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深刻な肺結核を患っている宋彦群さん 未だ監禁中

 【明慧ネット2006年3月22日】ハルビン大徳日本語学校の女性英語教師である法輪功学習者・宋彦群さんは大法の修煉を堅持したため、不法に12年の判決を言い渡され、現在黒嘴子女子刑務所に監禁されている。つい最近、彼女の両親が見舞いに行った時、宋さんは深刻な肺結核を患っていて、既に骨と皮ばかりに痩せこけていて、話す声も力なく聞き取れないほどだった。このような状況だったが彼女は依然として小号(幅は1.5メートルで、高さは1.2メートルで、奥行きは1.1メートルの完全に密封された特殊な牢屋)に監禁されて虐待されていた。これらを目にして両親の心は刀で削られるように痛かった。

 宋彦群さん(34歳女性)は吉林省舒蘭市人で、ハルビン大徳日本語学校の女性英語教師だった。2003年11月27日に舒蘭市公安局の李甲哲をはじめとする警官らに連行された。不法な尋問中、舒蘭市公安局局長・辛河は警官の李卓、李耀臣、李甲哲、王庭柏らと一緒になって、暴力団の用心棒らを雇って、舒蘭市南山留置場で宋彦群さんと宋氷さんの姉妹に対して拷問で自白を強要し、虎の椅子に縛り、細長い尖ったもので耳と目をえぐったり、からし粉を塗ったり、入れたりした。その後宋彦群さんは不法に12年の判決を言い渡され、長春黒嘴子女子刑務所に護送された。

 2006年3月6日、宋彦群さんの両親は長春黒嘴子女子刑務所に娘の見舞いに行った。面会室の電話はたいへん使いにくく、ブンブンと雑音が出ていた。それに看守がずっと盗聴していたので、年をとって、聴覚障害のある宋さんの母は焦るばかりで話もできず、ただ宋さんの父が彼女と少し話をしただけであった。

 宋彦群さんは顔色が青白く、やつれて、話をする声はかすかで、数分も耐えられないようだった。しかも顔には結核のためしみが出ていた。父は「あなたはまた小号に監禁されているか?」と聞くと、彼女は「刑務所のことをいうことは許されてない」と答えた。病状について聞くと、盗聴していた看守が話を奪い取り、「彼女の病気は治った。有名な病院の有名な専門家が診断した結果、宋彦群のあばら骨がくくるように痛いのは植物神経が乱れているからだ」と言った。少し医学常識のある人であれば彼がうそをつき、人を騙していることははっきりしている。その後、その看守は強制的に受話器を奪い取り、もう時間だといい、慌てて宋彦群さんを連れて行った。面会時間は10分にも満たなかった。

 刑務所で、宋彦群さんの体の情況はずっとよくなかった。検査の結果、深刻な結核を患っていて、両肺葉にはすべて粒状の病巣がいっぱいできていた。これは刑務所の看守が不注意で言い出したことである。刑務所の病院と刑務所はずっと情報を厳重に封鎖し、終始宋さんの家族に本当の病状を教えなかった。そして法律に基づいて治療することも禁止した。ただ刑務所の病院にいい加減に対処するように許可しただけである。刑務所病院の院長はまた、病院の毎月の彼女に対する経費はただ8元しかないと語った。

 2005年5月に、長春女子刑務所は不法に監禁されている法輪功学習者に対して再度強制的な「転向」を実施した。宋彦群さんは病院から教育大隊へ移され、包囲攻撃式の暴力転向を受けた。宋彦群さんが協力しなかったため、警官は彼女を死人ベッドに縛り、五馬分屍のように縄できつく縛り、力強く四肢を外に引き伸ばした。大小便の排泄を手伝ってくれる人は誰もいなかった。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/22/123431.html