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ベルギー人権弁護士「国際的法網が集結」(写真)

(明慧)スペイン全国管区裁判所が最近、法輪功への迫害の被告である江沢民、羅幹、薄熙来、賈慶林、呉官正ら5人を「ジェノサイド(集団虐殺罪)」及び「拷問罪」で告訴したことについて、ベルギーの著名な人権弁護士ジョージ・ヘンリー・ボージェル(G.-H. Beauthier)氏は、「我々は国際的な法網を築き上げており、こうして一歩一歩続けていけば、人道に反する罪を犯した中国共産党の高官らは、必ず法のもとで取り締まることができるだろう」と述べた。

ジョージ・ヘンリー・ボージェル弁護士

 ボージェル弁護士は、かつて数カ国の弁護士とともに、チリの独裁者・ピノチェトの訴追に成功した。江沢民告訴について彼は「このような結果を見ることができて、非常に嬉しいです。これはすべてがよい方向に進んでいることを表しています。これらの犯罪者らを告訴する多くの法律条項が十分にありますが、彼らは未だに中国国内で裁かれていません。それなら『普遍的管轄権』を用いて、ヨーロッパで彼らを告訴します。スペイン全国管区裁判所の裁定は『普遍的管轄権』を強化し、法輪功に対して犯した犯罪行為に対処することができます」と話した。

 「現在、中国共産党当局は必ず返答しなければなりません。しかし、彼らが返答できないことは、当然我々には分かっています。現在、スペイン全国管区裁判所はその返答を待っていますが、しばらくすると司法手続きを起動し、有効的に中国共産党の高官らを逮捕し、引き渡すことができます」

 さらに、ボージェル弁護士は「当面ヨーロッパの弁護士達は一つのチームを形成しており、互いに意見を交わしています。私達は、国際的な法網を運用しており、しかもヨーロッパ諸国で実施しています。法輪功修煉者たちと同じように、一つの幅広いコーポレーションネットを築き上げています。中国共産党の高官らは、ヨーロッパへ旅行に来るのは恐ろしいことだと気づくだろう」

 数年前にボージェル弁護士は、ベルギー法輪功修煉者の委託を受け、中国共産党「610弁公室」及びその主要な責任者による迷惑電話の告訴を代理した。ボージェル弁護士は、中国共産党高官らに罪を定める日がやってくることを期待している。

 最後に、ボージェル弁護士は「私達がこうして一歩一歩続ければ、きっといつか、これらの中国共産党高官らを人道に反する罪の犯罪者として判決を下すことができます」と話した。

 2009年12月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/26/215074.html

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