　【明慧日本2025年11月29日】ルーマニアの法輪功学習者（以下、学習者）は11月7日から9日にかけて、ティミショアラで開催されたエゾテリック・フェスバルに参加した。イベント期間中、学習者は法輪大法の五式功法を実演し、興味を持った人々に功法を教えた。

　エゾテリック・フェスバルは、ルーマニアのティミショアラで毎年開催される「体・心・魂」のホリスティックライフをテーマとした祭典であり、同地で最大規模かつ最も歴史のあるホリスティック・スピリチュアル・ウェルネス分野の展示会の一つである。ルーマニアの代替医療、スピリチュアル文化、自然療法業界の重要な交流の場とされている。

　法輪大法のブースには、『法輪功』や『轉法輪』の書籍が並べられ、来場者が閲覧・購入できるようになっている。来訪者は、中国で中国共産党(以下、中共 )による法輪功迫害の実態について知りたいと言った。支持を示した人々は、G7＋7諸国に対し、中共による学習者およびその他の良心の囚人からの生体臓器収奪を阻止するよう求める請願書に署名した。例年と比べ、法輪大法の存在を耳にした人がますます増え、功法への関心も高まっている。

图1～7：法轮功学员向人们讲述法轮大法<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

人々に中共による迫害の実態を伝える

法輪功の功法を学ぶ来場者

　涙を流すマッサージ師「これは長い間待ち望んでいたと感じます」

　マッサージ師のドイナ・ドガルさんは、学習者から法輪大法について紹介を受けた。彼女が法輪大法の書籍を開き、法輪図形が印刷されているページを見ると、しばらく立ち止まり、その法輪を見つめ、続いて手を法輪図形の上に置き、思わず涙を流した。ドガルさんは、これこそが自分が久遠にわたって待ち望んでいたと感じると言った。

　ドガルさんはこう語った。「真・善・忍を座右の銘とすることは、本当の生き方を実現し、真の人間性を持ち、そして人と精神が真に融合する価値そのものです。人と創造主との完全なつながりは、まさに真・善・忍の上に成り立っています。愛光を携え、完全な調和によって世界をより良くします。それが第一歩であり、始まりなのです。私たちは自分自身を見つけ、より多くの人々を結びつけ、絶えず強くなる力を形成し、自分自身を助け、そして自力では救えない人々をも助けたいのです」

　ドガルさんは続けた。「功法によって、私は修煉者と会う特別な体験をしました。こんなに素晴らしい人たちが、私と共鳴してくれたのです。泣き、笑い、喜びをもたらしてくれました。法輪を見たとき、私はとても強いエネルギーと感情を感じました。涙が出るほど強烈でした。私はその感情とエネルギーを感じたくて、法輪の上に手を置いたのです」

　帰る前に、ドガルさんは学習者たちにこう言った。「皆さんにお会いできて本当に嬉しいです。そして、こんなに素晴らしい功法があることにも嬉しく思います。私は必ず学んで修煉します」

　長年の支持者が大法書籍を購入

　60代の男性がブースに訪れ、以前のエゾティリック・フェスティバルでも法輪大法のことを聞いたことがあると言った。彼はずっと法輪大法のカレンダーが好きで、家族や子ども、孫たちに持ち帰って渡しているという。男性は代金を払おうとしたこともあったが、学習者は、テーブル上の資料はすべて無料であり、より多くの人に法輪大法の素晴らしさと、中国で受けている残酷な迫害について知ってほしいと伝えた。男性は迫害に直面しても、学習者は真・善・忍を堅持して修煉を続けていると話す。

　学習者らが残酷な迫害を受けている。迫害を受けているにもかかわらず、学習者たちは真・善・忍の修煉を堅持し続けている。

　交流のあと、男性は深く心を打たれ、涙ぐみながらうつむいてその場を離れた。ほどなくして男性は再びブースに戻り、感謝の気持ちとして一袋のリンゴを持ってきた。翌日、この男性は『轉法輪』と『法輪功』の2冊の書籍を購入し、煉功を始めたいと話した。

　ある女性は会場を訪れた際、学習者の功法実演やブースを写真に収め、フェイスブックに投稿した。

　ドラガンさんは以前から法輪大法と迫害について耳にしており、学習者が修煉して受けた恩恵を聞いたあと、『法輪功』の書籍を購入した。

　6歳の女の子が法輪大法を学ぶ

　6歳の女の子マリアちゃんは、母親とともにエゾティリック・フェスティバルに参加した。マリアちゃんは功法に強い興味を示し、その場ですぐに学習者の動作をまねて学び始めた。

学習者と一緒に煉功しているマリアちゃん

　翌朝、マリアちゃんの母親のラモナさんはブースに訪れ、マリアちゃんは朝早くから「早く法輪大法のブースに行って功法を学びたい！」とせがみ、さらに学習者に「私が行くまで始めないでね」と、伝えるように言ったという。

　学習者はこのように話した。「イベント最終日、私たちがブースへ向かうとき、マリアちゃんが走って追いかけてきて『もう始まったかと思った！』と言った。マリアちゃんはほぼずっと学習者たちと一緒にいて、最初から最後まで功法をやり通した。帰るとき、お互いに別れの挨拶をすると、マリアちゃんは『みなさんに会えて嬉しかったです』と話した。私はマリアちゃんに『これからも続けてね』と伝え、マリアちゃんも頷いていた。本当に特別な出会いでした」

　イベント終了後、マリアの母親はティミショアラの学習者に連絡を取り、マリアちゃんを現地の煉功点へ連れて行くつもりだと伝えた。また、マリアちゃんは時々家でも自分で煉功しているという。

　エゾテリック・フェスバルの来賓が学習者に講習の開催を招待

　マリアさんとリアナさんは功法をとても気に入り、資料を受け取り、ティミショアラの学習者の連絡先を書き留めた。リアナさんは『法輪功』の書籍も購入した。2人は、自分たちの所属する協会ではよく集まりがあるため、そこで功法の講習を開いてほしいと希望を示した。

　11月15日（土）、学習者が「次世代のための協会」に招かれ、法輪大法を紹介した。冬季休暇中に弱い立場の人々を支援したいと考える複数の人もこの活動に参加した。招かれた学習者はこう話している。「法輪大法の情報を紹介した後、中共が26年間続けている法輪功への迫害の事実についても話しました。法輪大法が真・善・忍を修煉することで強い良い影響をもたらすため、中国では今も多くの人が修煉を続け、人々に迫害の実態を伝えています。紹介を終えたあと、私は第一式の功法を実演し、資料、チラシ、カレンダーを配りました」

　「人々は功法を学ぶことをとても喜んでおり、会場全体が穏やかで温かい雰囲気に包まれていました。リアナさんは、以前から坐禅を組んで修煉したいと思っていたそうで、すでに『法輪功』の書籍を読み始めています」