　【明慧日本2025年12月19日】ドイツ・ハンブルクおよび周辺地域の法輪功学習者（以下、学習者）は12月10日の「国際人権デー」の夜に、ハンブルク市中心部の市庁舎近くのリースンダム橋でキャンドルナイトを行った。通行人に中国共産党（以下、中共）による法輪功への残酷な迫害が現在も続いていることを明らかにし、国際社会に関心を呼びかけ、この迫害を止めるよう訴えた。

'图1：二零二五年十二月十日国际人权日晚，德国汉堡及周边地区的法轮功学员举行烛光守夜活动，呼吁国际社会关注并制止中共对法轮功的迫害。'

12月10日の国際人権デーの夜、ハンブルクで行われたキャンドルナイト

　当夜はクリスマス前夜にあたり、ハンブルク市中心は祝祭ムードに包まれ、街頭は華やかに装飾され、音楽家がクリスマスソングを演奏し、クリスマスマーケットには平日より多くの人々が集まっていた。活動では、学習者が功法を実演し、資料を配布しながら市民と交流した。多くの通行人が、祝祭の喧騒の中でこの静かで平和な光景に惹かれ、立ち止まって状況を尋ね、チラシを受け取っていた。

　多くの学習者は仕事の後に直接活動現場に駆けつけ、また周辺地域からわざわざ参加する学習者もおり、この国際人権デーの平和的な請願活動に参加している。

　学習者のハインツさんは法輪功を修煉して22年になる。ハインツさんは「当時、ちょうどクリスマスマーケットの期間に偶然法輪功の情報ブースのそばを通り、法輪大法と出会いました」と回想した。それから20年以上が経った今、ハインツさんも情報ブースの前に立ち、法輪功迫害の実態を世間に伝え、迫害を明らかにしている。

'图2：法轮功学员海因茨（Heinz）坚持和平讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>二十二年。'

22年間平和的に迫害の実態を伝え続けている学習者ハインツさん

　ハインツさんは、自分はずっと心からより良い人間になりたいと願い、神に祈り、そして法輪功に出会うまでその願いを抱き続けた。ハインツさんによれば、法輪功は自身に多大な恩恵をもたらしたという。仕事や生活の中で、ハインツさんは「真・善・忍」の原則を指導とし、対立やトラブルに直面しても平静を保ち、自らの不足を積極的に反省し、より高い道徳的基準で自分を律している。

　70歳を超え、退職年齢に達しているにもかかわらず、ハインツさんは市中心部の高級カフェで働き続けており、その店は情報ブースの近くにある。ハインツさんは、「これにより人々に法輪功を紹介し、中共の迫害を伝える機会が増えるだけでなく、自身の心性を高める過程にもなります」と語った。

　ハインツさんは、現在も中国で迫害を受けている学習者に対して敬意と関心を示した。ハインツさんは、中国の学習者たちが信念を堅持し、勇敢に立ち続けることを願っている。命の危険が大きい中でも迫害の実態を伝えようとする学習者を深く尊敬しているという。ハインツさん自身もハンブルクでできる限りのことを行い、毎週日曜日には中共駐ハンブルク領事館前で平和的な請願活動を続け、風雨にかかわらず迫害停止を訴えていると話した。

　法輪功は「真・善・忍」を指導原則とする修煉法であり、五式の穏やかな功法を含む。その人気はとても高く、かつて修煉者の数は中共党員を上回っていたため、中共は嫉妬から1999年に法輪功を違法に禁止し、全面的な弾圧を開始した。

　20年以上にわたり、無数の無実な中国の学習者が、信仰を守り続けたために失業、違法拘禁、拷問を受け、さらには迫害により命を落としている。中共は政権を握って以来、あらゆる手段を用いて真の中国伝統文化を破壊し、異なる信仰を持つ人々を弾圧している。

　しかし、中国以外の世界各地では、法輪功は自由かつ平和に伝えられ、その心身の健康や社会道徳への積極的な影響が評価され、数千の表彰を受けている。