文／四川省の大法弟子

　【明慧日本2025年11月26日】私は今年77歳になる修煉歴30年の女性弟子です。この30年間、私は病知らずで、身体は常に軽やかでした。師父がずっと私を守ってくださっています。私はこれまでずっと、第一線で真相を伝え、人々を救うことに励んできました。

　数年前、私の顔に老人斑が現れ、黒ずんだ大きな斑点が左右の頬に広がりました。大法弟子として本当に恥ずかしく思いました。昨年、真相チームの同修が、彼女が筆写した繁体字版の『洪吟』一巻から六巻までを見せてくれました。彼女は繁体字が読めないため（簡体字の書籍は別の同修が持って行ってしまっていた）、筆写に誤字が多くありました。彼女は文化大革命の時代に5年間だけ学校に通い、その後はモデル劇の出演をしていたため、字の知識をあまり身につけられなかったのです。

　普段、私たちは毎日一緒に出かけて人々を救っています。同修は一日に数十人を説得して三退させますが、私は数人、あるいは十数人しかできません。私は同修の長所を見て、自分の不足を正すよう心がけました。私はもともと気が短い性格ですが、今回は同修が筆写した『洪吟』の誤字を一つひとつ丁寧に訂正し、大きな紙に誤字を書き出して彼女に知らせました。この過程は、私の焦りの心を取り除く修煉でもありました。同修の筆写は今ではほとんど誤字がなくなりました。

　不思議なことに、私の左頬の大きな黒斑が、皮が一層また一層と剥けていったのです。同修の一人が私を見て、「お姉さん、変わったね」と言いました。「どこが変わったの？」と聞くと、「顔のあの黒いところがなくなったよ」と言うのです。私は合掌して師父に感謝しました。師父の慈悲により、私の身体が若返っていたのです。米粒ほどの小さな字もはっきり見えるようになりました。学法の時には字の小さい『轉法輪』を使っています。毎日外へ出て真相を伝え、半日歩いても疲れません。帰宅後は冷蔵庫から食べ物を出してそのまま食べ、夜は枕に頭をつけた途端に眠りにつきます。

　ある若者が私に「おばさんは30年間病気をしたことがないんですね。うらやましいですよ。うちの父はまだ入院してるんです」と言いました。私は彼に真相を伝え、三退をさせました。

　私は昔教師で、学生を自分の子供のように愛してきました。修煉前も善心や愛情はありましたが、私心もあり、よいことをしても見返りを求め、人から良くしてもらいたいと思っていました。修煉後は師父の教えに従い、人を救う道の上で常に他人を助けるようになりました。

　昨年のある朝、私は山へ人を救いに行くためにバス停でバスを待っていました。ちょうど市内へ向かうバスが到着し、痩せた年配の農民の男性が大きなカゴに詰まったアケビ（八月瓜）を二籠、バスから降ろそうとしているのが見えました。私は手伝って降ろし、「お兄さん、こんなに早く市場に来たの？」と声をかけました。彼は「野菜はなかなか売れないんです。農民の作るものは値がつかなくて」と言いました。私は「ここから市場まではまだ距離があるね。三輪車を呼んであげるから、私が運賃を払うよ。少しでも早く売れるようにね」と言うと、彼は「ありがとうございます。このアケビは一斤（500g）五角（0.5元）にしかならないんです。私は山の麓に住んでいて、まだ暗いうちから担いで山道を登って来るんですよ。バス停は山の上にありますから」と話しました。私は彼に真相を伝え、実名で三退させ、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と誠心で念じるよう伝えました。彼は純朴で心根も善良な人で、何度も私に感謝し、家に遊びに来てほしいと言いました。

　最近のあるよく晴れた午前、息子が自転車で私を郊外まで連れて行ってくれました。山の麓に差しかかった時、一人の中年女性がにこにこと私を見つめていました。私は彼女に声をかけて真相を伝え、彼女を少先隊から退かせました。「あなたは福のある人ですよ」と言うと、彼女は「そうなのよ。息子は町で携帯電話を売っていて、パソコンの修理もしてる。孫二人は中学生で、私は生活費もいるので、野菜も作っているの」と話しました。彼女は放し飼いの鶏が産んだばかりの卵や新鮮な野菜を私にくれました。お金を渡そうとしても受け取りませんでした。私は彼女の家の住所が分かりましたので、また贈り物を持って行きたいと思っています。彼女も何度も「うちに遊びに来てね。私たち田舎の者を見下さないでね」と言ってくれました。

　私は修煉して30年になりますが、『轉法輪』を学ぶ時もまだ雑念があり、完全に心を静められないことがあります。発正念も時に静かではない時がありますが、これからも三つのことをしっかり行い、修煉を人生で最も大切なこととして努力していきます。

　師父の救いに感謝いたします！
　同修の助けに感謝いたします！