日本明慧


顕示心について

 文/河北省の大法弟子

 【明慧ネット2006年2月25日】わたしたちの学法グループは、数年前からすでに形成されていた。どんなときでも、資料を配布し、中国人に共産党から脱党するよう真相を伝えていた。皆さんは、自分達がやるべきことをずっと行っていた。もちろん、小さいところでよくできていないところもあったが、精進するときもあった。

 学法するにつれて、一部の知識人たちは、読解力も高く、標準語も話せるので、読む時は非常にすらすらと読める。このような状態が長くなると、ある同修は、自分が他人よりもよく読めていると感じ、知らないうちに顕示心が強くなり、交流するときの態度も変わっていった。学法するときはいつも先に読もうとして、読み始めるとずっと読み、あまり文字を知らない同修に修煉する機会を残そうとしない。これは、顕示心ではないだろうか?

 これらの同修たちは、内に向かって探してみるべきだ。たくさん学法し、一人の大法弟子として必ず自分の内を見つめ、いかなる常人の心にも影響されることなく、邪悪の隙に乗じられないようにしなければならない。また、あまり文字を知らず、読解力の足りない同修も自分達の能力を見下げてはいけない。大法は、修煉者の智慧を開いてくれる。わたしたち修煉者の中には、農民もおり、文字の読めない人が、大法を暗記するようになるなどの奇跡はたくさんある。これらの同修たちは常人の心に縛られ、自分があまり文字を知らないと思い込み、標準語が話せず、法を読むときに方言ではすらすら読めるがいつもすらすら読めない。学法するときに、いつも自分が他人に及ばないと思い、少しだけ読んで残った部分はすべて上手く読める同修に任せてしまう。もし、このような、あまり文字を知らない心に束縛されない上、自分が努力をすることで、きっと違う現象が現れると思う。

 脱党を進めるとき、このような状況も見られる。一部の同修は、真相を伝えることがよくできて、共産党組織から脱退する人が多くなり、自分がよくできていると思い、いつも口癖として、きのうは何人脱退した、今日は何人脱退した、だれだれは本当に説得しづらいが私の話を聞いて脱党したなどと言っている。交流する、交流ときの態度も変わり、顕示心も出てきた。また、一部の同修の家には、何月何日に誰が脱党したことを記している。これを残してどうするのか。邪悪に迫害するチャンスを与えてしまうのではないか?

 これらの同修が早く自分の執着に気づき、常人の心に影響されないよう、理性をもって法を実証していこう。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/25/121595.html