　【明慧日本2025年11月5日】（ニュージーランド明慧記者の報道）ニュージーランド2025年「法輪大法修煉体験交流会が11月2日、オークランドで盛大に開催された。15人の法輪功学習者（以下、学習者）が、真・善・忍の原則に基づき、自己を絶えず正し、さまざまな執着心を取り除き、精進し、衆生を救い、師父の法を正すことを手伝い、歩んできた道のりを分かち合った。同時に、彼らは修煉の道における師父の限りない恩恵と慈悲深い配慮を感じ、師父と大法への感謝の念は言葉では言い表せないという。

'图1～2：二零二五年十一月二日，新西兰法轮大法修炼心得交流会在奥克兰隆重举行。'

11月2日、オークランドで開催されたニュージーランド法会

ニュージーランド法会で修煉体験を発表する学習者

　正念で恐れを打ち破り　職場で神韻を紹介した体得

　昨年（2024年）、神韻芸術団のプロモーションが始まってから、ニクニル・ゴヴィンドさんはずっと自分の会社で神韻公演を紹介したいと考えていた。彼の住む都市ではこの年、神韻公演は行われなかったが、本社の幹部たちは公演のある都市にいるため、ゴヴィンドさんはぜひ彼らに神韻を観てもらいたいと思っていた。しかし、自分から幹部にお願いすることを考えると、強い恐れの心が湧き上がった。

　会社の最高経営責任者（CEO）と幹部が12月に職場に来てくれることを知ったニゴヴィンドさんは、正念を絶えず発して妨害を取り除き、心の中に平静と力を感じていた。師父のご加持のもと、ついに彼は休憩室でCEOと挨拶を交わした後、神韻を紹介し、公演の鑑賞を勧めた。そして、ゴヴィンドさんはメールで詳しい情報を送った。翌日、CEOから返信があり、公演を観に行くことを確認したという。ゴヴィンドさんは感激のあまり胸がいっぱいになり、師父の慈悲深いご按排に心から感謝した。この時、すべての恐れと不安は跡形もなく消え去った。

　その後もゴヴィンドさんは同僚らに神韻を紹介し続け、知人のリストを整理して一人一人に連絡し、メールでフォローを行った。断られることもあったが、それは自我を放下し、心性を高める修煉の過程であることを理解した。最終的に、会社の内外でおよそ40人がチケットを購入している。彼は、正念を堅く保ち、恐れを捨てた。すべてが師父の慈悲なるご按排のもとで円満に成し遂げることができた。

　その後、ゴヴィンドさんは神韻のチケット販売業務に携わり、払い戻し手続きのサポートを行なった。衆生が救われる機会は得がたいものであることを理解していた彼は、観客に神韻の鑑賞の重要性を改めて伝えるメールを心を込めて書いた。毎回、師父が智慧を授けてくださっていると感じている。最終的に、特別な事情のある2人を除いて、ほぼ全員がチケットを返却しなかった。

　ニックさんは修煉が深まれば深まるほど、内に向かって自分を探すほどに、自分にはまだ多くの執着を放下する必要があることに気づいた。また、彼は常に慈悲で偉大な師父の無限の慈悲を感じ、それが彼を精進へと励ましている。

　危難の中で師に救われ　修煉の道を堅く歩む

　張さんは36歳のとき、重い病をいくつも患い、長年にわたり病苦に苦しめられ、命も尽きようとしていた。生死の境に立たされたとき、同僚が師父の説法ビデオを見るよう勧めてくれた。その日から彼女は奇跡的に体力を回復し、自分の足で家に帰ることができるようになった。夜、夢の中で自分が泥沼から跳び上がり、広い道に立っているのを見て、さらに一尊の大仏が飛んでくるのを見た。目覚めたとき、師父が自分を救ってくださったのだと悟った。張さんの身体は急速に回復し、修煉の道を歩み始めた。張さんは師父が与えてくださった新しい命に深く感謝している。

　中国共産党の迫害のもとで、張さんは何度も不当に拘禁され、労働教養を科されたが、法輪大法と師父への信念を決して揺るがすことはなかった。流浪の身となっていた間も、張さんは危険を顧みず、人々に迫害の事実を伝え、『共産党についての九つの論評』を配り、「三退」を勧めて人々を救っていた。ある日、張さんは夢の中で、一頭の猪が「退党声明」と書かれた紙をくわえてくるのを見た。それが師父のご啓示であると悟った。数日後、干支が猪の友人が『共産党についての九つの論評』を読んで中共組織から脱退すると表明した。この出来事を通して、張さんは師父が衆生を救うために用意された慈悲深いご按排を深く感じ、「三退声明」の厳粛さと重要性をいっそう理解した。

　転々としてタイにたどり着いた後、張さんはニュージーランドに住むことになった。10数年来、張さんはミッションベイの観光地で迫害の実態を伝え、人々を救う活動を続けている。雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、一日も欠かさなかった。

　迫害の実態を伝える過程で、張さんは中国人観光客から罵声を浴びせられたり、脅されたり、さらには暴力の危険に直面したこともあった。あるとき、3人の男性が怒号を上げて殴りかかろうと迫ってきたが、その危険な瞬間、どこからともなく3人の同じ顔をした白人青年が張さんの背後に現れ、張さんを守った。3人の男性は恐怖に満ちた表情でその場から逃げ去った。危機を免れた張さんは、師父の法身が自分を守ってくださったのだと悟り、感激のあまり涙を流した。張さんの心は師父への深い感恩の念で満たされた。

