　【明慧日本2025年12月5日】（スウェーデン明慧記者の報道）スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）は11月の毎週金曜と土曜の午後、国会議事堂横のコイン広場で、法輪功の功法実演・迫害の実態を伝え・迫害反対の署名活動を行った。多くの市民は中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の実態を知った後、積極的に署名に協力し、学習者の平和で理性的な迫害反対の勇気を称賛した。多くの中国からの旅行者も迫害の実態について尋ね、その場で三退（中共組織の党員・共青団・少年先鋒隊からの脱退）した人もいた。

图1～4：二零二五年十一月份每个周五和周六下午，法轮功学员在钱币广场举办讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>和反迫害征签活动。

11月の毎週金曜と土曜の午後、コイン広場で行われた反迫害署名活動

　11月は、ストックホルム旧市街近くのスウェーデン伝統のクリスマスマーケットが開かれる時期に当たる。学習者のブースは旧市街や王宮へ向かう必ず通る道にあり、観光客が途切れることなく行き交う。活動現場は和やかな雰囲気に包まれ、学習者は煉功音楽に合わせて法輪功の5式の功法を実演し、真・善・忍の素晴らしさを伝えた。また、学習者は通行人と交流し、チラシを配り、迫害反対の署名を募り、中共による法輪功迫害や学習者からの生体臓器収奪の犯罪行為を明らかにした。

学習者の反迫害活動を支持して署名する人々

图7：十一月二十九日活动期间，一位瑞典自媒体人对学员进行现场采访，并表示愿意帮助法轮功学员传递真相。

11月29日の活動中、学習者にインタビューするスウェーデンのセルフ・メディア関係者（右）

　中国の若者が迫害の実態を知り　その場で本名で三退

　11月14日金曜の午後、静かで平和な活動現場は、多くの観光客や地元住民を引きつけ、その中には中国からの旅行者もいた。ある若い女性は、展示パネルの前で見学・撮影した後、自ら学習者に話しかけた。この女性は自分が中国南部出身で、普段はネット封鎖を突破してニュースを見ており、中共の法輪功迫害、特に偽りの「天安門焼身自殺」事件について知っているという。

　若い女性は学習者から中共による法輪功迫害や、学習者から生体臓器収奪をして巨利を得ているという事実を詳しく聞き、とても憤慨してこう話した。「私は共産党が人を害するために存在していると知っています。今の国内は毎日ごまかしばかりで、アメリカや日本を憎ませて、国民に愛国・愛党を煽っています。でも高官たちはもうとっくに金も子供も全部国外に移しています」

　「もっと悪いのは、今の中国人は必要に応じて殺され、高官の延命のために臓器を取られる『人間鉱山』（人そのものを資源として扱う存在）になっていることです。あれは本当に魔物です！　今、分かっている人はみんなそれ（中共）を憎んでいて、早く滅びることを望んでいます！」

　『大紀元時報』の脱党サイトでは、すでに4億5000万以上の中国人が中共組織の党員・共青団・少年先鋒隊から脱退を表明し、平安を得ていることを知ると、女性は喜び、本名で脱退すると言った。そこで、学習者の助けを受け、その場で共青団と少年先鋒隊から脱退した。

　そして　「帰ったらこのこと（三退）を家族や友達にも伝えて、みんなにも脱退してもらいす！」と女性は言い、さらに「スウェーデン国会のそばで法輪功に出会えて本当に幸運でした。見識を広げました！」とも語った。

　スウェーデン警察は法輪功を信頼している

　この日（11月14日）、多くの中国人観光客は、学習者がスウェーデンの国会そばで堂々と煉功し、迫害の実態を伝えているのを目にして、信じられないという様子で驚いていた。国会議事堂の横にあるこの活動場所は、確かに特別な場所であり、ここは地元の学習者や他の団体が警察の許可を得たうえで、活動を行い、社会に向けて声を発することが許されている場所なのである。

　活動責任者の話によると、スウェーデンでは学習者は警察に保護されている。スウェーデン警察は法輪功をとても信頼している。真・善・忍を信じ、自らを修めて良い人になることを目指す、この平和的に迫害に反対する団体を警察は安心して見守っているという。

　スウェーデン人夫婦は法輪功の迫害を伝える活動を称賛

　ノーベルト氏はエンジニアであり、スウェーデンの会社に勤めている。同氏は妻のスザンナさんと一緒に展示パネルを読んだ後、迫害反対の署名に名前を書き、中国の学習者に強い同情を示した。ノーベルト氏はこう語った。「私はこれらが本当のことだと信じています。あそこ（中国）の人権状況はあまりにひどい。私にはスウェーデン人の友人がいて、以前スウェーデンにある中国企業で働いていました。その間、中共の人権状況について個人的な意見を述べただけでブラックリストに載せられ、中国へ旅行・休暇に行くことまで禁じられたのです」

　ノーベルト氏はさらこう述べた。中共の支配者は人々の言論や信仰の自由を禁止し、その迫害手段は陰険で邪悪だという。夫妻は学習者の行動を称賛した。「皆さんは、中共が必死に隠そうとしている（学習者からの生体臓器収奪の）犯罪行為を勇敢に暴き出しています。その行動は正しく、敬服に値します」

多くの観光客は、学習者と交流して迫害の実態を知った後、署名して中共による法輪功迫害の停止を求める

　ブラジルからの観光客、中共の生体臓器収奪の悪行を非難

　11月27日と28日の午後、迫害の実態を知ろうと活動現場に訪れる観光客が絶えなかった。その中でブラジルから来た若者は、学習者が通行人に迫害の実態を面と向かって伝え、中共の迫害を暴露し、署名活動も行っているのを目にして、学習者にこう尋ねた。「写真や動画を撮ってもいいですか？　これ（学習者からの生体臓器収奪）をもっと多くの人に伝えたいのです」。学習者と話をする中で、若者は中共の迫害や生体臓器収奪の暴挙を強く非難した。

　若者は学習者にこう語った。「最近、人体臓器摘出に関する情報を知りました。中国政府がこれをずっと行っており、現在は公然化していると知り、本当に邪悪だと思います。絶対に受け入れられません！　今、世界中がこれに反対しています。自分も何かすべきだと思っていました。今は、署名するだけでなく、真実を広める手助けもできると知りました。重要な情報を教えてくれてありがとう。みんなで迫害を止めなければ、中共は世界全体に害を及ぼすでしょう」

　さらに、若者は法輪功の功法に関心を示し、喜んでポルトガル語の資料を受け取った。

　ギリシャの夫婦、迫害反対に署名で支持

　ギリシャから来た中年の夫婦は、活動現場を通りかかり、展示パネルの前で中共による法輪功迫害や学習者からの生体臓器収奪の事実を知り、衝撃を受けた。その場で、学習者の迫害反対を支持するために署名した。

　アメリカ人の男性はこう語った。「さっき見たこれら（中共）の違法な生体臓器摘出と売買の話を聞いて、以前見た人体不思議展を思い出しました。そのとき、展示されていた人体の多くがアジア人の顔をしていて、世界中を巡回していたので、出所に疑いを持ちました。後に展示は中止になったようです。今日、あの人体は中共に迫害された人々のものだと確信しました。中共の邪悪で残酷な行為には、本当に怒りを覚えます」

　人々は、学習者の行動はとても立派であり、当然支持すべきだと考えている。