　【明慧日本2025年10月20日】（明慧ネット通信員遼寧報道）遼寧省錦州市の80歳の法輪功学習者（以下、学習者）、王桂霞さんは2022年9月25日に公園で石橋子派出所の警官に連行され、その後「保釈」の措置が取られた。2024年2月、再び連行され、後に不当に懲役1年3カ月の判決を受けた。2024年7月17日、遼寧省第一女子刑務所に連行され、残酷な迫害を受け、身体が痩せ細り、衰弱で力が入らず、両脚が深刻に浮腫んでいる。

以下は、王桂霞さんが遼寧省女子第一刑務所の十二監区で受けた暴力的な転向迫害の経緯である

2024年7月18日、王桂霞さんは十二監区（矯治監区）に移された。十二監区は、邪党の女刑務所内で学習者に対する暴力的な転向迫害を専門的に実施する黒い巣窟で、学習者に対する迫害は残酷極まりない。王桂霞さんはこの監区で2カ月滞在し、60日間の苦痛の暗黒期を経験した。迫害手段には以下が含まれる。

　体罰として小さな椅子に座らされる。7月18日、王桂霞さんは独房に閉じ込められ、刑務官が複数の受刑者を扇動し、張翰文（最も積極的で残忍な迫害者）、范麗麗、許麗艶が交代で監視し、小さなプラスチック椅子に座らせ、手足を閉じられないようにした。、時間は朝6時から夜10時まで、毎日16時間だった。長時間の座り込みで、腰と背中が痛み、足首はふくらはぎと同じくらいの太さに腫れ上がった。

中国共産党（以下、中共）の体罰の実例：長時間の座り続けること

　侮辱され、洗脳される。毎日犯人が王桂霞さんに法輪功師父と大法を中傷するビデオを見せ、精神的な侮辱と洗脳転向を強要し、法輪功信仰を放棄させ、「五書」を書かせる。

　暴力的な殴打をされる。18日正午、背の高い受刑者、張翰文と許麗艶が王桂霞さんの胸元の服を強く掴み、前後に激しく押し合い、その最中、王桂霞さんの頭部が部屋の鉄製ベッドフレームにぶつかり（注：王桂霞さんは断食で抗議中、体重は80斤余りだった）、卵大の大きな腫れものができ、数日経ってようやく引いた。王桂霞さんは大声で叫んだ：「人殺しだ……」と、警官が受刑者の暴行を止めるよう望んだが、応答なしだった。受刑者たちはこれによりさらに得意になり、王桂霞さんに言った。「お前が死んでも誰も気にしない、刑務所の死刑割り当ては、年間2人、あなたを拷問することは違法ではない、何も問題ない！」

中共の拷問：殴打と蹴り

　善悪の逆転、恣意的に殴打され、侮辱される。犯人たちは無制限に、恣意的に人を罵り、打ち、監視人員を虐待し、これは明らかに「刑務所法」に違反する深刻で悪質な行為だが、警官は暴行を止めない。王桂霞さんが暴行の停止を叫んでも、「刑務所を騒がせて、乱す」という罪名を着せられる。中共の刑務所はまさにこのようで、意図的に善悪を逆転し、事実を歪曲し、人性をねじ曲げ、邪悪な気と無頼漢の気を横行させ、正直で善良な善人が苛責と拷問に苦しみ、生存が困難になる。刑務所の警官の黙認や指示がなければ、受刑者が学習者を意図的に虐待し、犯罪を続けるはずがない。同時に、中共の主使と操作がなければ、警官も学習者を迫害する気も能力もない。警官も中共に脅迫され、善良な人を迫害するための道具と犠牲者である。

　食事、飲水、トイレ、睡眠を制限され、入浴も禁止される。王桂霞さんをトイレに行かせず、水も食事も与えず、連続3日間。入浴は毎回5分しか許さない。睡眠時はベッドにマットを与えず、硬い木板の上に薄い軍用毛布と布団カバーを敷くだけで、枕もなし。十二監区に来て最初の1カ月間、王桂霞さんに入浴を禁止した。連続17日間、王桂霞さんに温水を飲ませなかった。八十歳の年配者に対して、刑務所は人間の生理的限界を利用し、「卑劣」の手段を極め、脅迫と強要で習者を転向させる。中共のならずもの本性を露わにした。

