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黒龍江省ハルピン市:栗志剛さんは連行されてから、6カ月が経過

(明慧日本)ハルピン市崗区白家堡社区学府三道街在住の法輪功修煉者・栗志剛さん(40歳男性)は、2009年2月28日、友人と共に家で連行された。栗さんは拷問による自供を迫られ、さらに身体にひどい肺結核の症状が現れた。生殖器がひどい病気に感染したため、強制的に不明な薬物を塗りつけられた。栗さんは酷い迫害を受けて、身体が極度に痩せてしまい、今は不法にハルピン市南崗区留置場に拘禁されている。

栗志剛さん

 2009年2月28日、栗志剛さんは家で、友人と一緒に集まっているとき、ハルピン市610弁公室の警官・李樹新は、南崗区国家保安局大隊長・王立国、樊祥瑞、韓秀文および興路派出所の所長・馬良、王紹杰、馬賽らが暖房設備のパイプを敲き、爆竹を鳴らして騒ぎ、密かに栗さんの家の防犯ドアを破って侵入した。友人で正義ある弁護士・良月さん、杜永静夫妻(2人は不法に1カ月拘禁されたあと、保証金を払い釈放された)、包惠宏さん(女性、子供が哺乳期なので、保証金を払い釈放された)、林学君さん(不法に15日間拘禁、1000元を科された)、李旭さん(不法に15日間拘禁、1000元を科された)、劉德利さん(不法に15日間拘禁、1000元を科された)、石涌さん(不法に15日間拘禁、1000元を科された)の合計8人が連行された。

 その後、南崗区白家堡社区の党委書記・邵麗清、楊立、楊志国が栗志剛さんの家にある品物や大法書籍、師父の肖像、ディスクトップPC、ノートPC、マイクロバスなどを押収した。

  2009年3月1日の早朝、栗さんはハルピン市南崗区留置場に移送されて、不法に拘禁され、迫害を受けている。

 2009年3月のはじめ、栗さんは南崗区国家保安局大隊の周松浜、韓秀文などは調査という名目で、ハルピン市松北区の610弁公室の洗脳班に移送されて拷問され、自白を迫られた。警官は栗さんを手や足を出して殴り、平手うちを食らわし、栗さんに強制的に鉄のイスに座らせた。そして鼻に唐辛子やわさびを溶かした水を流し込んだ。わさびは醤油などの液体に溶かして、少しずつ食べるものである。そうしないと呼吸困難になり、涙が流れる。しかし、警官はこのわさびその物を栗さんの鼻に入れて、苦しめた。

 栗さんはそれでも自分の信奉を放棄しようとせず、警官らに迫害をされて、高熱が下がらず、生殖器がひどい病気に感染したため、ハルピン市南崗区留置場の警官は、栗さんをハルピン市伝染病病院に送った。病院側は肺結核と診断したが、警官は肺結核であるという事を隠して、家の人に「肺が感染した」と嘘をついた。最近、栗さんの生殖器の感染がひどく、警官らは受刑者数人に指示し、強制的に栗さんのズボンを脱がせて不明な薬物を塗った。栗志剛さんは毎日ひどい痛みに苦しんでいるが、それでも、警官は釈放しようとしない。

 ハルピン市南崗区の偽りの裁判所は、栗さんの家族および北京から来た弁護士に、2009年6月22日に、栗志剛さんの裁判を行うことを通知した。弁護士ははるばる北京から来て、裁判を開廷する準備をしたのに、南崗区裁判所からの担当人・宋成から(市内の610弁公室および政法委のことを指す)この案件は特殊なので、今日は開廷しない。今はこの案件の資料のコピーを許可する(かつては何度も資料のコピーを取ることを許可しなかった)しかし、コピーした資料は絶対にメディアやインターネットに掲載してはならないと威嚇した。

 栗さんは未だにハルピン南崗区留置場に拘禁されていて、家族に、この案件は上層部(610弁公室および政法委を指す)からの通知を待たなければならないと通知された。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)

  2009年9月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/6/207854.html

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