　【明慧日本2025年11月7日】山東省東営市孤島鎮に在住の法輪功学習者・張秀群さん（70代）は、2024年4月に孤島鎮軍馬場派出所の警官に誘い出されて連行された。その後、東営市留置場に不当に拘束され、東営区検察院、東営区裁判所に罪を着せられた。

　張秀群さんを心配する友人たちは、長期間にわたり、彼女が受けている迫害の実情を知ることができなかった。最近になって、張秀群さんはすでに投獄されていたことが判明した。彼女は不当に懲役2年の判決を受け、山東省女子刑務所に拘禁されている。

　かつて、張秀群さんは比較的太っており、丸顔だったが、現在では迫害によって非常に痩せ細り、別人のようになってしまった。

　張秀群さんは勝利油田の元退職職員である。

　早くに夫を病気で亡くし、幼い2人の子供を残された彼女は、仕事と子育てを一人で両立せざるを得ず、その結果、多くの病気を抱えていた。

　1996年4月、法輪大法を学び始めた彼女は「真・善・忍」に従って自らを律し、心を修め、善に向かい、道徳水準を高めた。

　その結果、元の病気はすべて完治し、彼女は「病がなく体が軽い」という喜びを真に体験した。

　「真・善・忍」を指針として人々と接し、仕事には真面目に取り組み、家庭は円満で、近隣とも和睦（わぼく：仲よくすること）していた。

　1999年7月、中国共産党（以下、中共）の江沢民犯罪集団が法輪功に対する迫害運動を開始。数万の法輪功学習者が、不当な労働教養、投獄、洗脳、監視付き居住などの残酷な迫害を受けた。

　長年にわたり、修煉を堅持しているという理由で、張秀群さんは職場、老人会、住民委員会、警官からの長期的な嫌がらせに苦しめられ、中共の圧力の下で強制的に洗脳された。彼女が連行される数日前でさえ、邪悪な党員らは彼女への嫌がらせを続けていた。

　2024年4月24日午前10時頃、張秀群さんは青果市場で買い物をしている最中、白昼堂々と私服警官により暴力的手段で連行された。

　目撃者によると、彼女が全く無防備な状態の時、2人の私服警官が彼女の前に飛び出し、素早い動作で張秀群さんを躓（つまず）かせ倒した。

　警官は手で彼女を押さえつけただけでなく、足で彼女の体の上に乗り、彼女のショルダーバッグを奪い取り、大声で携帯電話を出すよう脅したという。

　その後、さらに4人の警官が駆けつけ、張秀群さんを孤島鎮済南軍馬場派出所へ連行した。

　その後半年以上の間、彼女はほぼ消息不明となった。後に、張秀群さんが連行されたのは、彼女が青果市場で私服警官に尾行・監視されており、警官が彼女が持っていた「真相のお守り」（護身符）をだまし取った直後、暴力的な連行を行ったと判明した。

　張秀群さんは東営市留置所に不当に拘束された。

　救いの力を持つ一枚のお守りを持っていたというだけの理由で、2024年8月、張秀群さんは東営区検察院、東営区裁判所に罪を着せられた。

　張秀群さんに罪を着せる目的を達成するため、警官は脅迫や誘導尋問の手段を用い、他の人々から「いわゆる証言」を引き出した。

　張秀群さんが連行された後、彼女の家族も中共の警官に脅され警告されたため、多大な精神的圧力にさらされている。張秀群さんを心配する人々は、彼女が受けている迫害の正確な実情を知ることができず、そのため彼女が不当に判決を受けたという情報には誤りが繰り返された。

　最近になって、張秀群さんは東営区裁判所により不当に懲役2年の判決を受け、現在、山東省女子刑務所に不当に拘禁され、迫害に苦しめられていることが確認された。

　正義感のある人々の注目が望まれる。