　【明慧日本2025年10月29日】近年、インドの法輪功学習者（以下、学習者）はインドの遠隔地を訪れ、村の学校や村民に法輪功の功法と法輪大法の「真・善・忍」の原則を紹介している。長年にわたり学習者が訪れた地域の中で、ある人が学習者に北インドのキナウルで法を広めるよう勧めた。2025年3月から6月にかけて、気候が穏やかで移動条件が比較的良い時期に、学習者はヒマーチャル・プラデーシュ州の山岳地帯を訪れ、現地のコミュニティを回った。

　キナウル渓谷はヒマーチャル・プラデーシュ州北東部の西ヒマラヤ地域に位置し、東側はチベットと接している。ここはヒンドゥー教と仏教が融合した豊かな文化で知られている。現地の住民はチベット・ビルマ語族の言語を話し、モンゴロイドおよび地中海人種の特徴を併せ持つ外見をしている。

　ある女性学習者が、現地の学校や地域団体と連絡を取り、法を広める活動を開催した。その学習者は法輪大法を紹介し、中国で中国共産党による法輪功迫害の実態を伝える書籍、雑誌、チラシ、しおり、ポスターなどの資料を持参した。

　今回の旅では、学習者は13校の学校と1つの児童ボクシングクラブで法輪大法の講習会を開き、レコン・ペオ（Reckong Peo）、サングラ（Sangla）、ニチャル（Nichar）、チトクル（Chitkul）、ポンダ（Ponda）などの地域を訪れた。

インドの西ヒマラヤ地を訪れ、法輪功を紹介し無料講習会を行った

　学習者はインドの西ヒマラヤ地域の13校を訪れ、教師と生徒に法輪功を紹介し、功法の無料講習会を行った。現地の住民は法輪大法に出会ったことを大変喜び、さまざまな方法で感謝の気持ちを表した。

　元教育者「子どもたちに『真・善・忍』を教えることが最も大切です」

　レコン・ペオで、ある学習者はヒマーチャル・プラデーシュ州の別の地域から来た79歳の男性に出会った。彼は退職前、長年教育に携わってきたベテラン教育者だった。学習者がいくつかの学校で法を広めていることを聞き、彼は法輪大法の価値観に深い敬意を示した。

　この元教育者はこう語った。「私は40年以上教育の仕事に携わり、多くの学校を管理してきましたが、自分では何も成し遂げていないと感じています。あなた方がしていること、『真・善・忍』を広めることこそ、本当に大切なことです」

　学校では、生徒も教師も積極的に法輪大法の講習会に参加し、功法の実践にも挑戦した。多くの子どもは「法輪大法は素晴らしい！（中国語ではファールンダーファーハオ！）」という言葉を覚え、この言葉で学習者にあいさつをした。教師らもまた、学習者がここに来て、生徒に素晴らしい価値観を伝えてくれたことをとても喜んだ。

　功法を学んだ後、多くの生徒が「心の中に深い平和と幸福を感じた」と話した。

　校長「今後も再び協力できることを願っています」

　この地に法輪大法を伝えてくれた学習者への感謝の気持ちを表すために、複数の校長が学習者に感謝状や証明書を授与した。

　この地域のある公立学校の校長は、学習者の講習会を高く評価し、次のように述べた。「法輪功学習者の献身的な姿勢と熱意、そして明確な紹介と功法の実演により、法輪大法の理念が理解しやすく受け入れやすくなりました。生徒たちはとても熱心で、功法の学習にも強い関心を示しています。私たちは、この講習会が彼らに貴重な知識を提供し、修煉と自己向上への理解を深めることができていると確信しています。このような活動は、生徒の視野を広げ、包括的な教育手法を刺激する上で重要な価値を持ちます。将来、再び協力できることを願っています」

　もう一つの学校の校長も、学習者が正しい価値観を広め、中共による法輪大法への迫害に人々の関心を喚起していることに深く感謝しているという。

　この学校の校長は感謝状に次のように書いている。「皆様が真・善・忍という普遍的原則を重視する法輪大法という深遠な修煉法を広める努力には、深い敬意を表します。また、法輪大法修煉者が人権迫害を受けている現状、特に中国で依然として続くこの迫害に対し、世界中の人々の関心を喚起するために揺るぎなく尽力されていることに、私たちは大変感謝しています。皆様のような組織がこれらの重要な問題を継続的に明らかにすることは、世界各地の人々が理解を深め、善を広めるうえでとても重要です」