　【明慧日本2025年11月8日】（明慧網通信員・浙江報道）浙江省嘉興市平湖市の法輪功学習者である王杏妹さん（66）がこのほど、、嘉興市許村留置場に約1年不当に拘束された後、再び不当に懲役3年3ヶ月の判決を受けたことが分かった。

　これに先立ち、王杏妹さんはかつて不当に2年間の労働教養を強いられ、また2度不当に懲役刑を科されており、刑期はそれぞれ3年9ヶ月と1年6ヶ月だった。

　2024年10月下旬、浙江省嘉興市政治安全部門と平湖市警官が共謀し、10月29日か30日に王杏妹さんを逮捕した。複数の警官が不当な家宅捜索に参加し、彼女の大量の私有財産を押収した。王杏妹さんは嘉興許村留置場に収容された。その後、王杏妹さんの消息は途絶えていたが、最近になって、彼女が再び不当に懲役3年3ヶ月の判決を受けたことが判明した。

　王杏妹さんは1959年9月1日生まれ、浙江省嘉興市平湖市に住んでいる。1999年初めに法輪功の修煉を始めた。『轉法輪』に書かれた分かりやすく奥深い法理により、彼女は人として生きる道理を理解し、良い人よりもさらに良い人になるべきだと分かり、何事においても他者を思いやるようになった。王杏妹さんの体も病がなくなり身軽になり、家族全員が法輪功に感謝していた。

　中国共産党による度重なる迫害、合計で10年6ヶ月投獄される

　1999年7月20日以来、江沢民を首謀者とする犯罪集団は法輪功を誹謗中傷し、不当に法輪功学習者を逮捕し始めた。大法修煉者であり受益者である王杏妹さんは、北京へ陳情に行く準備をした。

　2000年7月25日、彼女は1人で北京に向かったが、すでに監視されていたことに気づかなかった。途中で地元から追いかけてきた警官に逮捕され、不当に15日間拘留された。これ以後、王杏妹さんが修煉を堅持したため、何度も中国共産党の公安、検察、裁判所による逮捕、家宅捜索、嫌がらせ、そして労働教養と懲役刑に遭った。

　1. 不当な労働教養2年

　2006年4月18日、王杏妹さんは再び逮捕され、不当に1ヶ月間拘留された。

　2006年6月16日の夕方、王杏妹さんが自宅で洗濯をしていると、市「610弁公室」弁公室の人が電話で彼女を騙して階下に降りるように言った。王杏妹さんがスリッパとパジャマ姿で階下に降りた途端、「610」の人員はすぐに彼女を車に押し込み、直接派出所に送り、重審室に監禁して睡眠を許さなかった。翌日の夜、王杏妹さんは留置所に送られ監禁された。数日後、王杏妹さんは不当に2年間の労働教養を科され、莫干山労働教養所に収容された。

　莫干山労働教養所では、王杏妹さんは2人の受刑者によって24時間体制で監視され、毎日、法輪功を中傷するラジオやテレビの音声・映像を強制的に見聞きさせられた。王杏妹さんの心は苦痛と抑圧に苛まれ、ある朝、掃除をしている時にめまいを起こし、高い寝台から地面に落ちて腰に重傷を負い、立ち上がれなくなったが、帰宅は許されなかった。彼らは責任を負うことを恐れ、彼女を地元の中心病院に送って治療させた。治療が終わると、すぐに労働教養所に戻して迫害を続けた。

　王杏妹さんが不当な労働教養から帰宅した後の数年間も、公安、国保の人による頻繁な嫌がらせに遭い、平穏な生活を送ることができなかった。

　2. 不当に懲役3年9ヶ月の判決

　2012年3月24日の夜、王杏妹さんは人々に法輪大法は心身の健康に良い気功修煉法であると理解してもらうため、嘉興市郊外で資料を配布している際、嘉興南湖派出所の警官に逮捕され、嘉興市留置場に監禁された。1ヶ月以上後、嘉興「610」および公安、検察、裁判所の共謀によるでっち上げにより、2012年5月2日に不当に逮捕が承認された。

　王杏妹さんは不当に9ヶ月以上監禁され迫害された後、2013年1月101日、邪悪な裁判所により不当に懲役3年9ヶ月の判決を受けた。2013年1月31日、王杏妹さんは浙江省女子刑務所に送られ、迫害を受けた。

　浙江省女子刑務所に到着した当初、王杏妹さんは終日2人の監視役の受刑者に監視され、古い手口で大法を中傷する録音・録画を強制的に見聞きさせられ、毎日4時間しか眠ることを許されず、洗顔と歯磨きのみが許された。すべての人権を剥奪され、「転向」（信仰の放棄）を強要され、強制労働をさせられた。

　2015年1月25日、王杏妹さんは帰宅した。長年にわたる中国共産党による迫害は、彼女と彼女の家族に甚大な被害をもたらし、もともと幸福で円満だった家庭は崩壊した。

　3. 2度目の不当な懲役1年6ヶ月の判決

　2018年5月16日、王杏妹さんは外出先で人々に迫害の真相を伝えている際に、再び警官に逮捕された。当初は不当に行政拘留15日間とされていたが、その後、2018年5月末には不当に刑事拘留に切り替えられた。2018年9月17日、平湖市裁判所は王杏妹さんに対し不当な開廷を行なった。

　2018年11月16日、平湖市裁判所は王杏妹さんに不当に懲役1年6ヶ月の判決を言い渡し、罰金2000元を強要した。

　2019年11月、王杏妹さんは不当な刑期を終えて帰宅した。

　わずか5年後の2024年10月下旬、王杏妹さんは再び平湖市警官に逮捕、家宅捜索され、嘉興許村留置場に1年間拘束された後、現在判明しているところでは、3度目の不当な懲役3年3ヶ月の判決を受けた。

　王杏妹さんは、真・善・忍の信奉を堅持したために、合計で10年6ヶ月もの間、不当に投獄されることになった。