文／中国の大法弟子　

　【明慧日本2025年12月15日】法輪大法は、死の淵にあった私の命を延ばしてくれただけでなく、法輪大法こそが、人々が幾千万年も探し求めてきた真理の大道なのだと教えてくれました。私は師父の慈悲深いご救度に心から感謝しています。そして、この法輪大法のすばらしさを親しい方々にも伝えたいと思っています。ここでは、私の身近な親族や村人が「法輪大法は素晴らしい」と信じたことで起きた奇跡の出来事をご紹介します。

　2人の村人が真相を知った後、腫瘤が消えたこと

　2004年、私は田舎の実家で、村の賈さんという方に会いました。50代で体が細く、体調が優れず、胃が痛くて胃にできものがあると言っていました。そこで私は、人がなぜ病気になるのか、どのように徳を重んじるべきか、そして法輪功が人を救う高い徳を持つ大法であることをお話ししました。

　賈さんはとても素直に聞いてくださり、法輪大法に大いに共感してくださいました。私はさらに、たくさんの真相小冊子をお渡ししました。そこには、大法の真相を理解したことで絶望的な状況から抜け出した多くの体験談が掲載されていました。賈さんは喜んで受け取り「必ずよく読みます」と言って帰られました。

　しばらくして、賈さんが再び私のところに来て「小冊子は全部読みました。とてもよかったです。それから不思議なことがあったんですよ」と話し始めました。

　「この数日、私は中薬（ちゅうやく：中国伝統医学・中医学で使われる生薬）を煎じていたのですが、薬を煎じる鍋が壊れてしまったんです。もしかすると、大法の真相がわかって薬がもう必要なくなったのかな？　病気が治ったのかな？　と思いました。不思議なことに胃の痛みもなくなって、病院で調べたら、腫瘤もなくなっていました。今は食事も普通にできます。本当に治ったんです！」

　ある日、私は同修と一緒に田舎へ出かけ、家々を訪ねていました。その時、晓燕さん（40代女性・仮名）に会いました。彼女はとても綺麗な方でしたが、首に大きな腫れ物ができており、とても目立っていました。

　晓燕さんは、「北京の大きな病院に行って診てもらったのですが、専門医の診断では悪性腫瘍だと言われました。手術には十数万元もかかるうえ、治るとも限らないと言われたんです」と話しました。そして「そんなに治療費がかかったら、農村で畑仕事をして稼ぐのは本当に大変ですし、家には息子も嫁さんもいて、どこもお金が必要です。もう治療はしたくありません」と言いました。

　実は晓燕さんは、以前に法輪功を修煉していたことがありましたが、迫害が始まってからやめてしまっていたのです。

　そこで私たちは、大法の素晴らしさ、中国共産党がなぜ法輪功を迫害するのか、そして悪党の殺戮の歴史について詳しくお話ししました。晓燕さんはすべて理解し「また法輪功を煉りたいです」と言いました。

　すると、そばにいた息子さんと嫁さんも「あなたが法輪功を煉って病気が治ったら、私たちも一緒に煉ります」と言ってくれました。

　こうして晓燕さんは再び大法の修煉に戻りました。そして、『共産党についての九つの論評』を配ったり、真相チラシを配って人を救ったり、三つのことを心を込めて行うようになりました。

　そうして間もなく、彼女の首の腫瘍は消え、完全に治ってしまったのです。

　姪が「法輪大法は素晴らしい」と心から念じて、膝の水が治りました

　姪の小静さん（仮名）が大学に通っていた頃、私は彼女の代わりに共産主義青年団と少年先鋒隊からの退団手続きをしてあげました。小静さんが結婚した時には、たくさんの仲の良い同級生が来ていましたので、その子たちにも三退を勧めました。その時、小静さんは友人たちに「退ろう、みんな退ろう」と言ってくれました。その後、小静さんの家庭も仕事も、とても順調でした。

　ところが数年前、妹から「小静さんの脚の具合が悪くて、膝に水が溜まり、病院で治療しても治らず、今は杖をついて歩いているのよ」と聞きました。私は、姪は「法輪大法は良いものだ」と知っているからこそ、これまで順調だったけれど、私が彼女に「法輪大法は素晴らしい」と念じるよう教えていなかったことを思い出しました。

　そこで私は小静さんに電話をかけて伝えました。「阿弥陀仏を一万回唱えても、法輪大法は素晴らしいと心を込めて一度念じるほうがずっと尊く、その言葉こそ本当に人を救えるんだよ」と。

