　【明慧日本2025年12月27日】（台湾高雄明慧記者の報道）2025年（乙巳年）の年末、台湾高雄の法輪功学習者（以下、学習者）は12月13日の早朝、高雄苓雅区の運動公園に集まり、法輪功の創始者・李洪志師父に新年のご挨拶を捧げた。師父の慈悲深い救いと真の自分に立ち返る道への導きに感謝し、学習者たちは「師父、新年おめでとうございます！」と祝福の言葉を唱えた。多くの学習者たちが、大法を修煉して受けた恩恵への証と感謝の気持ちを述べ、師父の計り知れない恩恵によって生命を再び授けてくださったことに感謝の意を表した。

12月13日の早朝、李洪志師父に新年のご挨拶を申し上げる台湾高雄の学習者

　ビデオ「台湾高雄の学習者が師父にに新年のご挨拶を申し上げる」

　『轉法輪』が私にポジティブな思考をもたらす

師父に新年のご挨拶を申し上げる張宏泰さん夫婦

　張宏泰さんは南台湾の腫瘍外科の著名医師であり、現在は民間病院の名誉院長および乳房健康センターの執行長を務めている。3年前、友人の勧めで法輪功の修煉を始めた張さんは心から感謝している。「五式の功法を煉功するたびに、私は心が平静になり、全身のエネルギー場がとても良いと感じます」と話す張さんは、「大法を修煉してから、物事の見方がより前向きになり、正念を保つことができるようになりました。たとえ一日中大きな仕事のプレッシャーに直面しても、スムーズにやり遂げることができます」と述べた。

　一生を通じて医療に携わり人々を救っている張さんは、年を重ねるにつれて師父から授かった修煉の機会を格別に大切にしている。この日、早朝に張さんは夫人と共に師父に新年のご挨拶をした。「無限の法理を内包し、深奥で計り知れないこの『宝の本』を私たちに伝授してくださった師父に、心より感謝申し上げます。この本には俗世を超越した英知というべき真理が数多く含まれており、私の生命を（本来の場所へ）帰還させてくれる至高の経典です」と述べた。

　がん専門医として、患者に必要な医療ケアを提供することに加え、張さんは大法が医師と患者に信念と希望をもたらすと固く信じている。「私たちが向き合っているのは生命の有無であり、生と死の狭間で患者は選択に直面し、医師もまた十字路に立って決断を迫られるのです」「修煉して学法した後、私の正念は心身を安定させることができ、さらに患者にいくらかの前向きな思考を伝えることもできます」

　「大法を修煉することは、私の仕事にとても大きな助けとなっています」と張さんは語った。「患者は、私の落ち着き穏やかな対応から信頼を得て、目に見えない力を感じ取っています。それは実証科学の外にあり、私たちがこれまで踏み込んでこなかった領域で、宇宙と時空、生命の過去と未来を含むものです。私が患者とそのことを語ると、患者はもはや恐れなくなります。なぜなら、ここが終点ではなく、別の旅の始まりであると知るからです」と張さんは述べた。

　大法を修煉し、流れに逆らって上へ進む

　葉慧清さんは国立大学の国際事務課に勤務しており、大法の修煉を始めてすでに10年になる。幼い頃から体が弱く病気がちだったため、健康増進を目的にヨガを熱心に行い、健康講座にも参加している。その後、学生から宝書『轉法輪』を勧められたことをきっかけに、大法修煉の道を歩み始めた。学法し修煉するようになってから、葉さんの健康は改善し、執着は薄れ、物事に動じなくなった。

師父に新年のご挨拶を申し上げる葉慧清さん

　葉さんの職場は非常に多忙であり、海外からの学生支援業務においては何事も自ら対応し、細部に至るまで気を配るため、強い疲労を感じていた。しかし大法を修煉するようになってから、葉さんはあらゆる事柄を「真・善・忍」を拠り所とするようになり、心境もそれに伴って変化している。「大法のおかげで頭が冴え、より愛情と忍耐の心に富み、責任を引き受けて果敢に行動し、自分がなすべきことを行うことができるようになりました。もはや疲れや不満を感じることはありません」と葉さんは話す。

　葉さんの家庭は円満と言えるが、娘の対人コミュニケーション障害については心に引っかかりを抱えていた。子どもが一般的な歩みに追いつけるよう、葉さんは積極的に関わり導いている。娘が徐々に良い方向へ進んている様子は見られたものの、親子関係では衝突が絶えなかった。その後、学法をして着実に修め、内に向かって探す過程の中で、葉さんは次第に執着を放下し、子どもの「人と違うところ」を心から受け入れるようになった。葉さんはこう実感している。「すべての生命はもともと同じではありません。大法の導きと啓示のもとで、私はついに泰然と受け止め、心から解き放たれました」

　かつて葉さんは、この世で最も美しい結婚を手に入れ、夫と愛し合い寄り添いながら一生を共にできると思っていた。ところが2018年、夫はネパールへ登山に赴き、高山病により突然この世を去った。訃報を受けたとき、葉さんの脳裏に浮かんだのは大法であり、葉さんは強く心を保って向き合った。号泣することもなく、ただ繰り返し『轉法輪』と『洪吟』を読誦した。最も困難な時にあって、葉さんは生死は定められたものであり、修煉者には重い使命があることを胸に刻み、必ず勇敢に前へ進まなければならないと自らに言い聞かせた。

