　【明慧日本2025年11月12日】山東省徳州市に住む70代の法輪功学習者・李桂芹さんは今年8月に警官に不当に拘束され、起訴された。現在、李さんは不当に懲役1年の判決を受けたことが判明した。李さんの現在の状況は不明。

　李桂芹さんは徳州市陵城区前孫鎮南金村に在住。今年8月20日に警官に拘束され、徳州市留置場に1カ月間不当に拘留された。しかし、李さんの家族は、高齢の李さんが帰宅する代わりに、裁判所からの通知を受け取った。その通知により、李さんはすでに不当に懲役1年の判決を受けており、家族の面会も禁止されていることが分かった。

　明慧ネットの情報によると、李さんは「真・善・忍」の信仰を堅持し、人々に迫害の真相を伝えたことで、過去にも不当な拘束や恐喝を受けている。

　2013年、李さんは前孫鎮派出所の警官に拘束されたが、その後の状況は不明だ。

　2015年8月20日、李さんは寧津県孫其浜鎮で法輪功の資料を配布中に悪意のある通報を受け、大曹郷鎮派出所の警官に拘束された。この時は、5,000元の金銭を恐喝された後、同日の夜に帰宅した。

　山東省における法輪功学習者への迫害統計（明慧ネットのデータ）

　2024年、山東省の法輪功学習者のべ1,166人が、中共による様々な手段での迫害を受けた。

　内訳：死亡13人、懲役刑112人、裁判73人、起訴75人、拘束332人、嫌がらせ者387人、経済的迫害85人（強奪・恐喝された総額は1,003,420.52元以上）、その他の様々な迫害89人。

　今年上半期に判明した情報では、山東省の法輪功学習者は、中共による様々な手段での迫害を少なくとも540人が受けた。

　内訳：死亡者5人、懲役刑66人（うち2人は重刑8年、80歳以上の高齢者は10人、最高齢は90歳）、裁判61人、起訴58人、拘束132人、嫌がらせ121人、経済的迫害50人（強奪・恐喝された総額は663,730元以上）。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）