　【明慧日本2025年12月28日】遼寧省撫順市清原県の法輪功学習者・陳貴存さん、陳継娥さん夫妻は2025年7月に地元の国内安全保衛部門（以下、国保）の警察に連行され、留置場に拘禁された。11月、2人は撫順市望花区の裁判所にでっち上げで起訴され、不当な公判に直面していることが判明した。最近、清原県公安局国保の大隊長である王通は、陳継娥さんの家族に電話をかけ、北京の弁護士を雇えば重い判決が下されると脅迫した。

　清原県清原鎮呉家溝村に在住の陳貴存さん、陳継娥さん夫妻は、2025年7月21日午後10時、清原県国保の7、8人の私服警官が、3台の車で陳貴存さん、陳継娥さんの家に押し入り、不当に家宅捜索を行い、2人を不当に刑事拘留した。陳貴存さんは清原県大沙溝留置場に、陳継娥さんは撫順市南溝留置場に拘禁された。家族が依頼した弁護士は、7月29日に清原県大沙溝留置場で陳貴存さんと、7月30日に撫順市南溝留置場で陳継娥さんと面会した。

　清原県国保の警察官・張明輝、修志超、徐子明は、陳貴存さん、陳継娥さんを不当に尋問した際、2人が法輪功の真相を伝える横断幕を掲げたと主張し、5人の通報者がいると述べた。

　その後、清原県国保は2度にわたり陳貴存さん、陳継娥さんを撫順市望花区検察庁にでっち上げで起訴し（検察庁は一度書類を差し戻した）、続いて2人を望花区裁判所にでっち上げで起訴した。

　2025年11月26日、2人の弁護士は午前中に書類を閲覧し、午後にそれぞれ留置場で陳貴存さん、陳継娥さんと面会した。

　望花区裁判所がこの事件の公判を開こうとしている前夜、陳継娥さんの家族は清原県国保の大隊長・王通から電話を受けた。王通は電話で、もし陳継娥さんの家族が北京の弁護士を雇って無罪弁護を行えば、重い判決が下されるだろうと脅迫した。王通のこの行為は、まさに公然と法律に挑戦するものである。市民がどの弁護士に依頼するかは、完全に自身の市民としての権利である。

　法輪功学習者（以下、学習者）は真・善・忍の基準に従って良い人であり、家庭や社会に恩恵をもたらしている。一体何の罪があるというのか？　彼らが正しい信念を堅持し、真相を伝えることは、合法であるだけでなく、被害者として公正さを取り戻そうとしていることであり、社会正義を助け、社会の良識を守っている。根本的に逮捕されたり、判決を受けたりするべきではない。善悪には報いがあるのは、永遠の天理である。

　学習者を迫害することに関与している全ての人々に忠告する。直ちに学習者への迫害を停止せよ。さもなければ、将来、法制度が確立され明確になる時、あなた方は将来の正義の法廷での審判と終身の責任追及に直面することになるだろう。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）