　【明慧日本2025年11月14日】（前文に続く）

　補足5、謝育軍さんは2度の判決を受け、計10年と罰金7万元を強要された

　謝育軍さん（男性）は1968年10月24日生まれ、梅州市興寧市興田街道在住。法輪功の修煉を続けたため、2000年6月20日に2年間の労働教養を宣告された。2004年8月9日に再び2年6カ月の労働教養を宣告された。2009年10月27日夜、廖麗新さん、謝育軍さん、温春如さん、陳勝輝さんの4人の学習者が梅州市五華県華城鎮新五村で法輪功の資料を配布中、五華県公安局の警官に連行され、五華県拘置所に拘禁された。2010年2月2日午前、五華県裁判所は4人に対し、裁判を開いた。2010年3月16日、4人は判決を受けた。謝育軍さんは懲役5年の判決を宣告された。裁判長は周成友、裁判官は李法寧・周秀紅、書記官は劉東だった。

　2024年4月25日、学習者・謝育軍さん、李卓忠さん、廖苑瓊さん、廖娟娜さんは興寧市公安局の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保の副隊長・幸政権及び合水派出所の警官によって連行された。謝育軍さんは興寧市拘置所に拘禁され、2月27日に逮捕令状を発付された。警官は謝育軍さんのUSBメモリをソフトウェアで復元し、削除済みの電子文書を用いて罪を被せた。2024年8月20日、4人の学習者は梅県区検察庁に送致された。10月18日と11月12日、4人は梅県区裁判所で2度にわたり裁判にかけられた。同年12月20日、4人は梅県区裁判所により判決を受けた。謝育軍さんは懲役5年と罰金7万元の判決を下された。裁判長は魏東華、裁判官は張巧玲・張威、書記官は張旭輝、検察官は彭秋紅・羅恵梅だった。謝育軍さんは控訴した。2025年4月10日、梅州市中級裁判所は原判決を維持したことが判明した。5月初旬、謝育軍さんは広東省四会刑務所に送られたが、5月7日、広東省会城刑務所に移送された。

　補足6、廖娟娜さんは2度の判決で計10年と罰金7万元を強要された

　廖娟娜さん（女性）は1965年12月23日生まれ、梅州市興寧市龍田鎮涼傘村在住。2007年2月21日、廖娟娜さんは興寧市龍田鎮の街で法輪功のステッカーを貼っていたところ、連行され、梅州市労働教養局により2年間の労働教養を科された。2008年12月に帰宅した。

　法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、2015年12月10日午前、学習者・廖娟娜さん、廖麗新さん、黄宗朋さんは興寧市の警官に連行され、家宅捜索を受けた。2016年5月中旬、3人は裁判にかけられた。2016年7月25日、廖娟娜さんは興寧市裁判所により懲役5年の判決を宣告され、広東省女子刑務所に送られた。2020年5月9日、拘禁期間を終え帰宅した。

　2024年4月25日、学習者・廖娟娜さん、謝育軍さん、李卓忠さん、廖苑瓊さんは興寧市公安局の国保の副隊長・幸政権と合水派出所の警官に連行された。廖娟娜さんは梅州市拘置所に拘禁され、5月28日に逮捕状を発付された。2024年8月20日、4人は梅県区検察庁に送致された。10月18日と11月12日、4人は梅県区裁判所で2度にわたり裁判にかけられた。同年12月20日、4人は梅県区裁判所により判決を受けた。当時60歳の廖娟娜さんは懲役5年、罰金7万元の判決を言い渡された。裁判長は魏東華、裁判官は張巧玲・張威、書記官は張旭輝、検察官は彭秋紅・羅恵梅だった。廖娟娜さんは控訴した。2025年4月10日、梅州市中級裁判所は原判決を維持した。5月下旬、廖娟娜さんは広東省女子刑務所に送られた。

