文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年12月8日】最近、私は自分がどれだけ大法に同化しているかを振り返り、法の中で正しく位置づけなければ、しっかりと修煉できないことに気づきました。師父の教えを無条件に守り、いかなる状況においても法を導きとして内に向かって探し、執着心を捨てることができるよう、私の考えをお伝えしたいと思います。私たちは法に同化し、師父と共に真の家に帰りましょう。

　1999年に迫害が始まって以来、私たちはそれをどう終わらせるべきか、悩み、議論を重ねてきました。そしてついに、明慧ネットが開設され、師父はそこで説法や重要な情報を公式に発表されました。長年にわたり、修煉者たちは明慧ネットを通して、困難を乗り越える中で互いに励まし合い、励まし合い、支え合ってきました。ある修煉者が、師父が夢の中で「私は全てを担います。あなたは心から精進しなければなりません」と教示されたと語っていたのを覚えています。

　今日、私たちはこれまでの修煉の道と法に対する認識を振り返り、自分自身に問いかけてみましょう。私たちは師父と法を本当にしっかりと信じているでしょうか？　師父と法に対する正しい敬意を持ち続けているでしょうか？

　師父は繰り返し、「師を信じ法を信じる」という試練は最終段階まで続くと教えられました。修煉が着実に進歩しなければ、師父と法に対する正念は揺らぎ、あるいは旧勢力の按排によって完全に失われてしまう可能性があります。

　師父が修煉者とすべての衆生のために負っておられる計り知れない重荷を、私たちは認識しなければなりません。師父がおられなければ、私たちは今日、誰一人として存在していなかったでしょう。師父の御姿の意義は、修煉者が天目や夢を通して観察してきたものをはるかに超えています。

　師父はすべての衆生が救われるよう按排されました。師父は世の人を地獄から救い出し、浄化し、微細なレベルから改心させてくださったように、私たち修煉者にもそうしてくださっています。こうして私たちは法を理解し、同化することができるのです。師父はすべてをなさり、私たちは自らを修めることだけです。

　師父と法を固く信じているなら、人間の観念で師父と法を測ることはありません。中には、おそらく無意識のうちに、師父と自分の発言を法と比較する修煉者もいれば、法を全く無視する修煉者もいます。

　師父の教えから、私は、大きなプロジェクトの責任者は交代できないことを理解しています。交代すれば、プロジェクト自体と、それに携わった修煉者の功績は失われてしまう可能性があります。しかし、どうしても交代せざるを得ない場合、師父は参加した修煉者の功徳が損なわれないよう、そして修煉の成果が確実に守られるよう、計らってくださり、責任者については、どのプロジェクトでも、各地の大法弟子の佛学会の責任者も同じで、彼の言うとおりに行えばいいのです。果たして原則に触れる問題が起こるのでしょうか？　そのようなことはありません。絶対ありません。このことに関して私も非常にはっきりと分かっています。長年大法弟子が受けた試練をお願いします。、私もはっきりと目にしており、このような問題がありません。もし本当にこういう問題が起きたら、佛学会はきっぱりと更迭すればいいのです。しかし、皆さんは更迭のことを考えないでください。更迭される可能性はないかもしれません…。プロジェクトの総責任者として、自らの修煉が良くできているかどうかも非常に大事です。良く修めていなければ、プロジェクト全体が停滞し、困難も多くなるので、これも非常に大事です。しかし、佛学会はその人に対して責任を持ち、何か問題があれば師父は彼と話をするので、このことに関して皆さんは気にする必要はありません。しかし、主要責任者に関して言えば、各プロジェクトも同じです。皆さんはプロジェクトに関わった自らの十数年来の修煉をすべて台無しにし、責任者を変え、もう一回最初からやり直してはならず、その時間と機会はありません。皆さんが打ち立てた威徳、法を実証するときに築いた成果、衆生を救い済度する中で切り開いたすべてを台無しにしてはならないので、誰それを更迭するとか、責任者がだめだったらどうしたらいいのかなどのことを考えないでください。本当に変えてしまえば、大きなことに関わってしまい、最初から最後まで行なったこのすべては全部無駄になります。しかし、主要責任者として、本当にしっかり行えず、本当にだめであれば、師父はほかに対処する方法があり、本当に誰かを変えてしまったなら、神々が協力するように按排し、もう一回関係を整え、皆さんの威徳がなくならないようにします。

　法を正す過程において、私たちが過ちを犯すたびに、それが大小を問わず、師父は深い慈悲をもって私たちのためにその責任を負ってくださいました。師父がおられなければ、私たちはここまで来ることはできなかったでしょう。

　この段階において、修煉者が法を学びながらも、自らを律することができず、主意識を放棄してしまうと、どんな修煉者も彼を助けることはできません。そのような人に出会ったり、その行為を目撃したりすると、私たちは「無条件に内省し、執着を見極め、自己を高めることができるだろうか？」と自問自答することになります。

　誰かが邪悪な按排に従って修煉者の間に騒動を起こしているのを見たら、私たちは揺るぎなく、正しい念と正しい行いを堅持しなければなりません。修煉者同士の怒りや争いは、私たちを旧勢力が仕掛けた罠へと導きます。

　私は、修煉者一人一人が常に試練を受けていることは理解しています。もし私たちが直面する問題からすぐに距離を置き、内省しないなら、それは意識的に修煉しているとは言えず、法の中でどのように修煉すべきかを理解しているわけではありません。

　神々は人間界のあらゆるものを秩序づけました。彼らが混沌すると平和は持続しません。そして、彼らが秩序を整えると、人間の力で混乱を生み出すことはできません。旧勢力は秩序ある按排を築き上げてきましたが、師父の按排はさらに綿密です。ですから、旧勢力のあらゆる干渉は、私たちが執着を露わにし、自己を向上させる機会となるのです。

　師父に苦しみを受けたくない時は、師父と法に対する揺るぎない信仰と敬意を持ち続け、師父の教えに従い、精進して修煉しなければなりません。そうして初めて、邪悪を滅し、同修の進歩を助け、師父の負担を軽減することができるのです。

　今日、世の人々の間に正念が力強く戻り、良心が目覚めているのを見ると、師父の法と力は常人にしか効かず、修煉環境に対しては無力だということでしょうか？

　たとえ一歩引いて考え、一部の人々が改善できず、自ら堕落に陥ったとしても、師父が創造された新しい宇宙は今もなお健在です。しかしながら、師父の限りない慈悲を重んじず、師父の計り知れない犠牲に応えようとしない者がいるのは、実に痛ましいことです。師父と神への誓いは必ず果たさなければなりません。師父を欺き、無数の衆生を滅ぼした者は、必ずその行いの報いを受けるでしょう。

　同修の皆さん、師父の教えに完全に、無条件に従わなければなりません。一体となり、全体として向上していくということは、単に正念を共に発するだけでは不十分です。真の心性の向上がなければ、形式的なことだけでは問題を解決することはできません。私たちの中には、他人に説教することを楽しむこと、自分の考えを押し付けること、傲慢さ、成功、名声、富の追求など、多くの人間的な執着が依然として残っています。精進して修煉し、師父と法に対する揺るぎない信仰を培いましょう。

　個人的な理解ですが、法に基づいていないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

　【修煉者同士の理性的な交流は、一般的に、その修煉者がその時点で修煉を通して得た認識に基づいたものであり、善意を持って交流し、互いに向上することを目指すものです】