文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年12月22日】私は法輪大法の修煉を始めて、今年で27年になります。38歳のときに大法と出会い、これまで数え切れないほどの恩恵を受けてきました。

　修煉前の私は短気で心が狭く、体も弱く、多くの病気に悩まされていました。頭痛、不眠、神経衰弱、目のかすみ、難聴、月経不順、へそのしこり、右脚の痛み、手足のほてり、発熱など、さまざまな不調を抱えていたのです。

　法輪大法を修煉して3カ月ほど経つと、これらの症状はすっかり消えました。それ以来、薬を飲むこともなくなりました。今の私は健康で明るくなり、近所の人や親戚、友人たちも、大法の奇跡を目の当たりにしています。

　母の変化

　修煉によって生まれ変わった私の姿を見て、母も大法の素晴らしさを感じていました。しかし、中国共産党による迫害を恐れていたため、私が人々に法輪大法の素晴らしさや迫害の実態を伝えることには反対していました。「功法が良いのなら、家で煉功すればいい。他人に話すのは危険だ」と言うのです。その態度に、私はいつも歯がゆさを感じていました。真実を伝える際も、母に心配をかけないよう、こっそり行わなければなりませんでした。

　内に向けて自分を探したところ、私は母への情や恐れる心、名声を求める心など、さまざまな執着があることに気づきました。そこで発正念をして、これらの執着心を取り除くと同時に、母の背後で大法弟子が衆生を救うことを妨げ、母に罪を犯させようとするすべての邪悪な要素を一掃しました。

　2024年の春、母を連れて実家近くの村の診療所で、7日間の点滴治療を受けました。2日目の午前、診療所へ行くと、7～8歳ほどの男の子が目を閉じ、意識がもうろうとしていました。年配の医師が点滴を試みましたが、腕に針が入らず、最終的に足首に刺しました。その後、若い医師が戻ってきて、ようやく腕に点滴ができましたが、子どもは顔が赤く、目を開けようとしませんでした。

　様子が深刻で、母親は「いつ熱が下がりますか」と医師に尋ねました。医師は「分かりません。最近は高熱の子どもが多いです」と答えました。母親は「学校が閉鎖され、ほとんどの子が風邪をひいています」と話していました。

　そのとき私は母親に、「大法は人を救います。『法輪大法は素晴らしい』と心の中で念じてください」と勧めました。すると母親はすぐに不機嫌になり、「そんなことは信じません。村にも法輪功の学習者はいますが、私は信じません」と反発しました。私は無理をせず、穏やかに「そうですか、分かりました」と答えました。

　私は心の中で、子どもが救われるのを妨げている要素を取り除くと正念を発しました。母親が再び医師のもとへ行った隙に、私は小声で子どもに「何歳？　名前は？」と話しかけました。すると子どもは少し目を開け、「8歳で、1年生です。鄭宇といいます」と答えてくれました。私は「大切なことを知っているよ。聞いてくれたら、すぐ良くなるよ」と言い、「心の中で『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてごらん」と伝えました。さらに、「少先隊に入っているなら、脱退すれば大法の師父が守ってくださるよ」と話しました。すると子どもはすぐに「脱退します。法輪大法は素晴らしい」と言い、微笑みました。

　しばらくして母親が戻ってきましたが、このやり取りは知りませんでした。一部始終を私の母はそばで見ていましたが、特に反応はなく、私が何か不思議な話をしているように見えたのかもしれません。

　3日目、母を連れて早めに診療所へ行き、点滴を受けていました。しばらくすると、鄭宇くんと母親が入ってきました。彼は元気に跳ね回り、親子ともとても嬉しそうでした。母親は笑顔で、「あの言葉、本当に効きました。息子は昨夜すっかり良くなりました。ありがとうございます」と言ってくれました。私は「私がしたのではなく、大法の力です」と答えました。

　この出来事を目の当たりにして、母は大法の奇跡に驚き、不思議そうにしていました。私は母に「心から大法を信じ、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、奇跡のようなことは本当にたくさん起こります。昨日はあの子があまりにもかわいそうで、たとえお母さんが信じなくても、どうしても伝えずにはいられませんでした。大法が人を救えることを知っているからです。私は27年間修煉してきて、数え切れないほどの不思議な出来事を見てきました」と話しました。すると母も態度を改め、「その通りだね。本当に大法に感謝する。大法の師父に感謝する」と言いました。

　それ以来、私が真実を伝え、三退を勧めるとき、母は応援してくれるようになり、他の人にも「脱退したほうがいいですよ」と勧めるようになりました。私が大法を修煉していることで両親も恩恵を受け、食道がんを患っていた母も、痛みを感じることなく過ごしていました。

　多く支払われた5万元を全額返金

　18年ほど前の春、商売をしていたときのことです。取引先の若い会計係が、誤って2800元多く支払ってくれました。私はすぐに「計算が間違っています」と伝えましたが、「間違うはずがありません。早く帰ってください」と言われました。忙しそうだったので、私はその場で待つことにしました。

　用事を終えた彼女は、私がまだいるのを見て、「どうしてまだ帰らないんですか？」と言いました。私は「お金を多くもらいすぎたので、帰れません」と答えました。彼女が帳簿を確認すると、2800元多く支払っていたことが分かり、私はすぐにそのお金を返しました。彼女はとても感動し、「本当にありがとうございます！」と言ってくれました。

　私が「私に感謝する必要はありません。私の師父に感謝してください」と言うと、彼女は笑顔で「大法の師父に感謝します！」と言いました。

　その年の冬、夫は会社のために遠方からたくさんの玉ねぎを仕入れました。年末に私が精算に行ったところ、またしても5万元多く計算されていました。私は帰らず、彼女が仕事を終えるのを待ちました。彼女は「何かありましたか？」と尋ねました。私が「また計算が間違っています。5万元多いです」と言うと、彼女は私の勘違いだとして、間違うはずがないと主張しました。

　私は「あなたもお疲れでしょう。私に振り込んだ金額をもう一度確認してください。15万元を何回、10万元を何回振り込んだかを」と伝えました。帳簿を確認した彼女は、確かに5万元多く支払っていたことに気づき、呆然としました。

　そのとき彼女はもう言い返さず、私を見つめて「あなたの師父は本当に偉大ですね。今はもう、心から感謝するしかありません」と言いました。そしてその場で、「大法の本を二冊買ってきてください。私も読みたいし、両親にも読ませたいです」と頼みました。

　私は「いいですよ。それは本当に素晴らしいことです」と答えました。彼女のその言葉を聞いて、私は心から嬉しく思いました。