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欧州議会・人権委員会委員長「江沢民訴訟は人々を勇気づける」(写真)

(明慧日本)スペイン全国管区裁判所で「拷問」および「ジェノサイド」の罪を犯したとして、法輪功への迫害の首謀者である江沢民・羅幹ら中国高官が告訴され、審理入りした。世界人権デーに際し、欧州議会・人権委員会のハイディ委員長(Heidi Hautala)は、審理入りについてこう語った。「人々を勇気づけるニュース。私たちの仕事は、まさにスペインの法廷のような環境を作ることで、人道に対する罪を犯した犯罪者や人権侵害者らが逃げ隠れする場所をなくすこと。たとえ犯罪者が自国民でなくても、法の裁きを受けさせることである。スペインとベルギーの両国はよい先例だ」と述べた。

H・ハイディ氏

 ハイディ氏はさらに強調した。「これこそ私たちの目標であり、将来、私たちは完璧で厳密な国際司法組織を作り上げる。人権を犯した犯罪者らに、必ずこの司法組織の審判を受けさせる自信があり、私たちはその方向へ大きく邁進している」

 ハイディ氏は今までの実績を挙げた。10年前に設立した国際刑事裁判所や、欧州人権裁判所である。同氏は、アジアの国際司法も開放の方向へ向かっており、一部のアジア諸国はすでに人権の構造を作り上げていると指摘した。今は始まりだが、数年後は拘束力が増し、アジア諸国に人権重視を強制できるに違いない。

 ハイディ氏は「フィンランド緑の党」の前党首で、2009年12月1日に欧州議会が開催した中国人権公聴会の司会者を務めた。各界の中国人権専門家らは、中国で起きている法輪功への迫害に注目し、中国共産党による法輪功修煉者からの生体臓器狩りに注目した。 同氏は中国の人権について、中国国民が自由に発言できるようになれば、中国社会にとって有益になると語った。

  2009年12月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/14/214422.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/12/23/113302.html

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