　【明慧日本 2025年11月23日】何さんは 80 歳を過ぎた年配の大法弟子で、毎日外出して世人に面と向かって真相を伝え、「三退」（中国共産党、共産主義青年団、少年先鋒隊からの脱退）を勧めることを何年も続けており、彼女によって「三退」した人数は数え切れません。先日、彼女を訪ねた際、最近の若者の精神状態が以前とは大きく異なり、多くの人が中共の邪悪さを理解し、嘘が通用しなくなり、人々がますます目覚めているという話になりました。

　以下は、何おばさんが真相を伝える過程で出会った若者たちの物語です。

　真相を聞き、陥れられた銀行幹部が目覚める

　2024年 7 月のある日、私がバス停の標識の前で 40 歳過ぎの男性が携帯電話で話しているのを見かけました。彼が話し終わるのを待って、私は彼に話しかけました。彼は金融専門学校を卒業した大学生で、銀行に勤務していました。勤勉で有能だったため、数年後に中間管理職に昇進し、あるプロジェクトの責任者になりました。しかし、勤務先と公安局との間で利益の衝突が発生し、公安局の人間の陰謀で、陥れられた彼は懲役2年を宣告され、党籍を剥奪されました。妻も彼と離婚し、他の人と結婚し、家には70代の母と7 歳の子供だけが残されました。出所後、彼は一文無しで、妻と子は離散し、進退窮まっていました。彼は自分を酷い目に遭わせた主犯が公安局長であることを突き止めました。彼は「これは血で血を洗う仇だ。必ず報復してやる。どうやって報復するか？　例えば、機会を見つけて車で撥ねて殺害するとか、死ななくても一生安穏に暮らせないようにしてやる」と言いました。

　私は彼が全身を怨念と憎悪に満たしているのを見て、いつ大事件を起こすか分からないと思い、立ち止まって辛抱強く2 時間以上にわたり大法の真相を伝えました。彼に憎しみの心と悪念を捨てるよう勧め、善悪には報いがあること、悪人は必ず天罰を受けること、私たちは善人になり、心を修めて善に向かい天国に行くべきであり、決して他人を害して自分も害するようなことをしてはならないこと、これこそが正しい選択だと助言しました。

　私は大法の法理を用いて彼を啓発しました。「人が生きているのはすべて業力の輪廻応報によるものであり、これ以上悪縁を結ばないように。もし彼を撥ねて怪我をさせてしまい、病院から出られなくなったら、あなたが全財産を投げ打っても医療費を払いきれなかったらどうするのですか？　人を撥ねて殺したら、あなたは命で償わなければなりません。あなたの父母や息子は誰が養うのですか？　しかし、あなたが善良な良い人になれば、神仏があなたを守ってくださるでしょう。これは間違いのない事実です！」

　その後、私は「三退」して平安を得ること、共産党は西洋から来た幽霊であり、中国人の苦難はすべてその災いによって引き起こされたこと、共産党がなければ、人はこんなに悪くならなかったかもしれないと話しました！　三反五反、大躍進、文化大革命、1989 年の天安門広場での学生殺害、法輪功に対する迫害、生体臓器収奪による営利目的の売買など、あらゆる悪事を尽くしました。上層部が悪ければ国民も悪くなり、人々は際限なく悪に染まってしまいました。

　私は彼に、現在すでに 4.5 億人以上が「三退」しており、彼も党・団・隊を脱退するように勧めました。彼は同意しただけでなく、本名で脱退すると強く主張しました。彼は「今日、あなたのような素晴らしい人に出会えて、衝動的な行動を思いとどまらせてくれました。さもないと、私はどんなことをしでかしていたか分かりません」と言いました。彼は何度も感謝の言葉を述べ、私は彼に、私たちの慈悲深く偉大な師父に感謝し「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を心に留め、しっかりと生きていくように伝えました。

