日本明慧
■印刷版   

雲南省の裁判所、董志昆さんと耿淑華さんに対し秘密裏に開廷

(明慧日本)雲南省の林業職業技術学院に勤務する法輪功修煉者・董志昆さんと耿淑華さんは、秘密裏に裁判を受けた。董さんは3年、耿さんは1年半の不当判決を言い渡され、それぞれ雲南省の第一刑務所と盤龍区の第一留置場に送られた。この情報は、2人の家族が2009年11月25日、昆明市の裁判所に2人の状況を尋ねたとき、裁判所の関係者に知らされたという。

  家族は2人の判決書ももらえなかった。2009年3月1日に2人は、盤龍区の第一留置場に不法に拘禁されて以来、家族との面会が一度もできなかった。

  昆明市の裁判所は2009年9月、董さんと耿さんに秘密裏に判決を下し、家族に通知しなかった。10月20日、家族は2人を連行した昆明市の盤龍分局に2人の状況を聞いたところ、判決されたが2人とも判決は不当だとして、上訴しているという。上訴期間は3カ月で、3カ月後に終審判決を終えると面会できると告知された。

  董さんと耿さんは2月28日昼、昆明市盤龍区で神韻DVDを配っていたとき、法輪功を誤解している人に告発され、警官に双龍派出所に連行されて、昆明市の盤龍区第一留置場に拘禁された。警官らは、3月1日夜中1時ごろ、2人の自宅に不法に侵入し、家宅捜査を行った。

  昆明市の盤龍公安分局は2009年3月27日、董さんと耿さんをいわゆる「逮捕した」と宣言した。当日、家族は逮捕状を受け取った。董さんの妻と耿さんの姉は2009年3月28日に盤龍区人民検察庁に訴えたため、家族は昆明市の盤龍区国保大隊の警官に呼ばれ、訟状を書いた人と明慧ネットに情報を流した人の名前を詰問された。

  董さんは、雲南省の林業職業技術学院の教師で、以前は体中が痛くて、気分が悪く、食欲もなく、寝つきも悪かった。1日2時間の授業も耐えられなかった。1995年4月、法輪功を修煉して、身体は回復して、胃病、不眠、疲れもしだいによくなった。仕事にも熱心で「優秀教師賞」を受賞した。

  1999年7.20、「真・善・忍」を信仰する人に対する迫害が始まった。多くの修煉者が留置場や労働教養所、刑務所などに送り込まれた。董さんも例外ではなかった。ある日、友達の家にいた董さんは、私服警官に「社会治安を妨害した」という理由で連行され、15日間拘禁された。その後、学校側は董さんの給料を2級下げ、学生に授業をする権利を奪った。当時の董さんの教え子たちは、董さんに担当を続けてほしいという要求の手紙に署名し、学校側に渡した。

  2009年12月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/29/213507.html

■関連文章
山東省:裁判所は盧新亮さんに9年の不当判決
内モンゴルの法輪功修煉者・李玉蘭さんは秘密裏に判決を下される
雲南省の裁判所、トウ智旭さんに不法に五年の判決を下す
雲南省楚雄市の董国兆さん、廖麗清さん夫婦は再び連行される
大連市:法輪功修煉者・馮剛さんは迫害されて死亡
湖南省常徳市:13人の法輪功修煉者に不法判決
雲南省昆明市:女性教師が迫害され、刑務所は面会を拒否