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日本・関西地区の民衆、迫害制止パレードを支持(写真)

(明慧日本)大阪と神戸で2009年8月22日、日本の法輪功修煉者と天国楽団は、法輪功への迫害の停止を呼びかけるパレードを行った。このパレードを通して関西地区の民衆は法輪功(ファルンゴン、法輪大法ともいう)について知り、また、中国共産党による法輪功への迫害についてもより深く知った。

 大阪の民衆:法輪功が世界に広がるようがんばれ

大阪でのパレード



 正午、パレードは関西地区の経済と政治の中心地である大阪でスタートした。パレードのルートは、大阪の旧市街地で、難波の日本橋電器商店街を中心に行われた。この商店街は、西日本では中国人の買い物客を対象にした最も規模の大きい電器商店街であり、大阪近辺に在住している中国人も休日になると、この商店街に中国製品を買いに集まる。多くの家電製品は中国大陸からの観光客、出張に来た人達を惹きつけている。

  パレードの途中、天国楽団の演奏は人々の注目の的になり、多くの人は記念写真をカメラにおさめた。続いて「真・善・忍は素晴らしい」の横断幕を掲げ、その後ろに、法輪功に対する10年の迫害をやめさせることを訴え、「中共の解体こそ迫害を停止させることができる」などの横断幕が続いた。

  歩道で見物していた人々はそれぞれの思いを述べた。中本さんは「中国には真の民主がなければいけませんね。中国共産党の一党独裁政治は、一途に制圧を行ってきました。だから日本のように真の信仰の自由がないのです」と思いを語ってくれた。

  よく中国へ行ったことのある矢野さんは、「中国新聞の報道は口を揃えて同じ事を報道しているので、いろいろな違った意見が反映されないのです。これでは絶対だめです」と中国で感じたことを語ってくれた。

  法輪功が中国で迫害を受けていることを知っていた田中さんは「法輪功修煉者は(中共統治の下で)中国のような自由のない国で大変だと思います。だからがんばってください! 法輪功がますます広がることを願っています」と声援を送った。

  パレードの行進に、現場で交通整理をしていた警察官は非常に協力的で、交通量の多い大きな交差点で急かす事なく、ゆっくりと天国楽団を誘導し、交差点を通過した際「法輪大法は素晴らしい」の曲を演奏した。

  神戸の民衆、法輪功は良いものだ

パレードの隊列は中華街の南京街を通過

神戸の中心地にある元町駅の前で功法を演じる

民衆は足を止め天国楽団の演奏に聞き入る

 大阪のパレードが終了した後、次のパレード地の美しい浜辺のある街・神戸に移動した。

  神戸は港町であり、百年前から中国人の貿易商人が神戸を訪れていた。そのため多くの初代華僑とその子孫が神戸に定着した。彼らの手によって、日本第二の中国料理の街(南京街)が造られ、中華料理愛好者に好まれ、観光スポットとなっている。

  神戸のパレードは午後4時ごろ出発した。隊列は主要な商店街を通り過ぎた後、南京街のすぐそばにある元町駅で1時間以上にわたり演奏を披露した。地元の法輪功修煉者の話によると「警察から繁華街の中心部で長時間演奏の許可が取れたのは初めて」だという。「これも警察に真相を伝えた結果」である。真相資料の配布を担当した法輪功修煉者は「大阪と神戸を合わせて真相資料をたくさん配布することができました。多くの人はパレードの隊列を見た後、自ら資料を受け取りに来ました」と満足そうに話した。

  神戸本町駅の前で天国楽団の演奏を見た日本人の尼田さんは、その場から離れようとしなかった。尼田さんは「私は中国へ何回も行きましたが、このような素晴らしい演奏を聴いたことがありませんでした。私は法輪功をよく知っています。とてもいいものなのに、残念ながら中共独裁の下で迫害を受けています」と話した。法輪功の迫害という話題に触れたとき、尼田さんは、「この法輪功修煉者たちは国に帰ることができますか? 彼らは安全でしょうか?」と心配そうに聞いた。

  一組の老年夫婦は「地元に法輪功の煉功場があるのを知っていました。今回の行事を通して法輪功をもっと知りたくなったので、今度地元の煉功場で体験してみたいです」と約束した。

  人々は最後に真理を必ず認識する

  法輪功修煉者は1日の過密なスケジュールに追われ、疲れていたが、一部の修煉者は長距離の夜行バスを待たなければならなかった。また一部の修煉者は夜遅くまで当日の活動について交流した。

  中国から日本に来たばかりの法輪功修煉者・劉さんは、「今日の活動に私は感激しました。本国においてこのような環境がなく、法輪功は迫害を受けています。しかし、外国では人権を重視していて、法輪功は支持され、パレードのときは警察官が交通整理をして守ってくれています。本国に居たころ、真相資料を作成するときや修煉者同士が会うときは、携帯電話の電池をはずさなければなりませんでした。警察官が盗聴しているからです」と感慨深く語った。

  劉さんはさらに語り続けた。「真理はどこまでも真理であり、人々はいずれ認識すると思います。中国で法輪功に対する迫害がどんなに残酷なものであっても、長く続くものではありません。なぜならば、中国には古代から伝えられた言葉があります。それは『善悪には報いがある』で、その日は近いのです!」

  2009年8月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/24/207082.html

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