　「法輪大法は素晴らしい」と念じた、大学教師の手の小さなこぶが消えた

　ある日、私が駅に行ったとき、病院から出てきた 30 歳過ぎの若い女性に出会いました。彼女は省の某大学の教師で、手にリウマチ性の小さなこぶができ、手の中心にあって非常に不便で、病院に行っても治らないと話しました。私はすぐに「娘さん、私はあなたが一目見て良い人だと分かります。教養のある人ですね。あなたの問題を解決する秘訣を教えましょう。今から常に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてみてください。信じなくても試してみて！　誠心誠意念じれば福報があります。それから『三退』で平安を得ることもです」と言いました。

　私は彼女に、共産党は西洋から来た幽霊であり、無神論や進化論で人々を害し、過去の運動で 8000 万人の中国人を殺害し、4.5 億人以上がすでに三退していること、なぜ人が三退する必要があるのかなど、真相を伝えました。彼女は真剣に聞き、以前に誰からもこれらの話を聞いたことがなかったと言いました。彼女は党・団・隊のすべてに入ったことがあるので、私に脱退の手続きをしてほしいと頼みました。

　偶然にも、数日後、私は再び彼女に会いました。彼女は私を見るなり、嬉しそうに両手を合わせて言いました。「ありがとう！　あなたに言われた通りに九文字の真言を念じたら、手の小さなこぶがなくなりました、消えました、全部治りました！」と言いました。私は「私たちの師父に感謝してください。師父が人間に最も素晴らしいものを与えてくださったのです」。と言いました。私は彼女に引き続き「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じるように勧めました。私と一緒にいた同修は、彼女が忘れるのではないかと心配し、お守りを1つ渡しました。彼女は両手で受け取り「これは貴重で良いものだから、大切に隠しておきます」と言いました。

　美術学院の教師は中共とは一線を画す

　2024年12月のある日、私は若い女性が小さな女の子を連れて車を待っているのを見かけました。彼女はとても美しかったので、私は心から彼女を褒めました。「あなたはなんて綺麗で美しいのでしょう。まるで天から舞い降りた仙女のようです」。そうして、私は彼女と話し始めました。

　彼女は近くの大学の美術学院の美術教師でした。私は「命に関わる重大なことについてお話ししましょう。『三退』で平安を得ることを聞いたことがありますか？」と彼女に聞くと、彼女は「聞いたことがない」と言いました。私は彼女に、共産党は西洋から来た邪霊であり、過去の運動で 8000 万人の中国人を殺害したこと、貴州掌布郷の蔵字石（隠し文字のある石）などの真相を伝えました。彼女は聞き終わると真剣に「私は共産党とは一緒にやりません。脱退の手続きをお願いします」と言いました。そして、自分の名前を教えてくれました。話し終わった直後、専用車が来て彼女と子供を乗せて行きました。

　省病院の医師が「三退」

　ある時、私は道端で若い女性が誰かを待っているのを見て、近づいて話しかけました。彼女は省病院で働いており、修士課程を修了した研究者で、党・団・隊のすべてに入ったことがあると言いました。彼女の故郷には多くの親戚や友人が法輪功を修煉しており、皆、彼女に「三退」を勧めたそうですが、彼女は彼らの言うことを聞かず、何年もの間脱退していませんでした。

　私は彼女に「三退」が私たちの命にとってどれほど重要であるかを話しました。私は「今日、私たちが会えたのは偶然ではありません。あなたのような良い人を、お天道様は見捨てることなく、私に会わせて『三退』の話をさせ、あなたが平安を得て、素晴らしい未来を手に入れられるようにしてくださったのです」と言いました。すると、彼女は同意しました。彼女は「理由は何だか分かりませんが、あなたの話は聞きたいと思うのです。脱退の手続きをお願いします」と言いました。この、機会を逃しかけた個性的な命がついに救われました。

　このような話は、大法弟子が毎日出会うことです。真相を理解し、中共の邪悪な組織のすべてから脱退して救われる人がますます増え、人心が目覚め、共産邪霊が完全に一掃される日が近づいています。