　【明慧日本2025年10月22日】台湾、マレーシア、インドネシア、日本、韓国、香港、シンガポール、ドイツ、カナダ、アメリカなど各地から5000人を超える法輪功学習者（以下、学習者）が、10月18日午前、台北自由広場に集まり、毎年恒例の大書道活動を行った。今年のテーマは「大法輪図」と「法輪常轉」の四文字で、荘厳で平和なデザインは、学習者の正念と揺るぎない信念を表し、各国からの来場者を魅了した。

10月18日、約5,000人の学習者が台北自由広場で史上最大の法輪図と「法輪常轉」の4文字を形成

　文字の形成活動後、五つの穏やかな功法の集団煉功が行われ、「法輪大法好（法輪大法は素晴らしい）」や「師恩浩蕩謝謝師父（師のご恩は広大で深く師父に感謝します）」と書かれた横断幕を掲げ、李洪志先生への敬意を表した。

法輪の図形と「法輪常轉」の文字の航空写真

五千人の学習者が文字形成活動の後、集団で煉功を行った

学習者が横断幕を掲げて李洪志先生に敬意を表す

人々は展示されたパネル資料を見て、真実を知る

　台湾大法学会　人文字形成で信念の勇気と自由を表現

　「台湾で毎年行われる人文字形成の活動は、学習者が強大な勢力からの圧力に直面しながらも、平和、静寂、そして慈悲の心で暴力や虚偽に立ち向かってきたことを示しており、信仰の勇気と自由の尊さを世界に示しています」と台湾の法輪大法学会会長の萧松山氏は述べた。彼は、1999年7月20日以降、中共による法輪功への迫害は現在に至るまで止むことなく、海外にも及んでいると述べた。近年、国際メディアや人権団体は、中共による各国での国際的な弾圧を明らかにし、ソーシャルメディアを通じて虚偽情報を拡散し爆破や銃撃の脅迫で、神韻芸術団の世界ツアーを妨害しようとしたことさえあり、国際的な注目を集めている。

　「中共による迫害行為は、学習者が平和的かつ理性的な方法で迫害に抗い、正義と良心を喚起する尊さをより際立たせています」と萧松山氏は強調している。アメリカ、カナダ、オーストラリアや欧州議会は次々と法輪功を支持する法律や決議案を通過させ、中共に対して迫害の停止や強制的な臓器収奪の中止を求めている。彼は、台湾の人々にも法輪功についての真実を理解してほしいと願い、政府にも関連法案を後追いして中共の浸透を防ぐよう求めている。

　萧松山氏は、多くの人々が真実を知り、中共の迫害や弾圧に反対することは、学習者の信念の自由を支持するだけでなく、人権と自由という普遍的な価値を守ることでもあると考えている。

　台湾における法輪功の文字形成活動は今年で26年目を迎え、図像設計を担当する吴清祥さんは、今年の文字形成には直径66メートルを超える法輪の図形が取り入れられていることを説明した。この法輪の図形は法輪大法の象徴であり、その下には隷書体の金色で「法輪常轉」という4文字がデザインされている。この文字は1文字につき幅21メートル、高さ17メートルに達する。彼は「毎年の文字形成活動の壮観な様子がネット上に公開されていますが、中国のネットユーザーからは『なんて壮大で神聖なんだ』というコメントが寄せられます」と語った。

　吴清祥さんによると、今年の図像全体には、法輪功が中国の長春から発祥し、中国全土さらには世界に広まっていった歴史を象徴しており、現在では100カ国以上に渡って普及していることを意味していると語った。

　学習者の勇気を称賛し、彼らの継続を望む

　ペンシルバニア州から来て現在台湾で英語を教えているジョン・マイケルさんは、「このような文字形成活動は非常に重要です。この壮大な光景が世界と中国本土に対し、『中共の弾圧があっても、私たちはここにおり、存在し続け、これからも貫き通していく』という強いメッセージを送るのです」と話した。

　「真・善・忍」の精神について、彼は「現代社会は混乱しており、人々は『真・善・忍』の価値が失われたと思い込んでいます。しかし、この精神は実際には常に存在しています。ただ人々がそれを考えず、失われた価値に気づかないだけです。しかし、もっと多くの人が気づき、反省することで、その価値を取り戻すことができるでしょう」と述べた。さらに、中国の人々に向けて「目を開き、耳を傾けてください。周りには正しいことをしている人たちがいることに気付くでしょう」とメッセージを送った。