　しばらくして、小静さんから電話が来ました。「おばさん、法輪大法って本当にすごいです！　私の脚はずっと治らなくて、あちこち病院をまわって、いろんな治療を試していました。ある人に「一日一万遍の阿弥陀仏を唱えなさい」と言われて、実際に毎日一万遍唱えていたんです。そんな時におばさんから「一万遍の阿弥陀仏よりも、心から法輪大法は素晴らしい・真善忍は素晴らしいと念じるほうが良い」と電話が来て、本当に驚きました。『どうしておばさんが、私が毎日一万遍の阿弥陀仏を唱えていることを知っているの？』って。それで早速、心から「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じ続けたら、すぐに脚が良くなったんです！　両親も、義父母も、夫もすごく喜んでくれました」

　それを聞いて、私も本当にうれしくなりました。

　その後、小静さんは「この不思議な体験を、もっと多くの人に伝えたい」と言って、とても前向きでした。

　法輪大法はすでに小静さんの心の奥深くに根づき、まだ正式な修煉を始めてはいませんが、彼女はこう言いました。

　「私はできる限り良い人でいたいです。善良さを守って、絶対に汚れた世の中に流されないようにします」

　「もう治安主任なんてやりません」

　小明さん（仮名）は、ある村の治安主任を務めていました。当時、江沢民グループが法輪大法を迫害し、さまざまな嘘を広めていたため、小明さんも村の治安主任として、法輪功の横断幕や標語を見つけると、必死に取り外そうとしていたそうです。

　ところが、ある日から急に原因不明の病にかかり、脚が痛みだしました。しかも、法輪功の横断幕を一度外すたびに、あるいは標語を破るたびに、脚の痛みがさらに強くなりました。

　そんなある日、私は偶然にも小明さんに会いました。私は彼が治安主任だとは知らず、法輪大法の真実をそのまま伝えました。

　「法輪大法は世界中で冤罪を着せられています。法輪功を迫害してはいけません。因果応報がありますからね。大法を善意で受け止める一念があれば、天は幸せと平安を与えてくれますよ」

　小明さんは話を聞いてすぐに理解し「ああ、だから俺の脚はずっと治らなかったんだな」と言いました。

　そしてこう続けました。

　「もう悪いことはしませんよ。俺は、そういうことを一回やるたびに脚が痛くなるから。外に働きに出たほうがよっぽどいい。こんなの、もうやりません」

　その後、小明さんは外地へ出稼ぎに行き、脚の痛みもすっかり良くなったと聞きました。

　80代の姑が殺生をやめ、体が若返ったように元気になった話

　姑は80歳を過ぎていますが、私と夫は父母のためにできる限りのことをしてきました。食べ物も日用品も必要なものは何でも買い、帰省すれば家の中のことを全部手伝います。姑は誰に会っても「息子夫婦は本当に孝行者だ」と褒めてくれます。

　しかし、私の夫が迫害を受けたことがあったため、姑は法輪功を学ぶことを怖がり、真相を聞こうとしませんでした。私はよく真相の映像を見せようとしましたが、最初は見ることすら拒みました。それでも少しずつ見るようになり、法輪功を理解しはじめました。

　農村では、旧正月になるとどの家でも豚や鶏を絞めて、帰省した家族にふるまいます。姑も毎年、息子や娘たちに自家製の肉を食べさせようと、毎年豚を育てては屠殺していました。私は大法の教えをもとに「殺生はよくありませんよ」と伝えてきましたが、姑はどうしてもやめませんでした。

　ところが、おととしの旧正月で豚を屠殺したあと、姑の体が突然動かなくなり、寝返りもできず、全身が痛むようになりました。誰かが食事を運び、身の回りの世話をしなければならなくなるほどでした。当時、姑はやっと『転法輪』を学び始めたところだったので、私たちは本に書かれている「殺生」に関する部分を読み聞かせ、自分の行いを理解してもらいました。姑は「間違っていた、殺生してはいけなかった」と心から認めました。

　するとある晩、姑がベッドで横になっていると「左腕をちょっと動かしてみようかな」と思い立ち、腕を上げると動きました。驚いて右腕も伸ばしてみると、それも動きました。そして姑はそっと体をひねり、なんとベッドから自力で立ち上がったのです。

