　【明慧日本2025年12月17日】（ニュージーランド明慧記者の報道）ニュージーランドの法輪功団体は2025年12月4日から7日にかけて、ハミルトン市やオークランド地域のマンゲレ、クメウ、ブラウンズ・ベイ、ハウイック、テ・アワムツ、およびケンブリッジで開催されたクリスマスパレードに参加し、北島の複数の都市やコミュニティに明るい色彩と祝祭の活気をもたらしている。沿道の観衆はとても温かく、パレードの隊列に手を振って声援している。多くの観衆が中国の伝統文化を愛好するだけでなく、法輪功学習者（以下、学習者）が堅持する真・善・忍の普遍的価値を称賛した。

　パレードは、学習者で構成された天国楽団が登場すると、観衆からの熱烈で長く続く拍手が響き渡った。天国楽団の団員は青と白を基調とした伝統的な衣装を身にまとい、整然と『法輪大法は素晴らしい』などの雄壮な楽曲を演奏し、金管楽器と打楽器が織りなすエネルギーが街路にこだました。

　そして統一感のある腰太鼓は、歯切れのよいリズム感にあふれ、祝祭の雰囲気を盛り上げ、観衆から喝采を浴びた。龍の舞は、躍動感と力強さに満ち、明るく軽快なリズムで街路を跳躍しながら進んだ。その後、精巧に作られた「法船」の形をした花車がゆっくりと進み、青い帆に中国語と英語で金色に記された「真・善・忍」が陽光を受けて輝き、ひときわ目を引いた。

　沿道の観衆は次々と手を振り、写真を撮り、拍手を送り、多くの人々が「法輪功団体の演技は華やかで目を引くだけでなく、平和で純正な力を感じさせる」と語った。

　ニュージーランド・ハミルトンの主要メディア『ワイカト・タイムズ』も、この盛大なパレードを報じ、法輪功団体の写真を掲載し、地元のクリスマスシーズンにおけるひときわ鮮やかなニュースの焦点となった。

12月7日、ハミルトン市のクリスマス大パレードでパフォーマンスを披露する法輪功団体

'图5：新西兰汉密尔顿媒体——怀卡托时报（Waikato Times）报道了这次游行，图为法轮功团体的照片。'

ハミルトンのクリスマスパレードを報道した『ワイカト・タイムズ』記事に、法輪功団体の写真を使用

'图6～8：二零二五年十二月七日由法轮功学员组成的天国乐团和舞龙队参加了奥克兰布朗斯湾（Browns Bay）区的圣诞游行。'

12月7日、オークランドのブラウンズ・ベイ地区のクリスマスパレードでパフォーマンスを披露する法輪功団体

'图9：二零二五年十二月六、七日由法轮功学员组成腰鼓队参加了蒂阿瓦木图（Te Awamutu）、剑桥镇（Cambridge）的圣诞游行。'

12月6日と7日、テ・アワムツおよびケンブリッジのクリスマス・パレードでパフォーマンスを披露する法輪功団体

'图10：二零二五年十二月六、七日由法轮功学员组成舞龙队参加了奥克兰Mangere区和Howick区的圣诞游行。'

12月6日と7日、オークランドのマンゲレおよびハウイックのクリスマス・パレードでパフォーマンスを披露する法輪功団体

　アフリカ系移民「まるで映画の世界に入り込んだよう」

ゴッドフリーさん

　アフリカからの移民ゴッドフリーさんは、ニュージーランドに来てまだ3カ月、鉱業会社に勤め、掘削および鉱物探査の仕事をしている。初めて法輪功団体のパレード隊列を目にし、これほど独特な中国伝統の古典衣装を見るのは初めてだという。ゴッドフリーさんは「彼らの衣装は本当に美しい」と話し、「私は伝統文化が好きです。このような演出を見るのが本当に好きです。まるで映画の中に入り込んだような気分で、実に素晴らしいです！」と話した。

　ゴッドフリーさんは、法輪功の心身の修煉は人々に計り知れない恩恵をもたらすと考えている。また、法輪功が提唱する「真・善・忍」の価値観にも共感し、それはとても意義深いものだと感じている。

