文／中国遼寧省の大法弟子

　【明慧日本2025年11月5日】2024年3月、実家の兄は咳が止まらず、発熱や風邪の症状が続いたため、省政府所在地の病院で検査を受けたところ、肺がんと診断されました。兄は糖尿病を患っており、毎日3回インスリンを注射し、さらに糖尿病の薬も服用していたため、体は非常に衰弱していました。病院に入院しましたが、血糖値がなかなか下がらず、20日以上経ってようやく肺がんの手術が行われました。家族は、医師から肺の一葉を全て切除したことを告げられました。

　兄夫婦の家は5階建ての建物の5階にあり、退院後に帰宅した際、兄は1階上るごとに休まなければならなかったのです。絶え間ない咳と極度の体力低下のため、部屋に入ったときにはもう立っていられないほどでした。兄夫婦は当初、ただ健康診断のつもりで病院へ行っただけで、このことを家族には知らせていませんでした。

　私が兄の病状を知った後、師父の説法の録音テープと功法を教えるビデオを持って行きました。そして兄に「毎日師父の説法を聞いて、師父の教えに従って煉功すれば、きっと良い変化と収穫が得られる」と伝えました。

　兄は毎日、師父の説法を聞き、師父の功法を教えるビデオに合わせて途切れることなく煉功しました。数日後に再び兄の様子を見に行くと、家族も私も、兄の咳が明らかに減り、体の虚弱さも和らいでいるのに気づきました。私は兄に言いました。「兄さん、毎日心を込めて『法輪大法はすばらしい』、『真・善・忍はすばらしい』と念じて、毎日師父の説法を聞いて煉功してください。まずは師父の功法を教えるビデオに合わせて一通り功法を煉り、できれば一日に2回煉功した方がもっといい」と伝えました。

　さらに数日後、再び兄の様子を見に行くと、咳もずいぶん減り、顔色も良くなり、体も少し丈夫になっていました。兄は私にこう言いました。「今は毎日師父の説法を聞き、師父の功法を教えるビデオに合わせて、朝と夜にそれぞれ一回ずつ煉功しています。体の調子がずいぶん良くなり、足にも力がつきました。階段を上るときも途中で一度休むだけで上れるようになり、咳もほとんど出なくなりました」

　私は兄に言いました。「今の体の変化はとても大きいけれど、もし毎日心を込めて師父の説法を聞き、師父の功法を教えるビデオに合わせて昼にもう一度煉功すれば、一日に3回煉功したことになり、さらに良くなる」。兄は笑ってうなずきました。

　私はさらに「お嫂さんも『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてみてください。兄さんにとってもいいと思う」と言いました。兄は言いました。「僕のために念じる必要はありません。あなた自身のために念じてください。僕は生きた証人です。あなたが毎日、心を込めて念じれば、大きな変化があるでしょう」

　1年が過ぎ、兄は煉功音楽に合わせて煉功できるようになり、体には大きな変化が現れました。顔色は健康な人と同じになり、咳も止まり、階段を上がっても息切れせず疲れも感じません。物を持っても一気に五階まで上がれるようになり、体重も10数キロ増えました。,

　兄の変化と受けた恩恵は、改めて大法の不思議さと偉大さを実証してくれました。千の言葉をもってしても、今の私たちの心情を十分に表すことはできません。私たちは師父をさらに信じ、大法をさらに信じるようになりました。