　「人生はただ幸福を享受するためのものではなく、流れに逆らって上へ進むべきものです」と葉さんは語る。「師父がこの大法を伝えてくださったことに感謝します。師が在り、法が在るからこそ、弟子は人生が何のためにあるのかを理解できるのです。役に立つ善良な人となり、生命を耐えず高めていくことです。たとえ魔難が目の前に現れても、『真・善・忍』を堅く守り、決して苦を恐れず難を畏れず、土壇場で逃げ出すことはありません！」と葉さんは語った。

　何事も内に向かって探し　心身は軽やかに安らぐ

　台湾中華電信を定年退職した邱水清さんは、大法の修煉を始めて25年になる。80歳近い現在も、邱さんはなお精神は矍鑠（かくしゃく）としており、表情は明るくつややかである。大法の古い学習者として、歩んできた道を振り返ると、邱さんの心には数多くの不思議な実証と感動が大切に刻まれている。

師父に新年のご挨拶を申し上げる邱水清さん

　大法を修煉する以前、邱さんは他の法門にも出入りしたことがあった。大法の修煉を始めて、邱さんはこの修煉が並外れたものであると気づいた。大法の師父は形式を重んじず、ただ個人の心性の向上を見るのであり、さらに師父は「入門の早い遅いは関係なく、皆弟子である」と強調している。

　邱さんの目には、師父はあらゆる場面で身をもって示し、質素で親しみやすく、世俗的な地位や階級といった観念をまったく持たない存在として映っている。師父の高徳で気高い行いは、邱さんを心から感服させ、深い影響を与えている。

　邱さんは公職に就いていた頃を振り返り、楽観的で温厚な人柄、そして勤勉で責任感が強かったため、同僚から深い信頼と尊敬を得ていたという。懇親会や会食のたびに、邱さんは酒に強いと知られていたため、皆から杯を勧められ、何度も泥酔するまで飲んでしまった。大法を修煉するようになってから、邱さんはそれが正しくないと悟り、毅然として酒癖を断った。

　その後のある会食で、同僚たちから盛んに勧められ、杯が行き交う中、皆の気分を損ねまいと、邱さんは「少しだけなら」と思った。しかし、酒杯を手にした瞬間、体に激しい寒気が走り、邱さんははっと気づいた。もう酒を飲んではいけない。その場で丁重に酒を辞退した。それ以降、同僚たちも無理に勧めることはなくなった。邱さんは悟った。「修煉の道では、行動一つ一つにおいて、大法の威力を必ず目の当たりにするのです」

　大法修煉の道を歩む中で、邱さんは、大法から受けた恩恵はあまりにも大きく、自分が返せるものは本当にわずかだと語る。師父は弟子たちに「すべてのことにおいて内に向かって探すこと」を説かれた。そのため邸さん常に自己反省する習慣を身につけ、そこから「一歩引き下がれば世界が広々と開ける」という心の安らぎと静寂を体得した。邱さんの師父への感謝は言葉では尽くせず、ただ慎んで合掌し、師父に最も崇高な敬意を捧げるのみである。

　「真・善・忍」を実践し、心を尽くして子どもの品徳教育を導く

　張玉芳さんは小学校の元教師である。幼い頃から、両親や教師、友人の目には典型的な『良い子』として映り、師長からの愛情を深く受けている。張さん自身も自分を「良い人」と考えていた。2000年に大法に出会い、『轉法輪』を通して「真・善・忍という特性こそ、宇宙における善悪をはかる唯一の基準である」と知った。世俗的に言う「良い人」が必ずしも本当に良い人とは限らない。この教えは、張さんのそれまでの固定観念を完全に覆すものだった。

「大法に出会い、師父の弟子となれたことが、この一生で最も光栄で幸福なこと」と話す張玉芳さん

　それ以来、張さんは生活や仕事の中で、「真・善・忍」の原則に基づき人や物事に接している。張さんは、心を尽くして学級運営にあたり、子どもたちが「本当に良い人」となるよう導き、保護者に教師の愛情と法輪大法の素晴らしさを実感させている。さらに、学校では明慧クラスを設立し、保護者と教師のコミュニケーションと協力を強化することで、子どもたちの自律的な成長を促している。

　最近、張さんは病業の試練に直面した。突然、手足と首に大きな水疱ができ、膿が出て強烈なかゆみを伴い、夜もまったく眠れなかった。張さんは痛みに耐えながら、毎日学法と煉功を続けた。第五套功を煉功するたびに、膿が座布団を濡らすほどであった。そのため何度も涙を流したが、体の苦しみのためではなく、師父が弟子のために払われた惜しみない努力を思い、涙を流した。張さんは自分の欠点を正し、師父への揺るぎない信念を支えに、数カ月後には回復し、苦難を乗り越えることができた。

　張さんは、大法には不可能なことは何もないと信じている。師父の教えに忠実に従えば、克服できない困難はないと語る。「師父は本当に偉大です！」と話す。学習者たちがさまざまな活動で全力を尽くし、無私に尽くす姿を見るたび、張さんは深い感動を覚えるという。「これほど偉大な感召力を持つのは、師父と大法だけです。私たちはわずかな努力を払うだけでも、最終的に恩恵を受けるのは自分自身なのです」と張さんは述べた。

　大法に出会い、師父の弟子となれたことは、張さんにとってこの一生で最も光栄で幸福なことである。張さんは、師父と大法への感謝を表すには、実際の行動で示すしかないと考えている。