　「わあ、治った！」

　姑はすっかり元気を取り戻し、また家事も何でもできるようになりました。

　翌年になると、姑の娘がまた豚を飼うように勧め、姑は再び豚を育て始めました。そして「今年は自分では殺さず、人に頼んで屠殺してもらうから大丈夫」と言っていました。しかしその年の旧正月に豚を屠殺したあと、姑の足の骨が大きく突き出るほど腫れ、脚と足の痛みで歩けなくなり、腕も上がらず、再び寝たきりになってしまいました。家族はまったく正月どころではなく、付きっきりで世話をしなければならない状態でした。

　兄夫婦が姑を病院に連れていくと、医者は「治療には2〜3万元かかります。それでも完治するとは限りません」と言いました。私たちは姑にこう伝えました。

　「治療を望むなら私たちが費用を払います。でも、家に戻ってしっかり修煉することもできますよ。毎日、法を学び、朝晩それぞれ抱輪（第2式の動作）を1時間、座禅を1時間やってみませんか」

　姑は、修煉する者は殺生をしてはいけないこと、そして「自分が殺さなくても、人に殺させるのも同じく殺生である」ことを悟りました。そして「病院ではなく、家に戻って修煉する」ことを選びました。

　家に戻った姑は、毎日、朝晩それぞれ1時間の動功と1時間の座禅を続けました。さらに、もう２度と殺生しないこと、人に頼んでもいけないことを深く理解しました。

　その結果、わずか1カ月後、姑はすっかり回復しました。80歳を超えたおばあさんなのに畑仕事もでき、何でもこなせるようになりました。周りの人たちは、80歳の姑が自転車に乗って仕事に出かける姿を見て、本当に驚き、心から感心していました。

　姑はよく言います。「これは全部、法輪大法からいただいた福報だよ」

　叔母が「大法は素晴らしい」と心から念じて、骨折した脚が回復した話

　私は以前、叔母と叔父の家族全員に法輪大法の素晴らしさを伝え、皆が三退していました。しばらく叔母に電話していなかったのですが、ある日ふと思い立って電話をかけ「叔母さん、お元気ですか？」と聞きました。すると叔母は弱々しい声で「いま入院しているの」と言うのです。

　　「どうしたんですか？」と尋ねると、叔母はこう話しました。

　　「昨日、三輪車に乗って野菜を売りに行ったら、女の人がバイクでまっすぐ突っ込んできて、私は強く地面に叩きつけられて起き上がれなくなったの。そのまま病院に運ばれて、検査したら太ももの骨がひどく折れているって……。この歳じゃ治るのは難しいってお医者さんに言われたの」

　　叔母は70代半ばです。

　　私は「叔母さん、治る自信はありますか？」と聞きました。叔母は焦ったように答えました。

　　「家には農作業が山ほどあるし、世話してくれる人もいない。足が不自由になったら、この先どうす　　　　ればいいのか……」

　　声にも元気がなく、落ち込んでいる様子が伝わってきました。そこで私は言いました。

　　「叔母さん、前にもお伝えしましたよね。法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしいって。どうか信じて、心を込めて念じてください。必ずよくなりますよ」

　　すると叔母はこう言いました。「子どもたちが帰ってきてね、私をひいたあの女の人にもっとお金を払わせて、治療費にしようって言ってるの」

　　私は穏やかに伝えました。

　　「叔母さん、あの人もわざとじゃありませんし、農村の女性は皆大変です。相手に無理にお金を請求したら、かえって良くないですよ。どうか多く念じてください。法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい、きっと奇跡が起きますよ」

　　叔母は静かに言いました。「わかったよ。もう相手からお金は取らない。ただ「法輪大法は素晴らしい」って念じるよ」

　数日後、私はまた叔母に電話をかけました。叔母は明るい声で言いました。

　「もう退院したよ。相手からは、入院していた数日分の医療費だけ受け取ったの」

　それから3カ月後、仕事が少し落ち着いたので、弟や妹と一緒に叔母を訪ねました。叔母はなんと、小さな畑で元気に野菜を植えているところでした。

　私が「叔母さん、脚が治ったんですね！」と言うと、叔母は嬉しそうに「治ったよ！　本当に治ったんだよ！」と何度も言いました。

　叔母は入院も手術もせず、ただ心を込めて「法輪大法は素晴らしい」と念じ続けただけで、70歳を超えた人の深刻な骨折がすっかり良くなったのです。