　「交代制」、脅迫、消耗による転向をさせられる。中共の刑務所は毎日4～5人を交代で配置し、王桂霞さんを監視・折磨し、受刑者たちは大法を汚し続け、「五書」を書かせる。絶えず脅迫、「お前が書かないと、出られない十二監区から離れられない、ずっと折磨する、自分たちも誰も行けない」など。甘いやり方と厳しい方法の両面から、学習者の意志を破壊する。王桂霞さんはすでに80歳を超え、毎時毎刻、中共の鬼のような非人間的で人体の限界を超える折磨に耐え、3日後に心ならずも署名に応じた。もう一人の錦州学習者、王英華さんは7日間折磨され、便をズボンの中に漏らすほど限界に達し、受刑者が事前に用意した「五書」に心ならずも署名した。撫順の鄂玉芝さんも、刑務所の卑劣な強制下で転向を強いられた。中共は前代未聞の邪悪を総集し、数十年蓄積した政治闘争と人を整える経験をすべて学習者迫害に用いるため、学習者が受けた迫害は空前の邪悪さと惨烈さである。

　思想報告書の強要。転向を強いられた後、邪党刑務所は毎日思想報告書を書かせるが、自分の考えで書いてはならず、刑務所が指定した内容で書く必要があり、例えば大法を中傷し、師父を攻撃し、邪党と警官を称賛する内容などである。

　薬の強要。刑務所は王桂霞さんの血圧が高いのを口実に、毎日薬を強要し、飲まなければ言葉で攻撃する「偽の転向だ、科学を信じない」など。これは明らかに、刑務所が王桂霞さんに薬を飲ませるのは健康のためではなく、王桂霞さんはかつて重病に苦しみ、1994年に法輪功を修練し始めてから無病で体が軽くなり、30年以上薬一粒も飲まず注射も一回も受けず、家庭の負担を軽減し、会社と国に多大な医療費を節約した。

　学習者が刑務所で病状を示すのは、明らかに迫害を受けた結果である。刑務所が学習者に薬を強要するのは、多様な意図がある。一部は機会を利用して毒を下し、学習者の神経、身体、生命を毒害する。一部は罪悪を隠蔽する手段で、残忍に迫害し、全て犯罪の痕跡を抹消し、罪責からの逃れの口実を探す。邪悪な人は暴行を実施する一方で、優しさの仮面を被り、罪悪と血痕を隠蔽し、視聴を欺き、善良を騙し、「死者を救い、傷者を助ける」「人道的」の偽象を製造する。中共の狡猾さと卑劣さは極まりない。

ビデオ録画の強要。刑務所は所謂「転向」した学習者にビデオ録画を強要し、目的は侮辱的な保存と、所謂「転向」成果の強化・検査である。録画は主に十数問の問答で、「是」か「否」のみ答え、他の内容は禁止。大まかな内容は次の通りである。

姓名、性別、年齢、籍貫などの個人情報。

ここ刑務所に来て、何を学んだ？

ここで、誰が一番優しかった？

入所後、刑務所管理についての考えは？

入所後、警官の教育で、どんな収穫があった？　今後の予定は？

出所後、一番やりたいことは？

出所後、まだ気功を修煉する？

出所後、まだ活動に参加する？

誰かが資料を配りに来たら、どうする？

出所後、まだ法律を犯す？

出所後、どんな人間になりたい？

十二監区で、王桂霞さんは邪悪の録画に協力せず。

　2024年9月18日、王桂霞さんは女子刑務所の第十一監区は、年配者・障害者を拘禁するエリアに移され、出所まで迫害された。王桂霞さんは邪悪の無理な命令と要求に協力せず、犯人の名札を付けず、壁に向かって座らず、公然と功法を煉り、「真・善・忍」の基準で自分を律するなど。