　ミネソタ州出身のエンジニアであるブレンダンさんは、「この文字形成活動は素晴らしいです。これによって、特に中共の迫害の状況下で法輪功についての認識が高まります。この活動は非常に平和的でありながら、文字形成に参加する人数の多さと、その視覚的なインパクトが素晴らしいです」と語った。

米ミネソタ州のエンジニアのブレンダンさん

　ブレンダンさんは、「現代社会において、より多くの『真・善・忍』の精神が必要であり、また言論の自由も求められる」と述べた。彼は、中国本土の学習者たちの勇気を称賛し、彼らが信念を貫き続けることを願っています。長年にわたる学習者の真実を伝える活動により、ますます多くの中国市民が真実を理解するようになっています。ブレンダンさんは中国の人々に対し、「中共政府が言うことを信じないでください。理性と論理で事柄を分析してください」と呼びかけた。

　カナダ出身のジョナサンさんは、「これほど多くの学習者を見たことがない」と驚き、複雑な文字形成活動を成し遂げる彼らに感嘆した。さらに、活動中の全員が非常に平和的で秩序を保ち立っていた様子に、「非常に穏やかな気持ちになりました」と語った。中共が法輪功を迫害していることを知ったジョナサンさんは強い衝撃を受け、学習者たちが信念を持ち続けることを願っていると話した。

　台湾市民現代社会には「真・善・忍」の精神が強く求められている

　撮影が好きな蔡さんは台北在住で、現場で文字形成の光景を真剣に撮影していた。彼は、台湾では法輪功が自由に学ばれ実践されている一方で、中国では臓器収奪などの迫害に直面している現実を知り、「中共のやり方はあまりにも信じがたい」と話した。その一方で、台湾には人権や信仰の自由があることを挙げ、それを大切にしなければならないと述べた。また、各地から集まった学習者たちがリハーサルなしで一度に文字形成を完成させたことについて、「本当に素晴らしい」と驚いていた。

台北の蔡さんが撮影現場で文字形成の光景を撮影

　蔡さんは「こんなに素晴らしい功法は、もっと多くの人々と共有するべきだ」と考えている。彼は、学習者たちの忍耐強さを全世界に示し、現在も中国で続く迫害に注目してもらうべきだと話した。

　偶然にも、同じく写真撮影が好きで、50年以上の経験を持つ倪さんは、ここ5～6年にわたり法輪功の文字形成活動を撮影してきた。彼は、「文字形成活動を撮影するのは、歴史の証人を残すため」であり、「毎回撮影するたびに異なる感動を覚える」と話した。今年の活動は、彼が撮影してきた中で最も暑い天候の中でのものだった。しかし、学習者たちが摂氏30度を超える酷暑の下、直射日光を浴びながら4時間以上も静かに活動している様子を見て、学習者の「忍」を深く感じ、心から敬服したと述べた。

写真家の倪さんは何度も文字形成活動を撮影、「真・善・忍」の精神を深く感じ取っている

　台湾南投出身の洪さんは、奥さんが法輪功を修煉しており、これまで文字形成活動の写真を見たことはあったが、今日初めて現場で実際に見て大変感動した。彼は「本当に壮観で荘厳、そして雄大だ」と感じ、法輪大法の素晴らしさを実感するとともに、学習者に深い敬意を感じた。洪さんによれば、奥さんは以前体調が非常に悪く、頻繁に医者に通っていたが、隣人の紹介で法輪功を修煉し始めてから、この20年ほど健康保険カードを使ったことがない。洪さんは、法輪功が奥さんに心身の健康をもたらしてくれたことに感謝していると語った。

文字形成活動を見て、台湾南投市の洪さんは深く感動した

　学習者が自由で民主的な台湾で毎年盛大な文字形成活動を行える一方で、中共がこのような善良な修煉グループを弾圧している現状を振り返り、洪さんは中共の権威的な統治の邪さを強く感じたと述べた。また、中共は台湾への浸透だけでなく、伝統文化を広める米国の神韻芸術団に対しても弾圧を行なっているとして、善悪を見極めるよう広く呼びかけた。

　世界各国の観光客、法輪功への関心を寄せる

　スペイン出身のアルトゥーロさんは中国の武術を愛好しており、台湾で開催される推手（すいしゅ）大会に参加するために台湾に来ていた。自由広場で練習していた際、偶然にも学習者による文字形成活動に遭遇した。アルトゥーロさんは、「これほど多くの人々が文字を形成するのは非常に壮観だ」と感じた。また、武術を学んでいる彼は、照りつける太陽の下で2時間静かに座るには強い意志が必要であることを理解しており、学習者の忍耐力に大変感銘を受けたと述べた。

