　【明慧日本2025年10月19日】（明慧網山東通信員報道）山東省青島市莱西市84歳の法輪功学習者史国興さんは2025年10月1日、自宅で警官に連行され、現在莱西拘置所に不当に拘禁されている。

　史国興さんは莱西市沽河街道弁事務所鈞家捕に住んできる。2025年8月25日上午、牛渓埠派出所の警官が史国興さんの家に押し入り不当に家宅捜索を行い、彼が真相の資料を貼ったのが監視カメラに映っていたと主張し、彼を牛渓埠派出所に連行し、いわゆる手続きを済ませた後、帰宅させた。

　10月1日上午8時、莱西公安局の警官が再び史国興さんの家に押し入り不当に家宅捜索を行い、大法書籍、プリンターなどのすべての物を押収した。同時に史国興さんと彼の82歳の妻・宋珍芳さんを一緒に沽河弁孫受派出所に連行した。家族が多方面で要請した結果、当日午後7時、警官はようやく宋珍芳さんを帰宅させた。史国興さんは莱西留置場に不当に拘禁された。

　史国興さんは真・善・忍の信仰を堅持したため、度々地元の警官から嫌がらせを受け、彼はかつて不当に労教された。以下は史国興さんがかつて自ら語った、法輪大法を修煉する喜びと彼が耐え忍んだ迫害について語った内容である。

　私と妻の宋珍芳は1998年に法輪大法の修煉を始めた。功を修煉する前、妻は腰痛、関節痛、神経衰弱、不眠症などの多くの病気に悩まされ、しかも半身麻痺という奇病が増え、当時の医療条件下ではお金があっても治すのが難しかった。私は妻が法輪功を修煉し始めてから、一本の注射も打たず薬も飲まず、わずか2カ月で病気がすべて治り、すべての農作業ができるようになったのを目撃した。

　私の身体はまだましだったが、左腕が時々痛み、薬で治療しても良くならず、最後にはご飯茶碗すら持てなくなった。私は家中の主な労働力で、五畝以上の畑を耕していた。1997年、息子夫婦が離婚し、息子は家を出て２年間消息不明となった。妻は孫の世話が必要で、途方に暮れた末、私は法輪功を修煉し、一カ月後、腕の痛みが消え、すべての農作業ができるようになった。

　1998年に私たち夫婦が修煉を始めて以来、身体が回復し、健康状態を維持している（不当に労教所に拘禁された期間を除く）。この功法は本当に病気を除き、身体を強化する効果がある。

　私と妻はともに大法の恩恵を受けた者であり、大法と大法師父が不公正な扱いを受けた時、良心ある人は皆立ち上がって抗議するべきだ。私は周囲の人々に法輪大法は良い、真・善・忍は良いと語った。

　2000年、私は２万元を投資し、兔と兔の籠を買って小型の兔養殖基地を建て、毎日細心の管理が必要で、早く利益を出そうと成品の母ウサギを購入し、メーカーから数人の顧客を紹介された。私が一心にウサギの管理に励んでいた時、鎮派出所の警官が再び嫌がらせに来た。その年10月のある朝、派出所の指導員が四人の警官を連れて私のウサギ小屋に来て、部屋中をかき乱し、家を徹底的に捜索した。大法書籍、真相資料、師父の写真、スプレー塗料などを発見した。警官はスプレー塗料は何に使うのかと尋ね、私は村の壁の標語を書くのに使うもので、村の標語はすべて私が書いたと答えた。指導員は私を車に乗せて連行しろと言い、私は協力せず、彼らは私を押し引き持ち上げて車に押し込み、莱西留置場に拘禁した。一カ月後、私を不当に一年、青島労働教養所に送って迫害した。

　この一年の拘禁で私は大変な苦しみを味わった。私が飼っていたウサギは夜中に放置されたため、盗まれたり死んだりした。妻は仕方なくウサギを他人に安値で売るしかなかった。これは江沢民の法輪功迫害が私にもたらした大きな損失である。

　2001年正月12日、私は北京に行って法輪功の無実をを訴え、連行された後、莱西派出所に引き戻され、直接洗脳班に「転向」させられ、保証書を書いて修煉をやめ、生活費を払えば釈放すると脅された。この時、私たちは２カ月不当に拘禁された。

　2001年7月のある午後、家に２人の警官が来て、所長に用があるから行けと言われ、直接洗脳班の所在地である中孟格荘学校に連行された。その後、次々と数台の車が来て、各車に法輪功学習者が騙されて連れてこられた。このように私たちは40人以上不当に拘禁された。

　毎回の不当拘禁は、私たちに精神上・経済上の巨大な傷害と損失を与えた。三教村成人学校に不当拘禁された時、私は部屋で師父の詩句を学んでいたのが、当時のリーダーに発見され、出すよう要求されたが渡さず、彼は仲間を呼び、私は座ったまま、彼は黒い革靴で私の後背を激しく蹴り、倒れた後、胸に激しく踏みつけ、「見ろ、渡すか渡さないか？」と恐喝した。リーダーは事故を恐れ、ようやく止めた。夜はトイレに行くのを許さず、寒く、見張りは隣の事務所に暖炉で暖を取り、私たちにドアを開けず、男女が一部屋に閉じ込められ、とても不便だった。私たちは断食で抗議し、リーダーは私たちが食べず飲まずなのを発見し、外の房裏（日光浴禁止）に立たせ、私が断食の先頭に立ったと知り、私だけを外に立たせ、片方の脚だけで立たせ、２時間以上立たせた後、ようやく止めた。

　2014年5月8日上午9時、家に4、5人の見知らぬ者が来て、そのうち一人が警察の制服を着て、家を徹底的に捜索し、師父の写真、数冊の大法書籍、コンピューター、プリンター、真相資料をすべて持ち去り、私たち夫婦を沽河派出所に連行した。私たちは法輪功の真相を語り、２時間後、警官は息子に迎えに来させて帰宅した。今回は息子と家族に極めて大きな精神的な傷害を与え、彼らは一日中心配し、私たち夫婦が迫害されるのを恐れた。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）