　2025年3月、王桂霞さんは刑務所に厳正声明を提出　「2024年7月17日に女刑務所に連行された後、高圧強制下で、私が言ったこと、したこと、書いたこと、署名したこと、そして犯人が私に代わって書いた署名したものはすべて無効とする。法輪功は仏家上乗せ修持大法である。2011年中共中央弁公庁、国務院弁公庁、公安部が共同で発布した2003年第39号文書で認定された14種の邪教に法輪功はない。信仰は合法、迫害は有罪。師父の清白を返せ、大法の清白を返せ、大法弟子の清白を返せ」

　しかし、刑務所は王桂霞さんに録画への協力を強要し続け、さもなくば買い物、面会、電話、入浴などを許可しないと脅迫した。2025年4月、警官の陳琳は故意に王桂霞さんに電話することを許可しなかった。王桂霞さんが警官に尋ねると、陳琳は答えた。電話したいなら、録画してくれ、刑務所に申請して、出所前に息子に会わせるか、電話をかけさせる。王桂霞さんは脅迫を受け入れず、即座に「私はすべて放棄する」と答えた。

　 2025年4月13日、刑務所は王桂霞さんに強制迫害を実施し、手を上げて打ち、口を開いて罵り、複数回大法弟子を迫害した2人の犯人を配置し、録画を強要した。王桂霞さんは再び拒否。4月19日、警官は王桂霞さんの功法煉りを口実に、唯一の居場所であるベッドを解体し、年配者を監房内で立ったり座ったりする場所もなく、ベッドフレームの横の引き出しに身を寄せるしかなく、長さ約80cm、幅約40cm、高さ約20cm、毎日引き出し内に拘禁され、1週間続いた。

　2025年4月25日、刑務所警官は再び王桂霞さんに録画を強要し、一日4、5回があった。最初、王桂霞さんは警官に「私は協力できない、あなたたちと偽造するのは割ることを助長することで、あなたたちを加害することなります。私はあなたのすべての要求に協力したら、それはあなたたちが大法を破壊し、大法弟子を迫害した鉄証で、法輪功の長年溜まった冤罪が晴れ、名誉が回復される時、迫害に参加した者は自分で償うことになります。あなたたちは法律の裁きを受けます。本当の被害者はあなたたちだ。私はあなたたちが善良な人だと知っています、そんな場面を見たくないです」と言った。警官は「私たちは恐れない、仕事だ。2回目、王桂霞さんは年齢が高く血圧が高く、心拍数110超えで頭がくらくらして拒否し、警官は2人の受刑者に命じて引きずり、車椅子に押し込み、事務所に録画を強要した。王桂霞さんは身体が持たず、録画できなかった。3回目、王桂霞さんは迫害で血圧が高く、心拍数125に達し、警官は事故を恐れ、王桂霞さんを監房に戻した。4回目、午後3時半頃、警官は再び王桂霞さんを録画に呼び、2人の受刑者が車椅子に投げ入れ、王桂霞さんは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、法輪大法は正法だ」大声で叫んだ

　王桂霞さんは今年81歳、元錦州市紡織工場の退職者であった。若い頃、神経症、甲状腺機能亢進症、関節リウマチ、婦人科病、アレルギー性鼻炎、胃炎など、様々な病を患っていたため定期的な勤務ができず、長年60%の給与で在宅療養し、生存の望みも薄い状態だった。1994年4月5日、王桂霞さんは幸運にも錦州八一劇場で李洪志師父が直接指導する法輪功のクラスに参加することができた。法輪功の修煉により、数カ月の短期間で全身の病気が消え、無病で体が軽くなり、国に多大な医療費を節約した。

