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「第6回中国大陸大法弟子の修煉体得交流会」から学んだこと

(明慧日本)「第6回中国大陸大法弟子の修煉体得交流会」が2009年11月1日から始まり、毎日10数篇の文章が明慧ネットで掲載されてから、台湾での学法と修煉を比べ合い、良いところを見習うよう交流しました。

 質朴簡素な叙述は、一篇一篇の文章が珠のごとく麗しくて、行間に法輪大法の修煉者の法理の理解に対する成熟さと穏健さ、尊師と法に対する堅信と清浄さ、および衆生に対する慈悲と大法の威徳を表しています。文章は普遍的に、大陸大法弟子が日常生活でも、職場の仕事でも修煉をしていて、真相を伝えるなどやるべき事を普段の言動で着実に実行していることを表しているのが分かります。

 台北県板橋市の大法弟子・蔡守仁さんは、ここ数日間にこれらの交流文を読んで、大陸の同修が常に自分の一念ごとにを法に照らし合わせていて、法理に基づいて内に向って自分の執着心を探し、根から掘り出して取り除いていることを実に感じて、とても印象深かったと表しました。

 心は人を救うことを思い、恐れる心はない

 「1998年から法輪功を修煉し始めて、自分はけっこう精進していると思っていたが、明慧ネットの交流文を読んでから、自分にはまだたくさん足りない所がある事を見つけた」と守仁さんは話しました。現在、協調人の1人として、守仁さんは活動を催すために場所を申請する時、最も正しいことをしていると分かっていても、人の観念が出てくる時、優柔不断になり圧力と心配を引き起こします。『ある90歳の老人の修煉物語』という文章では、不法に連行された同修を助けるために、邪悪を暴露する真相シールを貼り付ける時、2人の警官が後から来て「何をしているのか?」と聞かれて、彼女はシールを貼りながら「人を助けています」と答えました。警官は貼らせないようにしていましたが、彼女は警官に「ちょうどいい所に来ました、あなた達も読んでください」と言って、彼女は道中ずっと貼り続け、警官もずっと後を付いていました。最後に、警官は彼女にまだあるのかと聞き、もうすでに全部貼り終わったことを聞いてから、ようやくパトカーでその場から離れました。

 守仁さんは自分も法を学んで、道理も分かっているが、法の中に融け込んで大法の仕事があまり出来ていないないと気付きました。彼は、この同修の体験談の中から「やり遂げてこそ修煉である」という内包を悟りました。さらに、自分の根を掘って恐れる心を取り除き、真相の仕事をしっかりと行う良い手本にもなったと述べました。

 この交流文の最後に「私は今年90歳になり、正法の道のりがあとどれくらい残っていても、三つのことをしっかりと行い、師父が中国へ帰ってこられるのを待つ自信を十分に持っています。私はすでに世の中に求めることは少しもありません。ただ、師父が帰ってこられたら、師父にお会いしに行く旅費を少し残しておくことが唯一の願いです」と書かれています。守仁さんはこれに心を打たれて、思わず涙がでました。この年配の同修の心はとてもきれいで、尊師と法に対して金剛のように堅信していると感じました。

 善念と正しい行動で周囲の人に感動を与える

 守仁さんは国民小学校の教師です。修煉して10数年来、「真・善・忍」の法理に基づいて、言葉で教えることと身をもって教えることで、仕事がしっかりとできています。『すべての条件をもって法を実証して、真相を伝えて人を救う』という交流文の作者は、調達と物品管理を担当していて、仕事において真・善・忍に基づいて自分を厳しく律して、仕事と報酬にこだわらないで、欲張りもせず、うまい汁を吸おうともしなくて、自分を正すことで大法を発揚しています。上司はそれを見て感動し、彼女の仕事が一番安心できると言いました。彼女は同僚に対してもいつも笑顔で対応しています。例えば、机の向かい側に座っている同僚が自分の子供のためにインクが2つ欲しいと言いましたが、彼女は自宅から持ってきて同僚に渡しました。公事にかこつけて私腹をこやさなかったのです。また、別の同僚が自分の子供の宿題プリントのコピーを彼女に頼んだら、彼女はまた何も言わずに外の印刷会社に行ってコピーをとってきて同僚に渡しました。2人の同僚は、彼女が自分のお金でやってくれたと知って、とても恥ずかしく思ったそうです。

 この作者は『転法輪』の中のある1段落を同僚に見せました。「心性の向上に関する突出した例はきわめて多くあります。例えば、山東省某市のメリヤス工場で働くある煉功者は、法輪大法を学んでから、同僚たちにもそれを教えました。それによって、この工場の人々の心掛けが大きく変わりました。以前、従業員たちが工場からタオルの端切れを家に持ち帰ることがしばしばあり、みんなやっていました。しかし功を学んでから、彼はタオルの端切れを家に持ち帰ることをやめただけでなく、それまで家に持ち帰った分も工場に返しました。それを見ると、誰もやらなくなり、なかには家に持ち帰ったタオルの端切れをまた工場に返した人もいて、工場全体にこのような様相が現われました」同僚は理解してから、「大法の師父は実に素晴らしいことを言いますね」と言いました。

 仁守さんは、この文章を通して、大法の修煉者の道徳の高尚な姿と威徳を感じました。したがって、自分も法をもっとしっかり学ばなければ、法を実証できません。それは、高尚な人徳は日常の言動から自然に現れるものだからです。

 2009年12月2日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/11/19/212873.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/11/29/112696.html

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