　【明慧日本2025年11月6日】

　江西省九江市の徐冬玉さんが連行され拘束される

　江西省九江市柴桑区港口鎮の徐冬玉さん（61歳）などの法輪功学習者（以下、学習者）数人が先日、連行された。徐冬玉さんの自宅が家宅捜索をされ、法輪功関連書籍やプリンターなどの私物が押収された。現在、徐冬玉さんは九江市拘置所に拘束されており、他の数人の学習者は自宅に戻っている。関係者によると、福建省から渡された携帯電話を使用したことが原因だという。この種の携帯電話を使用した他の地域の学習者数人も連行された。

　徐冬玉さんは、港口鎮の農民である。1998年に幸運にも法輪功に出会って学び始めた。心を修め善良な人となるよう努めたところ、長年の不治の病がすぐに治癒した。徐冬玉さんは性格が穏やかで人当たりが良く、誰もが認める善良な人で、自宅で4人の幼い孫娘と1人の孫息子の世話をしている。息子と夫は塗装業で生計を立てており、家事の大部分は徐冬玉さんがやっている。現在、徐冬玉さんが拘束されていることは家族に大きな打撃を与えている。

　寧夏銀川市の楊雪紅さん、劉海雄さんが拘留される

　11月2日早朝、寧夏回族自治区銀川市の三つの区で同時に大規模な家宅捜索・連行事件が発生したが、詳細は不明である。

　11月2日昼、銀川市興慶区の学習者・楊雪紅さんの自宅に突然十数人の警官が押し入り、家宅捜索を行った。楊雪紅さんは大新鎮派出所へ連行され、7日間拘留された。

　夫である学習者・劉海雄さんは同日午後、仕事中に麗景街派出所の警官に連行され、7日間拘留された。

　遼寧省瀋陽市の王鳳華さんが拘禁される

　10月21日、瀋陽市鉄西区の学習者・王鳳華さんが法輪功について書かれたカレンダーを配布中、鉄西区七路派出所の警官に連行され、家宅捜索を受けた。派出所で24時間拘留された後、王鳳華さんは血圧が200以上になり、血糖値308になった状態にもかかわらず、強制的に拘置所に送られた。

　10月30日、検察の移送期限が過ぎた。王鳳華さんは協力拒否を貫いた。

　山東省濰坊市の諸城市林家村鎮の于増剛さんが嫌がらせを受ける

　10月30日午前3時頃、山東省濰坊市諸城市公安局林家村鎮派出所から男女2人の警官が、同鎮陳家村の学習者・于増剛さんを再び嫌がらせに訪れた。警官はパトカーを于増剛さんの家の前に停め、家に入って「月に一度、写真を撮るだけだ」と言った。于増剛さんは拒否し、法輪功についての真実を警官に伝え、「嫌がらせをしてはいけません」と訴えた。男性警官は于増剛さんの話を止め、于増剛さんと世間話をしている間に、女性警官がこっそり写真を撮った。于増剛さんは削除を求めたが、叶わなかった。警官らは慌てて退出しようとしたが、于増剛さんは「制服を着ていないなら構わないが、制服姿では歓迎しません」と厳しく警告した。

　女性警官は以前、于増剛さんの息子を通じて、于増剛さんの電話番号を聞き出そうとしていた。

　河北省衡水市冀州区小寨郷の元政府職員が学習者の家族を迫害した悪行を暴露

　（1）小寨郷の元幹部・楊啓諾による学習者家族への迫害行為を暴露

　楊啓諾は衡水市冀州区小寨郷小寨村出身で、妻は冀州区門荘郷出身、息子が1人いる。2001年、楊啓諾が河北省衡水市冀州区小寨郷の郷政府で担当村（皮村）の幹部を務めていた際、同村の学習者・郭文閣さんは2001年3月9日に北京へ法輪功の冤罪を訴えに行ったため、当時冀州拘置所に不当拘禁されていた。楊啓諾は郭文閣さんの夫に罰金を要求した。この行為は郭文閣さんの家族を恐怖に陥れ、家族は隠れて生活し、農業で生計を立てることができなくなり、家族に計り知れない精神的、心理的圧力をかけた。その後、楊啓諾は冀州区民政局へ異動した。

