　【明慧日本2025年10月24日】中国の伝統楽器である腰太鼓は千年近い歴史を有し、東南アジアに広く伝わり、アジアの伝統文化の一つと称えられている。法輪功学習者（以下、学習者）で構成される腰太鼓隊は2022年の結成以来、多くの地域のイベントに積極的に参加し、より多くの人々に中国で起きている法輪功への迫害の実態を伝えている。

　学習者は10月4日と19日、関西の二つの都市で行われた祭りに参加した。学習者は「法輪大法　身心ともに健康になる気功修煉法」と書かれた横断幕をステージに掲げ、力強く躍動感あふれる腰太鼓の演奏を観客に披露した。

　10月4日、腰太鼓隊は大阪府箕面市の「第40回箕面まつり」に参加した。今年のテーマは「世界へ届け！笑顔あふれる箕面まつり！！」であった。当日は小雨が降り続いたものの多くの来場者を惹きつけ、祭りの開催場所である芦原公園には、たこ焼き、焼きそば、かき氷などの約80店の屋台が並び、祭りの様々な催し物で多くの子どもたちが楽しんだ。

　関西腰太鼓隊は、午後3時30分からステージで『法輪大法は素晴らしい』『三退』などの曲に合わせて腰太鼓の演奏を披露した。演奏された全ての曲に対して、楽曲の演奏が終わるたびに会場の観客から割れるような拍手が送られた。

「第40回箕面まつり」のステージで演奏する関西腰太鼓隊

「第52回堺まつり」のステージで演奏する関西腰太鼓隊

腰太鼓の演奏を観賞する観客

演奏後、別のチームが腰太鼓隊に拍手を送り学習者と握手をしながら友好的な交流を交わす

　10月19日、腰太鼓隊は大阪府堺市の「第52回堺まつり」にも参加した。堺まつりは堺東駅から堺駅までの東西約2キロメートルの通りが舞台となった。鉄砲の演奏、ふとん太鼓の担ぎ合い、利休の故郷での大堺茶会、ステージパフォーマンス、展示、グルメ、体験型イベントなどが行われ、非常に豊かな堺の伝統文化が充実した形で紹介された。

　関西腰太鼓隊は当日午後1時30分、堺市役所前のステージに登場した。『法輪大法は素晴らしい』『喜慶』などの曲に合わせて腰太鼓を演奏し、リズミカルで心地よく、聞く人を元気づける太鼓の音が会場の観客を魅了し、熱烈な拍手を浴びた。