　【明慧日本2025年10月20日】（カナダ・トロント明慧記者の報道）カナダ・トロントの法輪功学習者（以下、学習者）で構成された天国楽団は10月13日、第57回キッチナー＝ウォータールー・オクトーバーフェスト感謝祭パレードに再び招かれて参加した。

　このイベントは、カナダ最大級のドイツ・バイエルン文化の祝祭の一つとして、さまざまなフロート（花車）や音楽隊の演奏、ダンスグループの演技が披露されている。午前9時半にパレードが始まり、その様子はカナダ・テレビジョン・リミテッド（CTV）によって生中継された。

　学習者で構成された天国楽団は、今年もトリを飾るプログラムとして登場した。10月の陽光の下、秋風が太鼓とトランペットの響きに寄り添った。天国楽団がリハーサルを行っている時から、すでに通行人が写真や動画を撮影していた。また、中国系住民の観衆の中には、天国楽団メンバーの伝統的な衣装をとても気に入り、写真を撮っていた人もいた。学習者はその人に、この楽団が学習者によって構成されていることを紹介した。

'图1～4：二零二五年十月十三日，加拿大多伦多法轮功学员组成的天国乐团应邀参加了基奇纳-滑铁卢慕尼黑啤酒节感恩节游行。' — 10月13日に開催されたキッチナー＝ウォータールー・オクトーバーフェスト感謝祭パレードで行進する天国楽団

　パレード責任者「天国楽団はパレードに大きな活力をもたらしている」

　グレイソン氏はパレードの責任者の1人であり、こう述べている。「私はパレード委員会の任務についてまだ20年たらずですが、天国楽団がここ数年間、ずっと私たちのパレードに参加してくれていることを知っています」

　「私は、楽団が本当にこのパレードに大きな活力をもたらしていると思います。鮮やかな色彩、そしてパレード全体のコースにおけるその堂々たる存在感が印象的です」

パレード責任者のグレイソン氏

　同時に、グレイソン氏は、天国楽団のメンバーがすべて学習者で構成されていることも知っているという。

　地元住民「天国楽団は今回のパレードで一番の楽団」

　トニーさんは地元の住民であり、家族と一緒に感謝祭パレードを観賞していた。天国楽団の隊列が通過すると、家族全員が拍手を送った。トニーさんはこう話した。「この楽団は本当に素晴らしい！　間違いなくナンバーワンです。今回のパレードで一番の楽団です」

　学習者がこの楽団のメンバーはすべて学習者であると紹介すると、トニーさんは「法輪功はどこから来たのですか？」と尋ねた。学習者は、法輪功はいまや世界中に広まっており、「真・善・忍」の原則に従って修煉していること、そしてオンラインで功法を無料で学べるサイトがあることを紹介した。トニーさんは「真・善・忍」に賛同し、チラシを受け取って感謝の意を表した。

地元の住民トニーさん

　アンナさんは看護師であり、家がパレードの沿道にある。彼女は「楽団の演奏は素晴らしく、とても統一感があります。それに、この衣装もすごく気に入りました。見た目も整っていて、本当に素晴らしいです」と語った。

看護師のアンナさん

　学習者はアンナさんに、この衣装は中国の伝統服であり、楽団で演奏しているメンバーはすべて法輪大法の修煉者であり、「真・善・忍」の原則に従って修煉していることを紹介した。

　アンナさんは説明を聞いた後、こう語った。「真・善・忍という三つの言葉は正しいと思います。これこそ、今の人々に必要なものです。もし人々がより多くの『他者への愛』を生活の準則にできれば、世界はもっと良いものになるでしょう。そして、『真』をもって自分や他人に接し、思いやりを持ち、他の人が経験していることを理解しようとすることは、とても大切なことです」

　インドからの移民、真・善・忍を称賛

　インド出身のラクシャイさんは、子どもたちに数学と理科を教えるオンライン教師である。彼は天国楽団の演奏をとても気に入り、天国楽団の演奏を初めて聞いたと話した。また、異なる文化が融合したこのパレードの雰囲気をとても楽しんでいると述べた。

インド出身のラクシャイさん

　楽団のメンバーはすべて法輪功学習者であり、「真・善・忍」の原則に従って修煉していることを知ったラクシャイさんはこう語った。「私はインド出身で、ヨガの経験も少しあります。私にとって『真』は、人々が前に進むために唯一役立つものです。嘘は偽りの方法でしか前に進めず、本当の意味で前進することはできません。だから、『真』は人を前に進める力があります。『善』は生活において必須です。誰もが知っている通り、他人に思いやりがなければ信頼関係を築くことは難しいです。信頼がなければ、何も成り立ちません」