　【明慧日本2025年11月17日】オランダの法輪功学習者（以下、学習者）による中国共産党（以下、中共）の法輪功迫害を伝える巡回活動が11月8日、ワッセナールに到着し、地元住民から歓迎を受けた。地元で唯一のメディアである『ワッセナール新聞』がこの活動を報道した。

　ワッセナールは、オランダ南ホラント州にある町であり、自治体である。町民は2万8000人、面積は62万平方キロメートルである。ワッセナールの町のほか、自治体区域内にはいくつかの村も含まれている。ワッセナール自治体はかつてハーグ地域圏に属していたが、現在はロッテルダム＝ハーグ大都市圏に属している。

　ワッセナールには伝統的なカントリー・エステートがあり、裕福な都市住民の避暑地となっている。これらの荘園には富裕層の住民のほか、企業や領事館も入居している。オランダ国王ウィレム＝アレクサンダーとマキシマ王妃、およびその家族は、2019年初頭までアイケンホースト荘園の一角に居住していた。オランダに現存する唯一の草地競馬場であるデュインドゥイヘト競馬場もワッセナールにある。

　正午、学習者がランストラートで情報ブースを設置していたところ、『ワッセナール新聞』が取材に訪れた。記者は学習者の坐禅をとても気に入り、要望に応えて学習者は第五式の功法を実演した。フェイスブックでの知らせを見た地元住民は次々と訪れ、法輪功情報デーの活動を支持する請願書に署名するために集まった。

图1～4：二零二五年十一月八日，荷兰法轮功巡回<span class='voca' kid='62'>真相</span>点到瓦瑟纳尔举办讲真相活动。

11月8日、オランダのワッセナールで法輪功迫害の実態を伝える活動

　ポルトガル出身のある男性が友人を訪ねてワッセナーに来ており、大学で中国現代史を教えていて、流暢な中国語を話す。彼は友人とともに情報ブースを訪れ、署名して学習者への支持を表した。男性は中国で起きている中共による学習者への迫害についてよく知っているという。学習者が男性に中国語版の『共産党についての九つの論評』などの資料を勧めると、男性は喜んで受け取った。

人々に中共による法輪功迫害の実態を伝える

　ジェナ・ウェトヘースト氏は、自分の署名の横にハートのマークを描き、学習者への支持を示した。彼女は「真・善・忍」の原理に賛同し、学習者を祝福した。また、中共の暴政や習近平国家主席の独裁政治に強い不快感を抱いていると語った。

学習者の迫害に反対する活動を支持し署名するワッセナールの住民

　ウィウン・ブラントさんと夫人は定年退職しており、学習者から迫害の実態を聞いた後、署名して支持を表した。ブラントさんは、真・善・忍の原理はとても重要であり、人々が守るべき原理だと考えていると述べた。また、人は社会的な存在であり、自分を大切にするだけでなく、他者を思いやるべきだとも語った。