　（2）河北省衡水市冀州区小寨郷の元政法委員会書記・王増強の悪行を暴露

　冀州小寨郷皮村の学習者・郭文閣さんは、 2001年3月9日に北京へ法輪功の冤罪を訴えに行った後、冀州拘置所と石家荘女子労働教養所に拘禁された。この間、小寨郷の政法委員会書記の王増強は迫害に積極的に加担し、郭文閣さんの夫を脅迫・威嚇して500元の罰金を要求したが、受領者の署名はなかった。王増強の迫害により、郭文閣さんの夫は長期間にわたり不安と焦燥感に苛まれながら生活していた。

　北京市順義区木林鎮派出所の警官による複数の学習者への嫌がらせ情報補足

　2025年10月21日、木林鎮派出所の担当警官が茶棚村に行き、学習者・王淑栄さん、王淑元さん、李秀玲さん、斉麗金さんに嫌がらせをした。警官は学習者たちのそれぞれの自宅を訪れ「様子を見に来た」と言った。

　2年前、河南省洛陽市纏河区塔湾派出所による学習者を連行することの補足

　2023年11月23日午後、塔湾派出所の所長・邵林が6、7人の警官を率いて姫淑桃さんの娘の家を訪れ、管理人だと嘘をつき、騙して家に入った。法的根拠なく家宅捜索を実施した。プレーヤー1台を押収し、姫淑桃さんの1000元以上入っていた財布を持ち去った。

　まず姫淑桃さんを塔湾派出所へ連行した後、洛陽市公安局へ移送した。姫淑桃さんは指紋採取、目の検査を含む一連の検査を受け、取り調べを受けた後、ある書類を提示され朗読を要求された。姫淑桃さんは読まずに『轉法輪』の『論語』と『洪吟』を唱え、彼らが止めるまで続けた。警官は何の理由も説明せず、領収書も渡さずに、姬淑桃さんの財布から500元を取り上げ、罰金だと言った。夜中の2時頃、姬淑桃さんを自宅に送り返した。

　その日同時に連行されたもう1人の学習者・毛春霞さんは、2年が経過した今もなお行方不明で、全く消息不明である。

　2023年、河南省洛陽市西貢区では、法輪功の真実を伝える資料を配布していた2人の学習者が連行された。蘇紅さんと黄さんの2人の女性で、今なお2年以上消息がない。家族が恐れて外部に情報を漏らさない可能性がある。黄さんの夫は知人に「おそらく４年の判決になるだろう」と言ったことがあるという。

　江蘇省塩城市の徐東干さん、沙戈さんなどの学習者が妨害を受ける

　江蘇省塩城市では最近、派出所と住民委員会の人が徐東干さん、沙戈さんなどの学習者に対して妨害行為を行っている。

　山東省臨清市の馬少傑さんが共産党の「全会」期間中に嫌がらせを受ける

　1999年9月17日、学習者・馬少傑さんは拘置所に拘禁された後、刑務所に送られた。解放された後も610弁公室の警官は馬少傑さんの自宅に押しかけるなど、嫌がらせを続けた。2025年10月11日、誰かがドアをノックした。馬少傑さんは水道メーター検針員だと思ったが、入ってきたのはいわゆる「訪問担当者」だった。名目は「訪問」だが、実際は学習者を迫害するために来た者たちである。

　馬少傑さんがドアを開けると、3人が部屋に入り、机の上に法輪功についての真実を伝える資料や週刊誌が置かれているのを見て、国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）や610弁公室、新華派出所へ電話をかけた。すると6、7人（女性「訪問員」1人を含む）が到着した。これらの人員も一切の身分証明書を提示せず、本人の同意を得ずに勝手に部屋に押し入り、物を荒らしまわり、法輪功の書籍を全て押収し、さらに卓上カレンダーやお守りなども奪った。

　馬少傑さんは庭で警官に囲まれ、写真を撮られた。その後、警官らは馬少傑さんを新華派出所に連行した。しかし、馬少傑さんは終始彼らに協力せず、署名もせず、約1時間後に帰宅した。

　第8回中国国際輸入博覧会開催前、上海市の応鈺さんが再び嫌がらせを受ける

　第8回中国国際輸入博覧会開催を控え、上海市普陀区の学習者・応鈺さんの自宅の付近では再び監視が行われている。1人が24時間体制、2人で交代勤務で、11月1日から十数日間続くという。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）