　【明慧日本2025年10月28日】（ニュージーランド明慧記者の報道）10月18日（土）、ニュージーランド・オークランド南区パパトエトエは活気に満ち溢れており、地域のコミュニティ文化広場で年に一度のディーワーリー祝典が盛大に開催された。ディーワーリーはインドコミュニティにとって重要な祭であり、「光が闇を照らし、善が悪に勝つ」ことを象徴している。

　今回のディーワーリー祝典は、地元政府の支援を受け、複数のコミュニティ団体が主催した。法輪功学習者（以下、学習者）による華やかな演技は来場者に歓迎され、感謝状も授与された。

10月18日、オークランド南区パパトエトエで開催されたディーワーリー祝典で、功法を披露している学習者

ディーワーリー祝典で龍の舞のパフォーマンスを披露する学習者

腰太鼓の演技を披露する学習者

主催者から学習者に送られた感謝状

　法輪功と中国共産党は、光明と暗黒の対比である

　銀行員のシェリーン・モハンマドさんは法輪功のブースを訪れ、学習者が示す平和と善意に深い印象を受けた。

　法輪功が提唱する「真・善・忍」の原則について紹介されると、シェリーンさんはためらうことなく答えた。「もちろん支持します！　真・善・忍は子どもにとってもとても大切です。私たちの文化でも大切にされている価値観の一つですし、法輪功はそれらの美徳をより良い形で実践する方法を教えてくれました」

法輪功を支持しているシェリーン・モハンマドさん

　シェリーンさんは、すでに功法の学習方法とウェブサイトのリンクを受け取り、さらに功法や坐禅について理解を深めたいと言った。「とても有益だと思います」と話すシェリーンさんは、「これまで出会った学習者は皆、とても親切で温かく、誠実さと静けさを感じさせてくれます」と話した。

　中国共産党による法輪功への迫害について語る際、シェリーンさんは懸念を示した。「中国では、修煉をして坐禅したり神を信仰したりしているだけで、政府に迫害され、さらには殺害されたり、生体臓器摘出して金を儲けしていると聞きました。それは本当に恐ろしいことです。私たちは世界の平和を必要としています。人間性を尊重し、すべての人の信仰、文化、そして家庭を尊重すべきです」

　またシェリーンさんは、この日はディーワーリーのお祝いの日であり、展示エリアに並べられた蓮の花の飾りが、インド文化で純粋さと神聖さを象徴する花と共通していることに気づいたという。「蓮の花は富の女神ラクシュミーが座る花です」と話すシェリーンさんは、「私たちの文化では、蓮の花は純潔と善良の象徴です。そして法輪功の展示エリアにある蓮の花も、清らかな心と善の力を表しています。とても美しい響き合いだと思います」と語った。

　最後にシェリーンさんは微笑みながら。「私は『真・善・忍』は善を表し、中国共産党は悪を表していると思います。これは光明と暗黒の対比です。もっと多くの人が真実を知り、世界が平和と善意に満ちることを願っています」と述べた。

　龍の舞や腰太鼓の演技が、中国文化の美しさを現す

法輪功の「真・善・忍」の原則を称賛するカランさん

　当日、青い飛龍が太鼓のリズムに合わせて舞い、吉祥と活力を象徴している。続く腰太鼓は華やかな伝統衣装に身を包み、足並みをそろえて軽快に動き、力強い太鼓の音が祭りの喜びに満ちた雰囲気を一層盛り上げている。人々は次々とスマートフォンを取り出して写真や動画を撮り、多くの人が「色鮮やかでエネルギーに満ちている」と称賛した。

　インド出身のカランさんは、演技を観賞した後、腰太鼓の演目について次のように話している。「とても素晴らしいです！　色彩も衣装も、ひとつひとつの動きもすべて完璧に調和しています。私はさまざまなイベントで彼らの演技を見てきましたが、毎回とても印象的です」

　カランさんは法輪功が提唱する「真・善・忍」の原則を称賛した。「これらの価値観は素晴らしいです。私たちインド文化の精神理念と共通する部分があり、私にとってとても共感できます」

　坐禅は人を平和にし、「真・善・忍」は尊敬に値する

「孫たちも「真・善・忍の価値観を学んでほしい」と話すジョンさん

　定年前にニュージーランドでバス運転手をしていたジョンさんは、法輪功をとても支持しており、時折坐禅も行っているという。ジョンさんはこう語った。「坐禅をしていると、とても気持ちが良く、とても落ち着きます。多くのことを思い出す一方で、多くのことを手放すこともできます」

　中国共産党が法輪功を迫害し、さらには生体臓器収奪しているという事実を聞いて、ジョンさんはとても衝撃を受けた。「それはとても恐ろしいことだ！　絶対にあってはならない。臓器提供は自発的であるべきで、人を殺して臓器を取ることはできません。そんなことをする者は法の裁きを受け、罰せられなければなりません」と話した

　ジョンさんはこうにも語っている。「中国では人々に自由も人権もありません。私たちはニュージーランドで自由がありますが、彼らにはありません」。そして、より多くの人々に法輪功迫害の実態を知ってもらうことがとても重要だと考えている。「私たちはずっと話し続け、すべての人に知らせるべきです。そうすれば状況は変わるでしょう」と述べた。

　ジョンさんは、この情報を家族や友人に伝えたいと語り、特に孫たちに「真・善・忍」の価値観を教えたいと話した。「彼らに誠実さ、優しさ、そして寛容を教え、善良な人間になってほしいのです」

　真・善・忍は道徳を高め、心の負担を軽くする

法輪功を学びたいと考えているダビンダーさん

インド出身のダビンダーさんは、法輪功を学びたいと話した。その理由について彼女は、「精神的なストレスを和らげ、心を落ち着かせることができるからです」と述べた。

　ダビンダーさんはこう語った。「法輪功は『真・善・忍』を教えています。もしすべての人がこの教えに従って行動できれば、社会の道徳水準は向上し、犯罪なども減ると思います」

　ダビンダーさんはかつて教師をしており、現在ニュージーランドに暮らして一年半になる。彼女はこう述べている。「『真・善・忍』の価値観は子どもたちにとって特に大切です。小さいころからそのように教えるべきだと思います」

　ダビンダーさんはリーフレットを受け取り、笑顔で「ありがとう、ありがとうございます！」と感謝の言葉を述べた。