　【明慧日本2025年10月19日】陝西省漢中市勉県の法輪功学習者・侯秀英さん（65歳前後）が2024年3月1日、自宅に押し入った警官に連行されて拘束された。最近、侯さんは勉県裁判所により懲役7年の判決を宣告され、すでに刑務所に移送されたことが判明した。これは侯さんが法輪功への信仰を理由に、中国共産党（以下、中共）から実刑判決を宣告されたのは2度目である。

　侯さんは、勉県黄金会社の退職職員である。法輪功を信仰していることを理由に、勉県の中共関係者から繰り返し迫害をされてきた。

　2010年5月22日、侯さんと学習者・劉継紅さんが略陽県で法輪功迫害の真実を伝えた時、現地城関鎮派出所の警官に連行されて拘禁された。2010年9月から10月にかけて、侯さんは略陽県裁判所により懲役5年の判決を下された。侯さんは西安女子刑務所で拷問と強制労働などの迫害を受けた。

　明慧ネットの情報によると、侯さんは刑務所から出た後も、依然として中共関係者による様々な嫌がらせを頻繁に受けている。

　2024年3月1日、勉県賈旗路（城東）派出所の警官が侯さんの自宅に押し入り、監視カメラで侯さんの姿を確認したとして、侯さんの家を家宅捜索し、勉県拘置所に連行した。侯さんは15日間拘留後、さらに漢中市漢台区拘置所に送られ、拘禁され続けた。

　警官は侯さんの家族に対し、侯さんが「上層部」の尋問に答えれば釈放すると家族を騙し続けていた。そのため、家族は誰とも面会を拒否したため、長期間、侯さんの消息は途絶えていた。最近になって、勉県の公安・検察・司法関係者が密かに操作し、侯さんに懲役7年の判決を下したことが判明した。現在、侯さんは刑務所で迫害を受けている。

　明慧ネットの報道によると、勉県の学習者・杜淑慧さんは、2025年1月10日、勉県裁判所により懲役4年の判決を受けた。また同県の学習者・薛麗君さんは、2024年10月23日、勉県検察院に送致されたという。侯さんへの迫害に関与した公安・検察・司法機関及び刑務所の関係者の情報を、ご存知の方は公表してほしい。

　（編集責任者：顧元）