　【明慧日本2025年12月28日】重慶市九龍坡区・楊家坪の法輪功学習者・黄渝彬さんと譚萍さん（以下、学習者）は、2023年3月に警官に連行されて以来、一切消息がなかったが、最近になってようやく2人が不当に判刑されたことが分かった。情報によれば、地元裁判所は、黄渝彬さんが1万元の「真相紙幣」を所持していたことを理由に懲役8年4カ月を宣告し、譚萍さんにはスーパーで「真相紙幣」を使用したとして懲役3年を宣告した。また、劉姓の学習者1人については、いまだに消息がない。

　明慧ネットの報道によれば、2023年3月6日と7日、重慶市九龍坡区で6～7人の学習者が、楊家坪派出所の警官によって連行された。その中には、黄渝彬さん、朱于桂さん（約85歳）、宮尚健さん（80代）が含まれ、彼らは楊家坪新世紀スーパーで買い物の際に「真相紙幣」を使用したことで通報され、警官に連行されたという。その他、譚萍さん、朱大華さん、劉姓の学習者なども連行された。

　その後、ほかの学習者たちは帰宅を許されたが、黄渝彬さん（70代）、譚萍さん、そして劉姓の学習者の3人は、九龍坡区華岩看守所に不当に拘禁され、1年以上にわたり消息が途絶えていた。最近になってようやく、黄渝彬さんと譚萍さんが地元の裁判所により不当に判刑されたことが外部に伝わった。

　中共が情報を厳しく封鎖しているため、黄渝彬さんと譚萍さんに関する個人情報はほとんど明らかになっていない。わかっているのは、譚萍さんが現在72歳で、九龍坡区建設工場の退職職員であること、そして2009年8月に貴州省で地元警官に連行され、まず麻薬中毒回復所に不当に拘禁され、その後、貴陽女子労教所で1年間の不当な労働教養を受けたという事実のみである。

　黄渝彬さん、譚萍さん、そして劉姓学習者が受けている迫害の詳細、ならびに迫害に関わった人物に関する情報について、事情を知る方の告発・提供を願っている。