　【明慧日本2025年10月30日】スペイン・マヨルカ島の「大地」市場に10月18日と19日、法輪功学習者（以下、学習者）はブースを出展した。ブースでは法輪功の功法を紹介し、法輪大法の素晴らしさと、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を伝える活動を行なった。地元住民や観光客はブースに立ち寄り、多くの人が法輪功の功法を学んだ。中には何度も訪れて煉功を続ける人もいた。また『轉法輪』の書籍を購入し、帰宅後に煉功拠点を探して学習し続けたいと話す人もいた。

スペイン・マヨルカ島の「大地」マーケットで中共による法輪功迫害の実態を伝える

　このイベントは町の旧市街で開催され、マーケットのテーマは「地元の特産品と伝統文化」となっており、ソーセージやチーズ、はちみつなどの伝統的な食べ物のほか、手工芸品や古い農具の展示も行われた。法輪功のブースは、イベントに東洋の色彩と要素を添えている。地元住民や観光客は法輪功に関心を示し、親しみを持ってブースを訪れた。

　地元住民や観光客は法輪功を好む

　穏やかな煉功音楽と、ゆったりとした円やかな功法の実演も通行人の注目を集め、とくに子どもたちに喜ばれた。多くの子どもがブースに駆け寄り功法を学び、何度も煉功に参加する子どもや、なかなか帰りたがらない子どももいた。

'图5～8：舒缓悠扬的法轮功音乐和”缓、慢、圆“的功法展示，吸引着路人观看，不少人现场学功。'

多くの人が、その場で煉功の練習を行なった

　マリアさん地元住民であり、友人の紹介で法輪功のブースに訪れ、その場で功法を学んだ。彼女は学習者に、東洋文化に興味があり、普段から坐禅や瞑想をしていることを話した。法輪功のドキュメンタリーをオンラインで見たこともあるという。功法を学ぶ過程で、特に「叠扣小腹（手のひらをお腹のところで交差する動作）」で手が熱くなるのを感じ、これは他の功法では経験したことがなかったという。マリアさんは『轉法輪』を購入し、自宅でしっかりと学ぶつもりだと話した。

　若い女性のフロールさんはアルゼンチン出身で、巡回サーカスの出演者である。彼女はブースの前を通りかかると、特に考えずにすぐに功法を学んだ。坐禅を終えて学習者と交流しているとき、フロールさんは思わず涙を流した。理由を尋ねると、彼女はこう語った。「なぜあなたたちと話していると泣けてくるのか、自分でも不思議です。スペインではほとんど泣いたことがありません。以前、さまざまな修行を試し、体の痛みを感じないように模索してきました。この数日少し不安な気持ちでした。今日は気分転換のために散歩に出かけたのですが、煉功をした後、心が落ち着きリラックスした気分になり、涙が出てきました」

　フロールさんはこう話している。「なぜ坐禅や瞑想でこんなに感動するのか、自分でもよく分かりません」。彼女は、アルゼンチンに戻ったら現地の煉功拠点で煉功を続けるつもりだと述べた。

　「この法輪功は本当に不思議です！」

　インマさんはグラナダ出身で、現在インカに住んでいる。彼女は学習者から法輪功の功法や書籍についての説明に熱心に耳を傾け、これが法輪功について初めての知識であり、大変興味を持った。当日は時間がなく功法を学ぶことはできなかったが、『轉法輪』を購入し、帰宅後にこの東洋の修煉法をさらに探求することを決めた。

　アルゼンチン出身のマリアさんと母親、息子がブースの前を通りかかった。3人は気功に強い関心を示した。学習者が1990年代の中国で法輪功がとても人気であり、約1億人が修煉していることを紹介すると、3人はすぐに功法を学び始めた。功法を練習する過程で、3人は心地よさとリラックスを感じた。

　イベントの終了間近、かわいらしい子どもが自らブースに駆け寄り、学習者と一緒に坐禅をした。この子の祖母はその様子を見て、驚きながら学習者にこう話した。「普段はやんちゃでじっとしていられない子なのに、ここではこんなに長く坐禅を続け、まだ帰りたがらない。法輪功は本当に不思議です！」