文／遼寧省の大法弟子

　【明慧日本2025年10月26日】ここで私が法輪大法の真相を伝え人を救い、家庭で試練を乗り越えた修煉体験を同修と交流したいと思います。

　三つのことをしっかり行い、多くの人を救う

　私は最初、大法の真実が載っている卓上カレンダー十数冊を毎日家具店や朝市、市場などの店舗に持っていき、彼らに「家に帰って中の内容を見てください」と伝えました。当初は大法の真実を伝えましたが、受け入れる人は少なかったのです。翌年、家具店に再びカレンダーを配りに行った時、真実を伝えるのはずっと容易になりました。私がパンデミックの状況、天災人禍、共産党の腐敗について話すと、皆が三退（中国共産党組織からの脱退）しました。私は法輪大法の文言が書かれたカードを渡して「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と唱えて平安を守れるように伝えました。毎週、同修の家に50冊以上のカレンダーを取りに行き、帰宅時には師父に、エレベーターに誰もいないよう、家族にも見られないように入るとお願いしました。家族は修煉していないからです。奇跡は何度も起こり、エレベーターに誰も乗っていませんでしたし、家族も私が大量のカレンダーを持って帰るのを一度も見たことがありません。こうして今まで無事に続けてこられました。

　小さなスーパーで大法の真相を伝えている日、あるおばさんが野菜を買って、1角足りなかったのを見かけて、私は「私が1角あげましょう」と言うと、彼女は「お互い知らないのに、本当に申し訳ありません」と言いました。私は「大丈夫ですよ、1角なんて大したことありません。他の人にも時々あげることがありますよ」と言いました。それから、彼女に大法の真相を伝え、社会の変化、疫病、天災人禍について話しました。彼女は喜んで三退をしました。私は彼女に大法の文言が書いてあるカードを渡し、「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と唱えれば、安全が守られると言いました。

　ある日、市場に出かけて、野菜を買うおじさんを見かけ、「こんなにたくさん買われて、ご家庭で料理をなさるんですか？」と聞くと、「そうです」と答えました。私は「料理するのも身体の鍛錬になりますね」、「今、偽ワクチンで突然死する人がどれだけいるかご存知ですか？」と尋ねると、彼は「共産党はひどすぎます。金儲けのためなら、民衆の生死なんて構わないんです」と言ったのです。「天が共産党を滅ぼそうとしています。党の組織に入っていたことはあるのですか？」と聞くと、「ありました」と答えました。「偽名を作って共産党を脱退しましょうか？」と尋ねると、「いいですね」と答えました。

　ある寒い日の朝市で、鼻水を垂らしているおじさんを見て、私はティッシュを渡して拭くように勧めました。彼は「ありがとうございます」と言い、私は「どういたしまして」と返しました。続けて「今は若者の失業率が高く、女性の定年は55歳、男性は63歳まで延びています。汚職官僚が数千億も横領していますが、それらは全て庶民の血税ですよ。偽ワクチンでどのくらいの人が死んだですかね！」と話しました。彼は「共産党は悪すぎます」と言いました。私は「共産党や青年団に入りましたか？」と聞くと、彼は「青年団に入りました」と答えました。私は「脱退すれば安全です」と言うと、彼は「了解です！」と言いました。

　また、ある日の朝市で農家がほうれん草を売っていましたが、もう閉店時間で、私は2元のほうれん草を買いました。私は「今は野菜を売っても大した儲けになりませんね」と言うと、彼は「今は種も高いんです」と言いました。私が彼の年齢を尋ねると、74歳だと答えました。私は「私と同い年ですね。今、天災人禍が多すぎます。地震、洪水、海水逆流など、どのくらいの人が亡くなったかな」と嘆きました。続いて「共産党や共青団、少年先鋒隊に入ったことがありますか？　脱退すれば、安全ですよ」と言うと、彼は「信じません」と答えました。私は「信じませんと言っても、青年団に入る時、『共産主義のために生涯を捧げる』と誓ったんですよね。今や天がそれを滅ぼそうとしています。あなたもそれに縛られてはいけません」と説得しました。そして「『興隆』という偽名で脱退しようか？」と提案すると、彼は「よし！」と即答しました。

