って修煉を続けたが、職場においては教壇に立つことを禁じられ、図書室勤務に転任されたほか、学生用ミルクの配布担当なども経験した。現在はすでに退職している。かつては2年間の不当な労働教養を科され、湖北省沙洋労働教養所に拘禁され、心身に重大な損傷を受けた。

　遼寧省撫順市の劉春蘭さんらが連行される

　10月1日の前、遼寧省撫順市望花区の学習者・劉春蘭さんが警官により連行された。情報筋によると、劉さんは10月10日まで拘束されるという。

　また、撫順市李石経済開発区の学習者・楊さんおよび張顯勝さんも連行された。連行に加担した警官は瀋陽警察だという。

　湖北省の張徳堂さんが不当連行

　湖北省孝感市の学習者・張徳堂さんは今年8月、家族と共に湖北省神農架林区に滞在中、現地で連行された。現時点まですでに40日以上拘束されている。

　重慶市巴南区の学習者数人が連行される

　9月24日（水曜日）、数人の学習者が重慶市巴南区李家沱の南駅近くの花園で会合していたところ、通報により連行された。連行された学習者で現在判明しているのは熊清之さん、王さんが含まれる。

　唐山市灤南県公安局青坨営派出所による嫌がらせ

　今年4月から5月以降、河北省唐山市灤南県の青坨営派出所の警官らは、「中共による監視対象」とされた学習者に対して嫌がらせを行い、写真撮影を行うなどの行為に及んでいる。

　西昌市で8月29日に連行された学習者が順次帰宅

　8月29日に連行された四川省西昌市の学習者のうち、楊玉瓊さんと唐徳瓊さんは9月15日に解放されたが、「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きであった。

　また、9月22日には程冬蘭さん、張玉涛さん、曾さん、呉才蓮さんが帰宅したとの情報がある。これらの学習者のほとんどが不当に家宅捜索を受けており、同じ住宅地に住んでいる李道蘭さんも家宅捜索を受けた。

　上海市の徐暁燕さんが嫌がらせを受ける

　10月2日午前6時40分頃、制服を着用し、執法記録装置を身につけた男性警官2人が、上海市浦東新区高行鎮に住む徐暁燕さんの自宅に行き、扉を叩いた。彼らは「高行派出所の者で、徐暁燕に確認したいことがある」と主張したが、家族は応じず、ドアを開けなかった。

　湖北省蕲春県漕河鎮の村医師夫婦が連行

　9月29日、湖北省黄岡市蕲春県漕河鎮泉水坳村にある医療診療所の江擁軍医師が村民の診察を行っていたところ、江医師の妻もその場で補助していた。突然、黒の乗用車2台に分乗した私服警察6人が突入し、夫婦を共に連行した。

　この連行には蕲春県東城派出所の警官が関与していた。情報によると、夫婦は「中共は邪教」とのステッカーを掲示したことが理由とされている。10月6日、江医師の妻は帰宅した。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）