　補足7、曾小莉さんは2度の判決を受け、合計10年と5万元の罰金を強要された

　曾小莉さん（女性）は、1969年8月28日生まれ、梅州市蕉嶺県出身。2008年11月21日、学習者・曾小莉さんと丘春梅さん、林美玲さんが蕉嶺県原北鎮村で法輪功迫害の真実を伝える際、原北鎮派出所の警官に連行された。3人は蕉嶺県拘置所に拘禁された。2009年3月30日、3人は蕉嶺県裁判所で裁判にかけられた。その後、曾小莉さんは懲役5年の判決を宣告され、広東省女子刑務所に送られた。2012年9月28日、拘禁期間を終え自宅に戻った。

　2019年4月、曾小莉さんが蕉嶺県長潭鎮で法輪功の資料を貼っているところを、監視カメラに撮影された。2020年7月16日、曾小莉さんは自宅で再び連行された。同年8月10日に逮捕令状を発付された。その後、梅県区裁判所から懲役5年、罰金5万元の判決を言い渡された。曾小莉さんは控訴した。2021年3月、梅州市中級裁判所に原判決を維持された。曾小莉さんはその後、広東省女子刑務所に送られた。2025年7月に帰宅した。

　補足8、何清香さんは2度の判決で計9年6カ月と罰金6万元を強要された

　何清香さん（女性）は1958年生まれ、梅県城区の学習者で、学習者・塗晴光さんの妻である。2010年11月23日、何清香さんと塗晴光さん夫婦が大埔県青渓鎮青渓村で住民に法輪功の真実を伝えていたところ、大埔県の警官に連行された。11月25日、大埔県公安局は梅県区公安局と共謀し、塗晴光さん夫婦の住居を家宅捜索した。当時、学習者・劉彤さんが塗晴光さんの家に訪ねていたところ、警官に連行された。3人は大埔県拘置所に拘禁された。12月28日、3人は逮捕令状を出された。2011年4月15日午前、3人は大埔県裁判所により判決を受け、何清香さんと塗晴光さんは同じ3年6カ月の判決を下された。裁判長は李照闊、裁判官は趙敏、検察官は孫端明だった。何清香さんは広東省女子刑務所に送られ、2013年に帰宅した。

　2021年1月10日夜、学習者・何清香さんと曾繁傑さんが梅県区雁洋鎮で法輪功迫害についてのパネル資料を掲示したところ、監視カメラに撮影された。同年1月26日、梅州市公安局梅県区分局の警官に連行され、同年3月4日、2人は逮捕状を発付された。2021年7月20日午前と9月23日午後、何清香さんと曾繁傑は梅県区裁判所で2度にわたり裁判にかけられた。同年11月5日、当時63歳の何清香さんは梅県区裁判所から懲役6年、罰金6万元を科された。裁判長は呉文龍、裁判官は張巧玲、陪審員は鐘小玉、書記官は張旭輝、検察官は郭秀霞、彭世強だった。何清香さんは控訴後、2021年12月3日、梅州市中級裁判所により原判決を維持された。2022年1月28日、広東省女子刑務所に送られた。

　補足9、陳標宏さんは2度の判決を受け、合計5年6カ月と罰金2万5千元を科せられた

　陳標宏さん（男性）は1965年6月9日生まれ、梅州市五華県出身。2001年5月16日、陳標宏さんは五華県裁判所により3年の判決（執行猶予4年）を受け、重点監視リストに載せられた。

　2020年6月、陳標宏さんは五華県横陂鎮・水寨鎮で法輪功の資料を配布したところ、真実を知らない人に通報された。2021年3月18日、五華県公安局の警官に連行され、4月21日に五華県検察庁により逮捕状が発付された。2021年11月2日、梅州市梅県区裁判所により懲役2年6カ月、罰金2万5千元を強要された。

　二、梅州市の他の裁判所による学習者への不当判決の一部の事例

　1、李松芳さんは懲役4年の判決を宣告され、迫害により死亡

　李松芳さん（女性）は1957年前後生まれ、梅州市蕉嶺県の学習者である。2008年2月20日、李松芳さんは法輪功の真実を書いたときに連行された。同年6月、李松芳さんは懲役4年の判決を宣告され、広東省女子刑務所に送られ迫害を受けた。刑務所で李松芳さんは迫害により子宮癌末期、腎不全、胃出血を発症し、生命が危険な状態に陥った。女子刑務所は責任逃れのため、2011年3月18日に家族に李松芳さんを引き取らせた。家族は直ちに李松芳さんを梅州市人民病院に緊急搬送した。一カ月余り後の2011年5月3日正午、李松芳さんは冤罪のままこの世を去り、享年50代であった。