　「これらの価値観は、人々をより良くしてくれます」と話すゴッドフリーさんは、「社会が伝統や価値感を失えば、人はそれぞれ自分のことしか考えず、孤立してしまいます。しかし、このような文化的な活動は人々を結び付け、若い世代に、自分が何者で、どこから来たのか、そして祖先の文化とは何かを理解させてくれるのです」と述べた。

　ゴッドフリーさんは、世界各地の異なる民族、宗教、文化はいずれも自らの伝統を受け継ぎ、祝福すべきだと考えており、「それはとても素晴らしいことです。このような文化は、人々がお互いを理解し、助け合うことを可能にします」と語った。

　また、ニュージーランドの多文化的な環境は喜ばしいものであり、法輪功が示した伝統文化は特に印象深かったと言い、「中華文化を世界に示してくださってありがとうございます。アフリカの人々も、ぜひ皆さんから学ぶべきです」と述べた。

　コミュニティ・パトロール隊員「法輪功団体は音楽と伝統文化を通じて真・善・忍を伝えている」

コミュニティ・パトロール隊員のショーナさん（左）とルースさん（右）

　ショーナさんとルースさんは、コミュニティ・パトロール隊員である。天国楽団の衣装が中国の伝統文化に由来し、また法輪功が坐禅を含む修煉法であり、「真・善・忍」を核心的な価値としていると知り、ショーナさんは、これらの価値は現代社会において特に重要だと述べた。「こうした価値観は若い世代に教える必要があり、大人が手本を示さなければなりません。世界には常に善良さが必要です。なぜなら、常に困難に直面している人がいるのですから、私たちはできる範囲で助けを差し伸べるべきなのです」

　ショーナさんは、現代のテクノロジーが青少年に与える影響について次のように指摘した。「今の子どもたちは電子機器に夢中になり、現実ではない世界に生きています。そこでは現実から逃避することができます。だから、私たちはこれらの価値観を示し、身をもって教える必要があるのです」。ショーナさんはまた、私たちの誠実さと善意こそが、次の世代に本当に前向きな影響を与えることができると述べた。

　ルースさんもまた、天国楽団の演奏は文化を伝えるだけでなく、音楽を通して子どもたちに啓発を与えることができると考えている。「今の子どもたちはエレキギターやキーボードをやりたがり、ロックバンドのことばかり考えていて、金管楽器にはあまり目を向けません。だから、天国楽団の演奏を目にし、これほど美しい音色を耳にすれば、刺激を受けて、こうした楽器を学びたいと思うかもしれません」

　IT技術者「私は真・善・忍の価値観を信じている」

カイノアさんと息子さん

　カイノアさんは、ある会社で働くIT技術者であり、天国楽団を絶賛した。「彼らの音楽は本当に素晴らしく、聴いていて心が高揚します。きっと長年の練習を重ねてきたに違いないと感じました。演奏の完成度もとても高いです」

　また、カイノアさんは中華文化への共感についても語った。「私は4分の1が中国の血縁であり、幼少期はフィリピンで育ちました。祖父は上海出身です。私はずっと中国文化を尊重し、受け継いできました。真・善・忍の価値観を信じていますし、それは中華文化が数千年にわたって受け継がれてきた理由の一つだと思います。このような価値観に従うことはとても素晴らしく、社会にとっても有益です」

　国会議員夫人「私たちの社会には、このような価値観が必要」

国会議員夫人のマリーさん

　マリーさんは、ハミルトン市東部選出の国会議員ライアン・ハミルトン氏の妻である。パレードで天国楽団を目にし、とても喜び、手を振りながら動画を撮影していた。マリーさんは「衣装がとても美しいですね！　楽曲もとても気に入りました。印象に残ります」と語った。

　また、学習者が「真・善・忍」という普遍的な価値を大切にしていると知ると、笑顔でこう述べた。「それは本当に素晴らしいことです。私たちの社会には、こうした価値観が必要です」