　【明慧日本2025年11月26日】毎年恒例のスペイン・マドリード健康博覧会が11月6日から9日にかけて、マドリード国際展示センターで開催された。スペイン最大かつ最も歴史の長いエコ文化の象徴的な博覧会として、今回の展示会にはスペイン各地から600以上の出展者と6万人を超える来場者が集まった。スペインの法輪功学習者（以下、学習者）は毎年招待されて出展している。

　博覧会期間中、学習者は、法輪大法の「真・善・忍」という普遍的価値の紹介、功法の実演、資料の配布などさまざまな形式を通して、法輪大法が人々の心身の健康、道徳の向上、生命の延長にもたらす非凡な意義と不思議な効果を示した。すでに世界中で1億人以上が恩恵を受けているこの正統な功法は、イベントのテーマと合致していたため、多くの来場者から歓迎と称賛を受けた。

マドリード健康博覧会で法輪大法に興味を示す来場者

法輪大法の主要著作『轉法輪』を読んでいる来場者

　法輪大法の創始者・李洪志先生の写真および、法輪大法が世界中で広く伝えられている様子を伝えるポスターを背景にした法輪大法のブースでは、テレビ画面で法輪大法の創始者・李洪志先生による功法を教える映像が繰り返し放映された。学習者は、穏やかな音楽に合わせて、ゆったりと美しい五式の功法を実演し、慈悲で純正なエネルギー場が多くの来場者を惹きつけ、足を止めて見学し、質問し、資料を受け取り、法輪大法の書籍を購入する姿が見られた。来場者は学習者の修煉体験を聞いたり、その場で五式の功法を学んだりし、大法の超常さと素晴らしさを体験した。

「真・善・忍こそ、ずっと私が探し求めてきたものです」と話すソニアさん

　ソニアさんは法輪大法のブースを訪れ、チラシを丁寧に読んだあと、こう語った。「真・善・忍こそが、ずっと探し求めてきたものです。今の生活はとても忙しく、緊張が多く、私たちは周りの人を疑うようになってしまっています。私たちには、外に求めるのではなく内側に平静を見つけることが必要です。法輪大法は、その内なる平静を見つける助けになるように思います」

　「そうです。これは心を落ち着かせ、私たちの内面の深い部分とつながる修煉法であり、誰にとっても価値があり、とても役に立つものです。『真・善・忍』という三つの価値観は本当に、本当に重要です。しかし、現代社会ではとても希少になっています。学校や教育システムは競争や『成功すること』を奨励しているように見えます。その結果、私たちは本源を忘れてしまうのです。成功するために嘘をついたり、自分と違う人を受け入れられなくなっているかもしれません」

　「ええ、本当にその通りです……。この三つの価値観は、人間同士をしっかりと結びつける絆です。私はこれを周りの人たちにも伝えますし、子どもたちにも伝えたいと思います」

「真・善・忍の教えには重要な価値観が込められている」と話すソル・バルカルセルさん

　ソル・バルカルセルさんは博覧会のスタッフであり、ブースの前をよく通りかかり、学習者の功法実演や、法輪大法が世界に広く伝わっている様子を紹介する映像を目にした。彼女は学習者に以下のように話した。

　「真・善・忍という教えは、人々が心の平静と安らぎを見つける助けになると思います。少なくとも私はそう感じています。もちろん、私たちの多くは別の形の生活を送っていて、こうしたより重要な原理について考えることがありません。でも、本来このような原理は、子どもの頃から学校で、あるいはこの修煉や他のどんな形であれ、教えられるべきものだと思います。というのも、そこには大切な価値観が含まれていて、子どもたちはそれを土台に成長していけるはずだからです」

「世界が法輪大法を必要としている」と話すコルネリアさん

　コルネリアさんは、法輪大法の音楽に惹かれて自ら学習者に近づき、こう語った。「この混沌とした世界では、法輪大法のような修煉の方法がとても必要です。世界には真・善・忍が必要であり、法輪大法が必要です」

　コルネリアさんはいくつかの疑問も持っていた。たとえば、李先生とは一体誰なのか、法輪大法の教えがなぜ世界中に広まり、今もなお広く伝えられているのか知りたいという。彼女は、これこそ自分がずっと知りたかったことだと感じていた。学習者からの説明を受けると、手渡された小さな蓮の花の飾りを手にして、嬉しそうに立ち去った。

图9：阿丽桑德拉（Alejandra）女士：法轮大法在当下这个时代，在宇宙中，在地球上都有着非凡的意义

「法輪大法は、現代のこの時代においても、宇宙においても、地球においても、並外れた意義を持っている」と話すアレハンドラさん

　アレハンドラさんは法輪大法のブースの前で足を止め、真・善・忍に深く心を打たれた。彼女はこう語った。「私は、法輪大法は現代のこの時代においても、宇宙においても、地球においても並外れた意義を持っていると感じます。その教えはとても重要であり、私たちは皆、理解し、実践するべきです。そして、法輪大法は私たち自身を助けるだけでなく、私たちの環境や社会、地球全体をも助けることができると思うので、とても意義深いと考えます」

法輪功の功法を学ぶ子どもたち

　中年の女性が4人の子どもを連れて展示ブースを訪れた。子どもたちは、学習者が実演する功法の優雅な動作に惹きつけられた。彼らは目を離すことなく、展示ブースの前に十数分も立ち続け、そして、いちばん幼い子どもはまだ母親の世話が必要だったが、ほかの3人の子どもは自ら進んで動功を学びたいと申し出た。母親は、その素晴らしい瞬間を記録しようと、子どもたちが功法を学ぶ様子を携帯電話で撮影した。別れ際、その女性は学習者にこう伝えた。「法輪功とご縁をいただけたことは、私と子どもたちにとって今回の博覧会訪問で最も意義深いことです」。毎週日曜日に各地の煉功拠点で無料で功法を教えていると聞くと、女性は時間と場所を詳しく尋ねて書き留め、学習者に重ねて感謝した。

　法輪功のエネルギー場が人を落ち着かせる

　イザベルさんは、以前メディアの取材を受けたことがあり、法輪功の修煉についてある程度理解していたが、いくつか疑問があり答えを探していた。たとえば、なぜこれほど良い修煉功法が中国で迫害されているのかなどである。彼女は法輪功の主要な書籍『轉法輪』にとても興味を示し、強いエネルギーを感じ、この場のエネルギー場が自分を落ち着かせてくれると語った。去り際、イザベルさんは資料をいくつか持ち帰り、友人たちと共有すると話した。

　真・善・忍の修煉の理念に引きつけられる

　英語を話すナタリアさんは、法輪大法のブースの前で足を止め、学習者としばらく会話をした。彼女はこれまで法輪大法について聞いたことがなく、もっと知りたいと言った。とくに「真・善・忍」という修煉の理念がナタリアさんを強く惹きつけた。彼女は資料をいくつか持ち帰り、家でさらに学び、法輪功の煉功を学んでみるつもりだという。