文／中国の大法弟子　　

　【明慧日本2025年12月15日】私たちが法輪大法を修煉し始めてから経験するすべてのことは偶然ではありません。困難に遭遇した時は、ただの苦難として捉えるのではなく、内に向かって探し、修煉の次元を高め、大法を証明する機会と捉えるべきです。私は、どのように修煉状態を改善したか、私の修煉が娘の学校での成績にどのような影響を与えたか、どのように娘のインターネット依存症を克服できたかをお話ししたいと思います。

　一、法を得る

　離婚後、私と娘は家を出ました。私は2008年に法輪大法の修煉を始めました。法を読む時、私はよく気が散ってしまうので、娘は集中力を保つためにゆっくり読むことを提案しました。その後、娘は法を暗記することを提案しました。こうしたことで、私のすべての悩みは消えました。顔の色素沈着が消えたので、周りの人からは「若返ったね」と言われました。ビジネスは好調になり、娘は学校で優秀な成績を収めました。

　二、ネット読書に夢中の娘

　娘は小学校卒業後、寄宿学校に通うようになりました。娘が不在になったため、私は修煉を怠るようになりました。師父はこう説かれました。「一部の人は修煉を始めた当初、確固たる決意を持っていました。しかし、一部の人は長期的に形成された各種の執着を修煉してもなかなか放下できず、時間が経つにつれ、自らを緩めてしまいました。加えて仕事が忙しくなり、家庭環境を正しく対処できなかったため、ますます法の勉強と煉功の時間が取れなくなりました。時には大法の活動に参加していますが、精進できなくなりました。この状況が長く続くと、完全に修煉者らしさを失ってしまい、時には修煉者としてあるまじきことまでしてしまいました。このまま続くと非常に危険なのです！」（『大法修煉は厳粛である』）

　娘が中学2年生の時、先生から電話があり、成績が下がっているのはネット小説に夢中になっているからだと告げられました。娘はいつも成績が優秀だったので私はショックを受けました。その時は、娘を責めたのですが、娘の修煉に影響を与えたかもしれない「自分の執着」を省みませんでした。しかし、落ち着いてから暫くして、法輪大法だけが娘を助けてくれると確信しました。

　娘と一緒に法を読めるようにするため、私は学校の近くに部屋を借りました。法を学ぶ時間も質も向上し、娘の成績はみるみるうちに向上しました。

　彼女は優秀な高校に入学し、その後中国国外の大学に進学しました。私の家族や友人は、彼女が法輪大法の修煉によって精神的にも肉体的にも恩恵を受けているのを目の当たりにしました。

　三、うつ病と強迫性障害の撲滅

　娘が大学に進学した後、私はまた修煉を怠ってしまいました。大学2年生の時、娘から電話があり、「学校から休学するように言われている」と告げられました。帰宅すると部屋に閉じこもり、夜は携帯電話をいじり、昼間は寝ていました。医師から強迫性障害とうつ病の診断を受けました。

　皆から私にできることはあまりなく、娘の病気は治らないと言われました。インターネットで調べてみると、彼女の病気には心理カウンセリングが必要で、必要な薬は効かない可能性もあり、副作用も大きいと書かれていました。私は、娘の病気のせいで法輪大法に悪い印象を持たれてしまうのではないかと心配になりました。

　娘と一緒に法を学ぼうとしたのですが、集中力がなく長く続きませんでした。その時、私は娘がインターネット中毒になっていることに気づき、その危険性について話しました。すると娘は、「携帯電話とインターネットなしでは生きていけない！」と言いました。

　私は師父の法の中の「徳が少なければ、物乞いをしてもご飯にありつけません」（『轉法輪』「第九講」）を思い出しました。

　私は娘に「徳がなければ生きていけない。インターネットがなくても生きていけます。お母さんが手本を示します」と言いました。私は直ぐに、携帯電話のチャットアプリをアンインストールし、顧客とのやり取りは電話に切り替えました。それ以来、私は法を学ぶ際に集中力が高まり、常に内に向けて探すことができるようになりました。

　インターネットが私にも影響を与えていることに気づいたのですが、自分では気づいていませんでした。

　娘を助けようと努力しましたが、容態は不安定でした。娘が何か極端な行動に出てしまうのではないかと恐れていたのですが、携帯電話を没収したくはありませんでした。私はその恐怖を消し去るために法を学びました。

　かつてインターネット中毒だったある修煉者が私の状況を知り、連絡をくれました。彼女はインターネットを遮断するように言ったので、私はそうしました。娘はしばらく不安に襲われてましたが、やがて「一緒に法を学びたい」と私に頼んできました。

　娘は、法を学ばずにインターネットに繋がる誘惑に抗えないと言いました。インターネット中毒は麻薬中毒に似ていて、どちらも抗うのが難しいと言いました。なぜなら、中毒者は幸福を追い求めますが、そのために努力しようとはしないからです。

　法の勉強を再開すると、娘は次第に元の自分に戻りました。親戚、特に娘の父方の家族は、法輪大法の素晴らしさを心から信じています。娘の父親も強迫性障害と鬱病を患っており、現代医学では治らなかったのです。

　師父は、常に私を守ってくださっており、導きを与えてくださいました。これらの苦難を、法を実証し、人々を救うための機会に変えてくださいました。また、この経験を通して、インターネット依存症に苦しむ他の修煉者をどのように助けるべきかを学びました。

　（修煉者が自らの認識を共有する記事は、通常、個人の修煉状態に基づいて、ある時点における認識を反映しており、相互の向上を促す精神で提供されています）