　【明慧日本2025年10月17日】（明慧パリ記者・周文英）秋のパリは、黄金色の陽光に包まれている。2025年10月7日と11日、パリの法輪功学習者（以下、学習者）はそれぞれベルヴィルおよびシャトレ地区で、真相を伝える活動と署名活動を行った。

　10月11日、シャトレ地区において、穏やかな法輪功の煉功音楽が流れる中、学習者による功法の実演は多くの人々の注目を集めた。人々は法輪功を学びたい意思を示し、パリの煉功場の住所を書き留めていた。目立つ横断幕やパネル資料が人々の関心を惹きつけていた。法輪功および中国共産党（以下、中共）による生体臓器収奪の罪行を知った人々は、強い衝撃を受けて憤りを覚え、迫害に反対する署名用紙に署名し、迫害が一日も早く終わることを願った。

シャトレ地区で行われた学習者による活動の様子

　「私は現在進行中の学習者への迫害に完全に反対する」

　ティボさんはトップレベルの選手のコーチであり、タイで働いている。彼はタイにも多くの仏教修行者がおり、学習者のように座禅を組むことがあるという。彼は中共による学習者への迫害はひどく、生体臓器収奪まで行うなんて考えられない。そこで、学習者は彼に以下の事実を伝えた。1999年に法輪功の学習者数が1億人に達したため、当時の中共党魁江沢民が嫉妬と恐れからこの迫害を始めた。26年が経過した今もなお、法輪功への迫害は続いている。ティボさんは座禅を組んでいる学習者を見て、「彼ら（学習者）が人に危害を与えるとは思えない。私は現在進行中の学習者への迫害に完全に反対する」と述べた。

　医学部の学生クリナさんは次のように述べた。「私たちは人間です。人間が人間に対して臓器を生きたまま摘出するなどをしてはいけません。あまりにも恐ろしいです。平和がこの世に訪れ、迫害が一日も早く止むことを願いたいです」。彼女はさらに、「真・善・忍は人類の規範であり、私たちに選択の余地はありません。これらの規範を守らなければなりません」と考えていると述べ、学習者に継続するよう励ました。

　パリのある美術学校で働いているクロディー・ルルーさんは、中共の迫害が「信じがたい」と言い、「人々（学習者）が安心して生活できるようにすべきだ。フランスだけでなく、全世界が連携して行動を起こし、中共に抗議すべきだ。暴力はあってはならず、このような生体臓器収奪の行為を放置するのは異常だ」と話した。彼女は学習者の反迫害行動が非常に良いものであり、継続すべきだと考えていると述べた。

　カレスコさんはある地域の青年政策責任者である。彼女はこう語った。「この世界は、今日の中国で起こっているような、法輪大法を修める人々から臓器を摘出するというあまり好ましくない方向に向かっているようだ。2025年の今日、これはまったく受け入れられない」

　アレクサンドル・ヴィダルさんは商業に従事している。中共が『真・善・忍』を修める学習者を迫害し、さらには生きたまま彼らの臓器を摘出していることを知ると、憤慨してこう語った。「共産党は憎悪と暴力そのものであり、人間を破壊し、生活を破壊し、自由を抹殺し、命を奪ったのだ。これは神の意思に反する。こうしたことが今も続いているとは実に受け入れがたい。我々はそれに対して戦わなければならない」

　フランス人、真・善・忍を称賛

　10月7日、学習者はパリのベルヴィルで法を広め、真相を伝える活動を行った。ここは中国人が集まる場所で、この日はちょうど市が開かれており、多くの人が真相を知ろうと訪れ、法輪功を学びたいと希望し、パリの煉功場所の住所を求めた。

10月7日、パリのベルヴィルで行われた学習者による真相伝えの活動

　画家のレティシアさんは次のように語った。「生体臓器収奪は決して許されるべきことではない。これは非常に恐ろしい行為であり、明らかに抗議すべきだ。真・善・忍は知恵である。もし誰もが真・善・忍に従って行動すれば、世界は平和になる。全世界の人々が行動を起こし、このような迫害に反対すべきだ。そうして初めて、世界に平和が訪れるだろう」

　ティティアナ・ラフートさんは通信専攻の学生であり、母親と共にベルヴィルで法輪功に出会った。彼は迫害は許されないと考え、「誰であれ、人は生きる権利がある。宗教的信仰が何であろうと、肌の色が何色であろうと、苦しめられるべきではない。私たちは皆人間であり、生活する権利と自由を持っている」と語った。

　ラフートさんはさらにこう述べた。「『真・善・忍』は非常にすばらしい価値観である。人間にとって、これらの価値は極めて重要である。私たちは誠実で善良であるべきだ。人と人との間における『善』もまた非常に大切である」