　【明慧日本2025年11月17日】およそ四年前、中共のネットワーク封鎖を突破するのがとても困難になりました。以前は中共の「敏感日」や特別な時期に、邪悪がインターネットの封鎖を厳しくすることもありましたが、今回はそのような深刻な封鎖が長期間続き、封鎖を乗り越えることがますます困難になりました。これにより、家族の同修は何度も家の中のネットワークに問題があるのではないかと疑いましたが、後で他の同修も長期間封鎖を乗り越えることができなかったことを知り、普遍的な現象だとわかりました。

　封鎖を回避し、インターネット接続をできるだけ早くするため、私たちは技術同修の提案する電源オフ、チャンネル変更などの方法を繰り返し試しました。最初は多少効果がありましたが、だんだん効果が薄れました。同時に正念を発する力を強めましたが、それも時々少し作用するだけで、大半の時間は自由門（ネット封鎖突破ソフト）の検索アイコンが絶えず跳ね回り、苦労してようやく1つのサーバーに接続できても信号がなく、時にはウェブページが開く前に切断されてしまいます。要するに、あらゆる方法を試しましたが、接続は不可能に近いほど困難になりました。私たちの家の同修は毎日、明慧ネットの交流文章を読むのですが、それさえ保証できなくなり、連続して明慧ネットにアクセスできない日数が記録を更新し続けました。

　当時、この状況に直面して、私は呆然としてしまいました。もちろん、後で修煉の角度から問題を見るようになり、法で語られているように、どんな時でも、最後まで、圓満成就に至る直前まで、修煉者が法を真に認識し、堅く信じられるかどうかの試練があるのだと認識しました。私は一つの観念を形成しており、最後には形勢上、大法弟子が強大で無敵であり、邪悪は弱く一撃で崩れるはずだと思っていました。ですから、邪悪の封鎖が深刻で大法弟子の封鎖を突破することが困難なこの形勢に直面すると、この観念が衝撃を受け、価値観が崩壊したような感覚になりました。実際には、真偽が入り混じった状況の中で、私が堅く信じられるかどうかの試練なのです。認識を正した後、学法を通じて認識を正し、正念を堅くしました。もちろん、これらは後日の話で、当時は私と家族の同修は皆、茫然として途方に暮れていました。

　ある日、家でまた封鎖を突破できない話をしていると、家族の同修が自由門はもう長い間新バージョンが出ていないと指摘しました。封鎖突破への切実な思いから、私たちは皆、新バージョン自由門が早く来ることを望んでいました。しかし、長い間待っても何の動きもなく、以前は破網ソフトが頻繁にバージョンアップされ、封網が深刻な時期には迅速に更新されていましたが、今回は長く更新されず、最後の更新はなんと2021年7月でした。

　大きな困難が存在している状況で、封鎖突破ソフトが逆に長期間更新されないというこの異常な現象は、私と家族の同修の注意を引きました。最初、私は海外で何か問題が起きたのではないか、助けに正念を発すべきか心配しました。長期間突破できず、感情が高ぶると、なぜ更新しないのかと不満を漏らしました。人心はありましたが、結局法の角度から問題を見るべきです。自由門がこんなに長く更新されていないのは、今までとは違うし、しかも以前よりも封鎖が深刻な状況下で、なぜ更新しないのか？　と私は考えました。ある日、大法弟子が今日まで修煉してきて、どうしてまだ常人のように人の技術に依存できるのか。大法弟子は超常の存在で、能力を持っている！　と突然に悟りました。

　家族の同修との交流でも、このような共通の認識があり、交流記事で1人の同修がネットワークを開かずに突破して資料をダウンロードした話も出て、私たちはこの出来事が中国大法弟子を悟らせるためにあらわれ、正念で封鎖を回避させるものだとより認識しました。考えてみれば、そうですね、最後の最後に来て、大法弟子は大法弟子らしい状態になるべきです。技術を持っている同修に依存したり、常人の方法に頼ったりしてはいけません。人は人の理の制限を受けますが、大法弟子は超常で、神として振る舞うべきです。おそらくこれは師父が邪悪の封鎖を利用して大法弟子を向上させるために現してくださったのです！　そこで、私はもうソフトの更新に執着せず、正念で突破することを決めました。

　しかし、実際に行う過程ではやはり難しく、ようやく明慧ネットが開くと、子供のように喜びました。長期間明らかな突破がないと、自分にできるのかと疑いましたが、とにかく堅持しました。ある日、法を実証することを済ませてネットに接続しようとしました。パソコン前で長く座っていたので疲れを感じ、突破の待ち時間までベッドで横になろうと思いました。すると、横になった瞬間、自由門が接続されたのが目に入りました。私は急いでパソコンに戻り、見ると7つのサーバーに接続されていました！　 7つですよ！　長い間2つ以上見ていないのです。それに信号が信じられないほど良かったです。

　明慧ネットの内容をダウンロードし終わり、多くのことを済ませても、まだ７つのサーバーと超強信号で、ネット速度が速く、封鎖など存在しないかのようでした。私は自由門を終了したくありませんでした！　実は、神速の突破の瞬間、私はこれが師父の法を実証するへの励ましで、師父が突破を手伝ってくださったのだと悟りました。突破過程の超常的な現れは、大法弟子の突破は人間の技術手段では阻めない、超常のものだということをより理解させてくれました。

