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迫害で精神異常となった文化局係長が2年近く行方不明（写真）
（明慧日本）河北省秦皇島市の昌黎県文化局・文化係長の法輪功修煉者・張維進さんは拘禁され、迫害されたために精神異常となり2年近く行方不明となっている。そして、県の「610弁公室」・公安局・交番は、彼の実家を荒らして、80歳の母親を迫害し続けた。
張さん(男性・45歳)は中学生（17歳）のころ、空軍部隊のパイロットの養成対象に選ばれ4年制の軍隊学校を卒業し、昌黎県教育局へ配属された。その後、昌黎県文化局係長と県文化館・名義館長を経歴していた。
石家庄監獄で4年間の迫害
1999年7月20日から弾圧された法輪功の無実を陳情するため上京した張さんは、唐山労働教養所(俗称：南鋪）に送られた。そこで、4年間の懲役を受けて石家庄監獄へ移された。8日間も睡眠を奪われたり、小さい檻に監禁されるなどの酷刑を受けた。また、木の板で打たれ骨折したこともある。ベルトで鞭打たれ、耐えがたい状況のもと精神状態が崩れ、頭を壁にぶつけ重傷を負った。人事不省のなか、施設側は麻酔薬を使わず、開いた傷を縫った。重傷にも関わらず、約10キロの枷を掛けられ労役を強いられた。また教養所は彼を、ほかの受刑者に暴行させた。
「610弁公室」に拘禁されて1年間洗脳を受けた
一度、釈放された張さんは昌黎県「610弁公室」の国保大隊に不法に連行され、昌黎県洗脳班(学習班と言われる)に拘禁され、1年間迫害を加えられた。法輪功の陳情のために上京したことが、再度拘禁の理由とされている。
洗脳班で彼が煉功をした際、椅子で暴行を受けて背中に大怪我をした。冬なのに外の椅子に縛り付けられて頭から冷たい水をかけられた。
洗脳班では、各種の卑しい拷問や酷刑を用いて修煉を放棄させる。その迫害の一部：
1、法輪大法と創始者を侮辱し罵らせる。
2、外の庭で10日間以上ずっと立たせて足に障害をあたえる。
3、小量の食料（饅頭一個）と水一杯を、1カ月間続けて食べさせる。その間、食料費5元と宿泊費2元を取られる。断食の場合、強制濯食をされたうえ、濯食費75元を強要される。
4、禁閉室という牢に閉じこめられ、寝かせないように監視されて目をちょっと閉じても許されない。40日間続けて閉じこめられる。
5、常に法輪大法を誹謗中傷するデマの映像と、でっち上げの情報を受けるよう強いられることで、修煉を放棄させてコントロールする。
6、高音用スピーカーを長時間浴びられて精神を破壊される。朝から翌日の深夜3時まで続けられる場合もある。
7、「転向」を断ると、さらに拘置所や労働教養所へ移送して刑期のないままに拘禁し続ける。そして、家族と面会する権利が永遠に奪われる。
やっと、洗脳班から帰された張さんの状態は弱々しく、右足は関節炎の痛みにより歩行困難となった。
保定労働教養所で受けた残虐な迫害
回復の2カ月後、再び上京した張さんは、昌黎県拘置所へ11カ月の拘禁・懲役を言い渡された。そこで、拘禁書にサインをするよう強要され断ったが、保定労働教養所へ移送され更なる迫害を加えられた。
張さんは、保定労動教養所でずっと酷刑と拷問を受けた。警官の張占強・劉慶勇・王磊に、足・腹部・背部・両肩の数箇所に電撃を打たれ、真っ青なアザができた。電撃に疲れた警官は他人に命じ、電撃による虐待を続けさせた。
「転向」を断固として拒否したため、厳しい監視に晒され行動が制限された。迫害で日に日に痩せこけていき、背骨が浮き出る惨めな姿となった。
疲れ切った精神と肉体に苦痛を与え続けられ、体はぼろぼろになり、足に障害も引き起こした。生活も自立できず精神異常に至った。
その後、診断から右脇に2〜3ｃｍの腫瘍があると分かった。彼はこのため毎日激痛のなか、生活を送った。労役のできる状態ではなかったが、立たされ座ることを許されない酷刑を強行された。結局、危篤に陥って治療が必要になった状態で、2007年4月ころに一時出所を許された。
虐待で張さんの精神異常が酷くなったうえ、体はみるみる衰弱した。普段から人と会うことを拒絶し、大声で叫んだり悲鳴を上げたりして暴走し、自分をコントロールできなくなった。
2007年12月17日、また地元の公安局により、昌黎县新集鎮交番へ不法に連行された。そして、深夜の2時ころに自分一人で家へ戻し、綿の衣服に着替えたあと、食事して家出をした。それ以降、彼は行方不明のままとなっている。
2009年9月23日
（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/19/208606.html）
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