　【明慧日本2025年11月1日】遼寧省盤錦市の法輪功学習者・孫健さんは、2024年4月13日に錦州市で連行・拘禁され、濡れ衣を着せられ起訴された。同年10月15日、彼は凌海市裁判所による不当な裁判にかけられ、不当に懲役5年の判決と罰金7,000元（約15万円）を科された。現在、孫さんは錦州刑務所に不当に収容されている。

　最近、家族が刑務所に面会に行った際、孫健さんは非常に痩せ細り、衰弱している様子だった。

　孫健さん（男性、現55歳）は、元々盤錦市盤山県の農業銀行に勤務していた。1997年に法輪大法を修煉し始めてから、心身が健康になった。

　彼は元々、中学教師の妻と活発で利発な娘を持つ、幸福な3人家族で、生活に何の憂いもなく、和気あいあいと暮らしていた。しかし、1999年7月に中国共産党と江沢民集団が法輪大法に対して弾圧を開始して以来、孫健さんの父母や妻は度重なる悪質な警察官からの脅迫、恐喝、嫌がらせに遭った。一家は身体的・精神的な苦痛、名誉毀損、経済的損失など、多方面で拷問と破壊に苦しめられた。その結果、元々平和だった家庭は、いわれのない打撃に耐えきれなくなり、妻は孫健さんと離婚。温かい小さな家庭は、中国共産党という暴徒集団によってこのように引き裂かれた。

　これまで孫健さんは、頻繁な嫌がらせや連行に遭ってきた。彼は過去に不当な労働教養を2回（合計2年間）、不当な懲役を4年間科され、拷問を受けた。

　2011年に本渓威寧労働教養所を解放された後、生活は正常に戻るはずだった。しかし、2015年11月、元凶である江沢民を控訴したことが原因で、孫健さんは再び嫌がらせを受けた。

　2017年8月、孫健さんが自宅で古い家屋の修繕をしていた際、地元の公安警察が再度、不当に自宅へ押しかけて嫌がらせを行った。この終わりのない迫害に直面し、孫健さんは2017年に錦州へ出稼ぎに出た。

　2024年4月13日午後3時頃、錦州の法輪功学習者・張雅明さんと、そこに訪問に来ていた孫健さんが同時に連行された。張さんと孫健さんの住居は不当に家宅捜索され、大量の私物が押収された。

　2024年10月15日午後2時、凌海市裁判所は、錦州の張さんと孫健さんに対し不当な裁判を実施した。審理は約1時間続き、その場で判決結果は発表されなかった。11月14日、孫健さんと張さんに対して不当な判決を下した。孫健さんに不当に懲役5年、罰金7,000元。張雅明さんに不当に懲役2年、罰金5,000元の不当判決だった。