　正念で封鎖の突破への自信が大きく増しましたが、次の日、突破が上手くいかず、その後も困難な状態が続き、あの夜のようなスムーズさは出せませんでした。私は考えました。あの時は師父が手伝ってくださったので神の奇跡ですが、自分でやるとできない、愛博（iPPOTV）の状況と同じで、神韻の公演を見るときは師父の加持でスムーズに再生されますが、普段正念を発しても愛博がつながらず、師父は当然できますが、弟子はできません。

　学法を通じて、この認識が間違っているとわかりました。それは極端な党文化の思考方式による結論で、性急に成功を求める人心などです。実際、大法弟子もできます。師父は大法弟子に相応の能力を与えています。大法弟子自身がすべきことは自分で果たさなければ、何もかも師父に頼ってはいけません。

法の認識を正した後、どうするべきか分かりました。私は真に観念を変えました。ネットワーク封鎖突破を人の思考と方法ではなく、師父が与えた神通で用いるのです。もちろん、これはネットを接続せず、ソフトをクリックせず、ただ掌を立てるだけで自由門が自動起動し、資料が自動ダウンロードされるというものではなく、常人の状態に合ったものです。つまり、人の思考観念に陥らず、突破は技術手段に頼り、突破技術が封鎖技術を超えなければ突破できないという考えを捨て、人の状態を超えて正念で見ることです。大法弟子は超常で、邪悪の封鎖技術がどれほど強大でも、宇宙人の技術のものでも、大法弟子の正念の前に、大法修煉から修得した能力の前では何ものでもありません。邪悪の技術手段は大法弟子の能力を封じられません！　その後、毎日明慧ネットの交流文章を読むことが保証でき、この過程で、邪悪がどんなに封鎖しても、明慧ネットを封じられないことを真に体感しました。

　明慧ネットへのアクセスは問題なくなりましたが、全体の突破状態は以前のようにスムーズではありません。私は内に向かって探し、認識を向上させました。人間の考え方を完全に除去できていないことを見つけました。私は技術同修の技術サポートに慣れ、自分は何も考えず、何もせず、快適にアクセスでき、問題が起きると人間の方法で解決しようとします。これは明らかに人間の状態で、大法弟子らしい状態ではありません。私は大法弟子らしい状態で正念で突破をしなければなりません！

　その後、私は封鎖を突破するための発正念や掌を立てる表面形式に限定せず、真に自分の状態を変えました。つまり、突破する時、常人の思考観念などの一切の状態を超え、真に大法弟子の状態、超常の状態、大法から修得した神の状態に到達します。同時に、大法を実証するのためのパソコンや回避ソフトも、人の思考で人の技術や宇宙人の技術の対決と見ず、高い次元から見ます。例えば、自由門は親しみを込めて「小鳩」と呼ばれますが、もう1つの空間では威力を発揮する巨大な「鳩」か他の神鳥で、突破する時に宏大な勢いで層々の邪悪を突破し、威武に飛んでいくのです！　実践で認識と状態を変えた後、封鎖を回避する進展もますます良くなりました。

　しばらく後、2022年10月、自由門がついに更新されました。家族の同修はとても喜び、封鎖を回避する厳しい日々が終わったと思いました。数日後、家族の同修から、新バージョン自由門は最初は確かにスムーズでしたが、すぐにまたダメになり、旧版よりも速くないと聞きました。私は、「旧鳩」は戦場で鍛えられたベテランなので当然能力が高く、「新鳩」はまだ新人で鍛えられていないのかもしれないと思いました。

　新バージョン自由門が出たものの、封鎖の深刻な状況は解決されませんでした。このことについて内に向かって探し、人の観念と理論、依存心、安逸心、面倒を嫌う心がまだ残っていることを見つけました。以前は回避ソフトへの依存心がありましたが、今回はこれを徹底的に放下しました。私は正念で封鎖を突破します。突破した時、人の思考状態をすべて捨て、頭の中は正念だけにし、自分を超常の状態に到達させ、自由門を起動する時も強力な正念を発し、自由門がネットワーク封鎖を突破して飛び出すようします。もちろん、後で明慧ネットの特別放送「人を出て神へ向かう」に触発され、正念突破も大法弟子が「人を出て神へ向かう」好機だと考えました。おそらくこれは師父の大法弟子向上のための慈悲の按排です。それなら、突破を「人を出て神へ向かう」好機とします！

　毎回の突破で、私は自分を「人を出て神へ向かう」状態にし、人心や人の理が出てきたら排斥し、師父の法はどう言われているのかと正念を強めます。人心の動きが激しい時は、慌てて再起動や旧版ソフトへの切り替えなどの人の方法を試し、最終的に正念で突破成功します。すると教訓を吸収し、次回はより良くなります。このようにして、人の面がますます弱くなり、大法弟子の正念、超常の神のような状態が自然になります。正念突破も不安定から熟練、自在への過程があると体感しました。このことは修煉の過程で、一層一層、焦る心、嫉妬心、顕示心、喜び心、自己を証明する心、魔性などを除去し、人の殻を破り、法に基づいて向上します。

　（続く）