　2、鄧芳英さんは2度判決を受け、計14年の刑期を科された

　鄧芳英さん（女性当時50歳前後）は、元梅江区嘉応中学校の国語教師である。2002年8月、労働教養を一年を宣告され、広東省三水労働教養所に連行され３カ月間迫害を受けた後、再び梅州市に連れ戻され、4年の判決を宣告された。2014年4月23日午後1時過ぎ、梅州市梅県区の警官が再び鄧芳英さんを連行し、梅江区拘置所に拘禁した。同年9月19日前後、梅江区裁判所は鄧芳英さんに懲役10年の重刑を宣告した。鄧芳英さんは控訴した後、2014年11月28日、梅江市中級裁判所は原判決を維持した。2014年12月19日、鄧芳英さんは広東省女子刑務所第4監区へ移送された。2022年に帰宅した。

　3、劉立平さんが懲役12年の判決を受けた

　劉立平さん（男性）は、広東省汕尾市海豊県の学習者で医師である。北京に行き、法輪功の冤罪を訴えたため、2000年9月に2年間の労働教養処分を受けた。2005年2月3日、劉立平さん、郭雅芬さん、謝漢柱さんは法輪功資料の拠点で梅江区の警官に連行され、梅江区拘置所に拘禁された。2005年7月5日、3人は梅江区裁判所で裁判にかけられた。8月4日、3人は梅江区裁判所により判決を受けた。劉立平さんは懲役12年の重刑を宣告され、広東省梅州刑務所に送られた。

　４、梁順景さん・鄧秀芬さん夫婦が懲役10年6カ月と10年の判決を受け、それぞれ2万元の罰金を強要された

　梁順景さん（男性）は1953年生まれ、鄧秀芬さん（女性）は1960年生まれ、夫婦は梅州市梅江区江南街道に在住。2015年12月10日午後10時過ぎ、梁順景さん夫婦が基地局で法輪功の真実の情報を送信した後、梅州市公安局梅江分局の国内安全保衛部門の警官に待ち伏せされ連行された。鄧秀芬さんは健康上の理由で「保釈」となり、家族に迎えられ帰った。梁順景さんは梅江区拘置所に拘禁され、拘禁中に3つの腫瘍が発見されたが、梅江区検察庁と梅州市公安局梅江分局の国保は釈放を拒否した。2016年3月29日、梁順景さん鄧秀芬さん夫婦は梅江区裁判所で裁判にかけられた。その後、当時63歳だった梁順景さんは懲役10年6カ月、罰金2万元の判決を宣告された。鄧秀芬さんは懲役10年、罰金2万元の判決を宣告された。2人は控訴後も梅州市中級裁判所に原判決の維持された。2016年8月23日、梁順景さんは広東省四会刑務所に送られた。同年8月17日、鄧秀芬さんは広東省女子刑務所に移送された。

　５、劉美玲さんが懲役10年の重刑を受ける

　劉美玲さん（女性、当時約38歳）は梅州市梅江区江南街道在住。2015年4月3日午後4時過ぎ、劉美玲さんは出勤中に連行され、梅江区拘置所に拘禁された。同年7月20日午後、梅江区裁判所で裁判にかけられ、その後、10年の判決を受け、広東省女子刑務所に送られた。2023年に刑期を終えて帰宅した。

　６、羅継伝さんは2度の判決を受け、計9年の刑期

　羅継伝さん（男性）は、梅州市豊順県の学習者で、当時60代で豊順県湯南鎮のある小学校の校長だった。羅継伝さんは真実を伝える横断幕を撒布したことで、2010年8月30日に豊順県の警官に連行され、豊順県拘置所に拘禁された後、不当に懲役4年、執行猶予5年の判決を宣告された。

　法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、2015年11月23日、羅継伝さんは豊順県公安局湯坑派出所の警官に連行された。2016年に懲役4年の判決を受け、広東省四会刑務所に送られた。

　（続く）