　20年以上の修煉の過程を通じて、張さんは師父の慈悲と衆生を救う苦労を深く実感した。張さんは「ただひたむきに着実に修め、三つのことを完全に成し遂げ、より多くの衆生を救うことで、師父の慈悲と期待に応えることができる」と悟った。

　師父と法を堅く信じ　困難の中で迫害を伝える道を歩む

　程さんと夫はニュージーランドに移住後、生計のために幾つもの都市を転々としたが、常に迫害の実態を伝える努力を続けている。現地の住民や観光客は次第に迫害の実態を理解し受け入れるようになり、SNSで迫害の実態を伝える拠点をフォローする人もいれば、展示されたパネル資料を見た後に自ら資料を求めて質問する人もいる。

　あるとき、学者らしき西洋人が迫害の事実を疑い、冷淡で鋭い口調で問いかけた。程さんは弁解せず、落ち着いて自ら中国で体験した迫害のことを語り、左の鼻孔を指しながら穏やかに言った。「これは中共による強制灌食の拷問で残った証拠です。ご覧ください」。その男性は驚きの表情を浮かべ、しばらく沈黙した後、迫害の実態を伝える資料を慎重に受け取った。その時、程さんは自身が受けた迫害の事実が彼の心の奥深くに触れたことを実感した。

　長年の風雨を経験して、程さんはすべてが師父の慈悲によるご按排であることを深く理解している。程さんは「師父は取るに足らない私に、並外れた勇気と卓越した智慧を与えてくださいました。この偉大な時代に師父とともに衆生を救うことができるのは、師父が私たちに与えた神聖な使命です。私たちはただ天象に従い、天意に沿って行動しているに過ぎません。本当に衆生を救ってくださるのは師父なのです」と語った。

　教育学修士課程修了の過程で心性を高める

　杜季翠さんは2018年に法を得た学習者、ニュージーランドで教育学修士号を取得する際に直面した困難について語った。それは、膨大な学習量と左翼思想の影響であった。彼女にとって、課題をこなすことは単なる学問的な課題ではなく、忍耐力を養う過程でもあった。

　焦りや不安に襲われたとき、杜さんは法輪大法を修煉者としてし、これらの課題を恐れる必要はないと悟った。師父は人間界の道理だけでなく、より高い次元の法理も教えてくださったので、ある程度は自信を持つべきである。

　しかし、一部の課題は共産主義理論に基づくもので、杜さんは心にもない賛同をしたくなかった。そのため、伝統的な考え方に沿って答えを作成し、得点は取れなかった。しかし、別のグループ課題で高得点を取ったため、無事に卒業することができた。杜さんはこれを師父のご加護だと感じている。信仰への忠誠を守るために高得点を犠牲にしたからである。

　これらの挑戦は心性の向上とともにあったことに気づいた。杜さんは、この変化は、忍耐力を高め、慈悲の心を広げる道を与えてくださり、縁あって彼女のもとに現れる衆生を救うことができると悟った。杜さんは師父が按排してくださった修煉の道に深く感謝している。

　師と法を信じ　奇跡を目の当たりする

　麦さんは1998年に法を得ている。修煉を始めて以来、何度も法の奇跡と威力を体験した。あるグループの学法交流の後、突然右脚の感覚を失い、右手で紙幣を握れなくなった。これは自分が病業の仮相に遭っていると認識した。最近、修煉の課題が順調に進んだことで心に慢心が生じ、毎日しっかり煉功せず、精進しておらず、正念も不十分だったことを振り返り、彼女はすぐに内に向かって探し、すべての不正を正す決意を固めた。

　最初、正念を発し煉功しても、麦さんの右手は力が入らず、動作をスムーズに行うことができなかったが、それでも努力して続けた。麦さんは「おそらく師父は、私が精進したいという心を持っているのを見てくださったのでしょう」と思った。そのため、学習者との交流が按排され、ある学習者が半身不随の病業の仮相を経験したが、第二式の功法「抱輪（法輪を抱く）」の1時間煉功を2回繰り返して治ったという体験談を聞くことができた。

　そこで麦さんはタンスに背をつけて「抱輪」を始めた。最初は少し困難だったが、「抱輪」しているうちに体の力が増していくのを感じ、頭上「抱輪」したときには右手がまったく落ちなくなった。麦さんはほぼ1時間、「抱輪」を続けた。終えた後、涙があふれ出た。

　それ以来、麦さんは師父と法をより一層信じるようになり、毎日五式の功法を一気に行い、正念を強化し、一刻も早く自分の不正な状態を正すことに努めた。その結果、師父のご加持と保護のもと、わずか6日で完全に回復した。これこそ、法輪大法が創り出した奇跡である。

　幾度もの病業の試練を通して、麦さんは修煉の厳粛さを深く実感し、正念、精進、そして師父を無条件に信じることの重要性を悟った。麦さんは自らの体験を共有し、学習者の皆に、いかなる時も正念を保ち、試練に勇敢に立ち向かい、師父と法を信じることでこそ、困難を乗り越え、法輪大法の素晴らしさを実証できるということを伝えたいと願っている。