　【明慧日本2025年12月4日】私は基本的に、用事を済ませながら真相を伝えるようにしています。バッグにはいつも真相資料やお守りなどを入れています。電車に乗るときは、1人席には座らず、2人席や多人数席に座るようにしています。そうすることで、真相を伝えやすくなります。以下は、私が真相を伝えているときに印象深かったいくつかのエピソードを紹介します。

　あるとき、私は同修の家で学法をするために出かけた際、電車に乗っていました。隣に座った女性と話し始めると、この女性は袋に野菜を掘る道具を入れており、プテロカリア・ステノプテラの根茎（こんけい）を掘って、民間療法として病気を治そうとしていると話しました。そこで私はその話題に乗って「一つ方法を教えます。法輪大法を誠心誠意敬い、真・善・忍を信じると、あなたの病気はより早くよくなります」と伝えました。すると女性は同意し、これまで入っていた共産党組織の共青団や少年先鋒隊から脱退しました。

　私が「お名前は？」と尋ねると、女性は「当ててみて」と言いました。私は「張さんですね」と答えると、女性は驚いて「よく当てましたね！」と言いました。実際にこの女性の姓は張でした。女性はとても喜び「必ず信じます。誠心誠意敬います！」と言いました。そのとき、ちょうど女性が降りる駅に着き、女性は嬉しそうに下車しました。

　ある日、電車に乗っていたとき、私の隣に40歳前後の女性が座っていました。女性はお弁当箱を持っており、話をすると「おばあさんに食事を届けるところです」と言いました。そこで私は女性の孝行を褒めました。「今の時代でこれだけできる人は本当に少ないです。今の人間関係は金銭中心で、道徳もどん底まで落ちています。役人も庶民のことを気にかけず、役人の高官は欲深く、一般職も貪欲になっています。そのせいで過去の大疫病も起きました。善悪には報いがあります。あなたのような良い人は、こういう悪からは距離を置き、以前入っていた共産党組織から脱退することが重要です。そうすれば神仏が私たちを守ってくれます」と伝えました。女性はその話にとても共感してくれました。私が降りるとき、女性は何度も「ありがとう」と言いました。電車を降りた後、電車が出発する前に、女性は窓の前で何度も手を振って別れを告げてくれました。

　あるとき、私は市場で物を売っている男性に真相を伝えました。「天災や人災もあるので、健康に気をつけることが大切です」と伝えると、男性はとても賛同し、かつて加入していた共産党組織からも脱退することに同意しました。そこで私が男性に仮名をつけると、男性は突然目を大きく見開いて「私の本名はこの名前です！」と言いました。私は「ご縁がありますね、きっと救われますよ」と話し、真相資料を一部お渡ししました。男性は嬉しそうに受け取り「ありがとう」と言いました。私はこれまで何度も衆生に仮名をつけてきましたが、瞬間的に相手の本名を言い当ててしまうことがあります。これはすべて、師父が私を励まし、加持してくださっているのだと感じています。

　師父が『なぜ人類が存在するのか』、『なぜ衆生を救い済度するのか』の経文を発表された後、私はいつもそれをポケットに入れて持ち歩き、真相を伝えた後に相手に一部渡しています。あるとき、私はある女性に話しかけました。「最近は天災や人災が多いですから、健康に気をつけてください。お金がいくらあっても、丈夫な体に勝るものはありません。私の師父が世人に伝えた法を一部お渡しします。どれも天の機密が込められています。今日は私たち2人、縁がありますね」。女性は喜んで真相資料受け取り「昨晩夢を見ました。大仏さまが私の方に歩いてくる夢で、とても嬉しくて、目が覚めました」と話しました。私は「あなたは本当に福のある方です。佛がお送りくださった天の機密です。家に帰ったら何度も読み返してください、必ず恩恵を受けます。そして読んだらご家族や友人にも伝えて、皆で恩恵を受けましょう」と伝えると、女性は喜んで承諾しました。

　あるとき、私は病院で若い男性に真相を伝えました。この男性は他県から来ており、話してみると心の負担が重いことがわかりました。そこで私は法理を使って導きました。「病気は精神が7割、肉体が3割です」と伝え、今後の平安と何事も順調である方法も教えました。「今は天災や人災が多いですが、その原因は無神論と道徳の欠如にあります。神仏を顧みず、殺したいときは殺し、切りたいときは切り、手中の権力を思うままに使う。神仏はその行いを罰しようとしています。私たちがかつて加入し共産党員や共青団、少年先鋒隊は無神論の組織です。心から脱退すれば、私たちは平安でいられます」と伝えました。私は男性に真相の入ったUSBを一つ渡すと、男性は喜んで「帰ったら必ず見ます」と言い、何度も感謝の言葉を述べました。

　あるとき、病院で私は1人の女性を見かけました。女性の顔には深い憂いが浮かんでいたので、私はその女性のそばに座り「あなたは、私よりずっと若く見えますね」と声をかけました。すると女性は「もうすぐ50歳です」と答えました。そこから私たちは自然と話し始めました。

　私は彼女にこう伝えました。「病気の治療も大事ですが、一番大切なのは根本から正していくことです。病気というのは、身体の中の良くない陰性のものが働いているから起きるんですよ。私たち中国人は小さい頃から無神論の教育を受け、物事を判断するときに理性や道徳の基準が欠けがちです。特に役人たちは権力を持っているせいで、やりたい放題です。「私に従えば栄え、逆らえば滅びる」と言われるように、権力が法律より大きくなっています。

　あなたは『蔵字石』のことをご存じですか？　天はすでにあの体制を滅ぼそうとしています。だから、昔あなたが加入させられた共産党組織から脱退し、心を込めて脱退することです。それらはみんな陰性のもので、私たちはそれを持ってはいけません。これからは、体の中に正しく良い物質を増やすことが大事です。法輪大法は最も高く最高の佛法で、常に『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と尊敬の念で唱えれば、どんな良くないものも近寄れず、あなたはだんだん純粋になり、健康にもなっていきます」

　女性はこれを聞いて、入っていた共青団と少年先鋒隊からの脱退に同意しました。そして感激した様子でこう言いました。「どうしてこんなにあなたの話がすっと入ってくるんでしょう。前にも何人かに同じようなことを言われましたけど、その時は全然聞く気になれなかったんです。でも姉さん、私はあなたの話を信じます」

　（編集責任者：杜仁）