　常人の観念を打ち破り、パソコンを学ぶ

　私たちの学法グループでは、以前、他の同修が明慧ラジオをダウンロードして私たちにくれました。私たちは三退の名前を同修に渡していました。私は「同修に迷惑をかけている。いつも同修に頼っているわけにはいかない」と思い、自分でパソコンを買って明慧ネットにアクセスしようと決めました。パソコンは手に入れたものの、ピンインをうまく入力できず、三退の名前にピンインが必須なので焦りました。家族は反対し、私が資料を作ることを怖がっているようです。結局、私はパソコンを同修に渡しました。

　しばらくして、「こんなに難しいことか？　もっと努力してピンインを覚えればいいだけだ」と、私は考え直しました。そこで再びパソコンを取り戻しました。覚えるべきことを紙に書き出し、繰り返し学習しました。努力は報われ、師父の加護のもと、ついに明慧ネットにアクセスでき、明慧ラジオをダウンロードして『師恩を偲ぶ』、『神伝文化』をダウンロードし、同修に聴かせることができるようになりました。ある同修は小型ラジオに神伝文化のカードを挿入し、人々に聞かせています。時々ネットに接続できないと、自ら心性を省み、師父の加護を求めると、ネットが繋がるようになったのです。

　家庭で心性の関を乗り越える

　夫は数十年間佛の経を念じており、毎日リビングで十数分間念じていました。以前は気にしていませんでしたが、ある時期、私が静功を煉っている時、夫は金剛経を唱え始めました。私は心を落ち着けて静功ができませんでした。私は「お経は自分の部屋で唱えてください。リビングで唱えると私の煉功の妨げになるの」と言いました。夫は「無理だ」と言いました。私は「私の煉功が終わってから、あなたが唱えれば良い」と言いましたが、夫に「お前が煉功する時間を変えろ」と言われました。私は「無理だ」と言い返しました。私たちは言い争い、長い間この問題は解決しませんでした。

　私の家は学法グループになっています。私は夫のことを同修に話しました。同修は「これがあなたの修煉環境です。師父が必ず清めてくださいます」と言いました。当時、私は悟れず、「大法弟子に私のような修煉環境があるはずがない。一家で二つの法門を学び、しかも家には佛教の本もたくさんある。夫が毎日お経を唱えるのに、どうやって清められるというの」と言い返しました。そして、私は、家を借りたいと思いました。

　ある日、私が家探しの電話をしていると、夫はそれを聞いて激怒し、「出て行くなら二度と戻ってくるな」と言いました。私は「あなたが決めることじゃない」と言い返しました。私は心を静めて自己を見つめ直しました。毎日『轉法輪』を二講ずつ学んでいても、法を学ぶだけで法を得ておらず、着実な修煉ができていなかったのです。怨む心、闘争心、自己中心、言わせない心、強引な心、党文化、口を修めないこと、顕示心、嫉妬心、善でない心などを探し出しました。

　それから、私はより多くの法を学び、悪い心を取り除き、自分自身を変え、家族に優しく接するようになりました。家事を多くこなし、毎日夫に「何を食べたい？」と、小さく優しい声で尋ね、夫の給料も受け取らず（私の給料だけで十分でスケジュール）、夫のことをより多く考えるようになりました。今では家庭環境が変わり、夫は私が功法を煉り終えるのを待ってから、自分の経を唱えるようになりました。

　今後の修煉では、自らを着実に修め、三つのことをしっかり行い、師父の救い済度に背かないようにします。

　不適切な点がありましたら、同修の皆様のご慈悲な指摘をお願いいたします。