　王桂霞さんは法輪功真相を伝えるため、秘密裏に不当懲役4年の判決を受け、遼寧省女子刑務所で様々な拷問に苦しんだ。綿服を剥ぎ取られ裸足でコンクリート地上に4時間強制立位、小部屋への閉じ込め、殴打、毎日作業終了後に深夜12時まで罰蹲り、口に雑巾を詰め、テープで口を封じ、十字架状に縛られ連続10日間、ベッドから降ろさずトイレを禁止、革靴で蹴り、胸部をピンで刺す、髪を抜く、全裸（パンツ一枚だけ）、下半身・胸を蹴る、頭を水盆に押し込んで窒息、首絞め、体に冷水を噴射、拖鞋で打つ、乗って太陽穴を打つ、箒の柄で両手を打つ、テープで首を絞めるなど拷問迫害を受けた。

　2022年9月25日午後2時半頃、王桂霞さんは錦州市凌河区北湖公園で、善意で路人に瘟疫回避の良方を伝えていたところ、錦州市凌河区石橋子派出所の警官に連行され、同日午後7時、7～10名の邪党警官が王桂霞さんの自宅に押し入り、多大な私物を押収し、未だに明細書などの証明を出さない。王桂霞さんは看守所に連行され、不当体検で高血圧、脳梗などの症状が判明し看守所が拒否、邪党警官は諦めず、親族に連絡して保釈の手続きをし、保金2000元を強要した。王桂霞さんは自宅に戻ったが、邪党派出所の人員の監視を受け続け、親族に動向監視を脅迫、王桂霞さんと家族全員が恐怖に包まれた。王桂霞さん老人は自分と家族への迫害解除を望み、関係部門と人員に真相を説明、信仰の合法性と迫害の有罪を述べ、不当保釈の撤回、私物返還、迫害停止を要求したが、中共邪党警方は無視した。担当者は趙家鋤、王磊などだった。

　2023年7月、王桂霞さんは邪党凌海市検察院に不当起訴された。公訴人は李峰だ。2024年2月1日午後1時、錦州市凌河区石橋子派出所人員が自宅で王桂霞さんを連行、錦州市看守所に不当拘禁、所長は孫曉波だ。その後、中共凌海市裁判所が王桂霞さんに不当懲役1年3ヶ月、罰金2000元の判決。審判長は黄艶春だ。2024年7月17日、王桂霞さんは遼寧省女子第一刑務所に連行され迫害を続けた。

八十歳のおばあさん、単に善念で世人に乱世で瘟疫を回避し、命を守る良方を伝えただけで、中共の公安局・検察院・裁判所・という一連の暴力装置に狂ったように弾圧・迫害され、善良な老人に非人間的な心身の迫害を実施、中共は魔鬼に違いない。法輪功学習者の「真・善・忍」信仰を破壊するため、中共は悪の手段を尽くす。人間性の中の善良を破壊するため、中共は悪事を極める。中共の刑務所は実在の人間性を踏み躙る地獄で、法輪功学習者だけでなく普通の犯人にも同様の虐待・人性迫害を施している。なぜなら中共は悪魔だからだ。中共は「真・善・忍」を普遍的な価値観を持っているを敵と見做し、善を敵と見做し、生命を敵とみなしているのだ。刑務所はさまざまな邪悪かつ残忍な手段を用いて、過酷迫害を加えることによって学習者に「真・善・忍」を放棄させたのだ。中共の残忍さ、卑劣さは極まらない。

中国≠中共、炎黄の子孫≠マルクス・レーニンの子孫。自1949年、中共が政権を簒奪して以来、数十年間の政治闘争の実践で、全中国を世界最大最恐怖の人間地獄に変え、すべての中国人が、中共魔鬼の恣意的凌辱、欺瞞、奴隷詐取、殺戮に蒙っている。中国人は覚醒し、共産主義に騙された百年の悪夢から自覚的に脱しつつある。伝統に回帰し、民族の道徳根基を探し、中国人の覚醒は、中共悪魔のすべての嘘と暴力手段は暴露される。

　私たちは同心協力し、中共この悪鬼を共同に対抗し、中華の素晴らしい河山を取り戻し、悪魔の共産党のない新しい中国を共に迎えよう。