妨害を排除せよ
 

弟子の皆さん、わたしが皆さんに伝えた大法は、皆さんが修煉して向上し圓満成就に至るまでの唯一の保証なのです。もし、常人の執着心を取り除かなかったため、わたしの姿に変化した邪悪な生命を招き、さらにはその執着心に合わせた、どうこうするようにといった指示に従って法を破壊する人がいたならば、この人はすでに極めて危険な中にいますが、もし目覚めなければ、法を破壊する鬼となります。

わたしの法身はわたしの思想の智慧とエネルギーが姿を成したもので、わたしの考えと少しの差異もありません。大法と学習者が受けた迫害性のある邪悪な試練の中で、わたしは一言も言いませんでした。まさに皆さんが大学に上がる試験と同じように、先生が試験場で問題の解き方をまだ、皆さんに教えることができるでしょうか?今回の試験でわたしは何の話もしていないのに、どうして法身という形で、いかにするかを直接、皆さんに教えることができるのでしょうか?

最近、香港のある意識の混乱している堕落者が、わたしの法身にあれこれしなさいと指示された、といって自分の心より魔が生じた状態でのたわごとをもって、深刻に大法を妨害していますが、わたしからの電話まで破壊のために使い、絶えず悪事を働いています。偽の法身のたわごとをいくら語ろうとも、わたしにはこのような学習者はいません。もしも、それに追随して法を乱したい人がいるならば、追随していってもかまいません。わたしが欲しいのは、正々堂々と修煉する弟子であり、金剛不壊の偉大なる神なのです。

弟子の皆さん、現在の厳粛なる時期にあっては、必ず冷静にならなければいけません。法はわたしが皆さんに伝えたもので、わたしの法身はわたしの思想の形象に過ぎず、わたしこそが主体ですが、わたしまで認めない人は、まだ大法弟子なのでしょうか?また一部の学習者が、自分は大法のために法を正すことを行なったと思い、自慢する心をまた生じさせていますが、いけないことです。今、意識が混乱して、突飛なことを言うすべての人はみな非常に危険なのですが、これは彼らの厄運なのです。さらに重要なことは、皆さんの誰もが香港のあの破壊分子の煽動に応じてはならず、こうした人に活動の場を与えないでください。これは師父が無慈悲だということではありません。この数年の修煉の中で、わたしは皆さんのためにあまりにも多くのことを受け持っただけではなく、同時に、皆さんの向上のため、絶えず皆さんを悟らせ、皆さんの安全のために皆さんを見護っていて、皆さんが圓満成就できるよう、皆さんが異なる次元で造った借りを片づけているのです。これは誰に対してもできることではなく、常人にしてあげられることでもありません。ただ、それらの人はあまりにも理智を失っており、大法と修煉の機縁を大切にすることを知らないだけです。

悪らつで破壊的な試験の中で現れるあらゆる問題について、前もってわたしはすべて説法の中で皆さんに教えています。真に着実に修めていない人には、なかなか乗り越えることができません。今になって、なぜわたしがいつも皆さんに本を多く読むようにと言っているのか、皆さんもよりはっきりと分かったでしょう! 法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです。

現在、それらの理智の鈍っている堕落した者は、すでに工作員に操られていますが、それらの執着心に動かされて同調した人は、たとえはっきりと理解することができたとしても、再び修煉の機縁を手にすることはすでに難しいのです。大法は厳粛であり、修煉は厳粛なものですが、いかなる人であろうとも、この世で何らかの悪事を働いてしまえば、すべて自ら償わなければなりません。わたしは一人の学習者にも落ちていってほしくはありませんが、基準に達していない弟子も決して欲しくはないのです。

 

李洪志

二〇〇〇年七月五日

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2000/7/5/113.html)