　アルトゥーロさんは、現代社会では人々の心が腐敗し、さらにSNSが事態を悪化させていると嘆き、「いまの社会には『真・善・忍』の精神が非常に必要だ」と語った。中共による法輪功への迫害の実態を聞き、驚きを隠せず、現場で平和的に静座する学習者たちを見て「法輪功が悪いことをするはずがない」と感じた。さらに彼は、中国の学習者たちに「政治に惑わされず、自分たちがしたいことを続けてください」と気持ちを伝えた。

　また、メキシコ出身の夫婦、ラモンさんとアマリアさんは、本日の文字形成活動を見て非常に良かった語った。二人は東洋の修煉文化に大きな興味を抱いており、座禅や修煉を通じて心性を高めるという点が西洋医学とは異なり、非常に魅力的であると感じた。そのため、法輪大法を素晴らしいと感じ、自分たちも修煉を始めてみたいと思ったと言う。帰国後は、ウェブサイトで大法の書籍をダウンロードし、煉功点を探して修煉を始めたいと話した。

メキシコから来た夫婦、ラモンさんとアマリアさん

　コロンビアの首都ボゴタ出身のエリックさんは、毎週末ボゴタで法輪功の学習者たちが功法を練習しているのをよく見かけており、穏やかに修練しているその姿を好んでいたが、それ以上深く理解することはなかった。今回台湾を訪れた際、エリックさんはこんなにも多くの人々が法輪功を修煉していることに驚き、さらに強い日差しの下で、静かに何の騒ぎもなく修煉している姿に感銘を受けた。その精神は非常に貴重だと感じ、進んで資料を手に取り、帰国後じっくりと理解したいと思ったと話した。

オランダから来たヤーモンドさんは文字活動に感動し、中共の迫害に深く困惑した

　人々は法輪功の迫害反対を支持し、中共を非難する

　ジョンさんはカナダ出身で、1999年に学習者が迫害されていると言うニュースを耳にしたが、その時は信じられなかったので、深く考えることはなかった。今日は台湾で偶然、学習者たちが文字を形作る壮大な活動に出会い、中共の行為が非常に愚かだと感じた。「こうした善良な人々を迫害するなんて本当に馬鹿げている」と語った。

　また、イタリアから来た夫婦は、台湾滞在初日に文字形成の活動に遭遇し、とても驚き喜んで、さらに幸運だと興奮した。現場でインターネットを通じて法輪功の紹介を詳しく知り、興味を持った。そして、法輪功が中国では人数が多すぎることを理由に迫害されていると知り、信じられないと感じた。「これほど素晴らしい人々が中国で功法を行えないなんて、共産党のやり方は中国の学習者にとって本当に不公平だ」と語った。

イタリアから来た夫婦は、中共が善良な人々を迫害していることが、信じられないと感じた

　アメリカから来たキャサリンさん一家三人は、法輪功の文字形成活動を熱心に見学した。キャサリンさんは以前、法輪功のパレードを見たことがあり、真実をある程度理解していたが、それ以上深く調べようとはしなかった。今回、功法を無料で学び、実践できることを初めて知ったため、さらに興味を持ち、インターネットで調べたいと考えている。彼女は共産党がこの静かで平和に功法を行う団体を迫害していることに対し、本当に受け入れられないと述べた。

アメリカから来たキャサリンさん一家三人

　ライアンさんはカリフォルニア出身で、ワイン会社のオーナー。台湾旅行の2日目に偶然、学習者の活動に遭遇した。彼は中国に多くの異なる気功があることを知っており、その中には法輪功も含まれていて、以前から興味を持っていた。しかし、今日の活動を見たことで、もっと詳しい情報を知りたいと思い、功法の実践を始めた。ライアンさんは法輪功迫害の事実を知っており、共産党は邪なものであると理解していた。

　また、韓国から来た若者たちのグループも法輪功について自発的に質問をした。彼らは現場で素晴らしいエネルギーを感じ取った。以前から中国の迫害が良くないことは知っていたが、今日は現場でこのように平和的な光景を直接体感したことで、中共による迫害がいかに理不尽な行為であるかをさらに感じたと述べた。