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真相を伝えた体験(一)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は20歳の大学生です。2008年に法輪功の修煉を始めました。以下、私が冬休みの間に行った大法の真相を伝える体験を交流したいと思います。

  今年の冬休みは約2ヶ月半で長かったのです。私は師父の説法を学び、現在は法を正すため延ばされた日々であることが分かりました。大法を修煉するのは比較的遅かったのですが、現在は、大法を実証し、衆生を救い済度する最も大事な時期だと感じています。大法の一つの粒子として、「三つのこと」をよく行い、自分の先史の念願、約束を果たすべきだと思います。

  冬休みの間、私は、午前中に学法し、お昼に正念を発してから、大法の真相を伝えるため、出かけました。市の何ヶ所かの建築現場や屋台市場、住宅街、さまざまなお店などで真相を伝えました。毎度、外出する前に、私は発正念をし、ほかの空間の邪悪を徹底的に取り除き、縁のある人が大法の真相を理解できるように願いました。そして、道を歩きながら、『洪吟』と『精進要旨』を暗誦しました。

  ある日、建築現場に行くと、6人の作業員が機械の部品を組み立てており、彼らを救いたいと思いました。そして、師父に加持をしていただくようにお願いをして、彼らの救い済度を妨害するものを取り除くように正念を発しました。彼らに「この機械は何に使うのですか」と尋ねると、「水を吸い込むのです」と微笑みながら答えてくれました。しばらく彼らと話して、「良いことを教えたいのですが、『三退』のことをご存知ですか。中国の現在の社会は官の腐敗が多くて、悪いことばかりしています。私たち庶民は安心して物質的にも精神的にも豊かな生活を送れなくなっていますね」と話しながら、師父にご加持をお願いしました。役人の腐敗に触れると、みんながうなずきました。

  続いて、私は「中共の歴史を見ると、たくさんの暴力運動を起こし、例えば、文革大革命のようなものですが、8千万の同胞を迫害し、厳しく人権を蹂躙しました。また、1999年から『真・善・忍』を修煉している良い人を迫害することで民心を失いましたね。法輪功の修煉で多くの人が元気を取り戻しました。法輪功は人に善を教え、中国全体を明るくしたにもかかわらず、中共のリーダーの何人かの嫉妬により法輪功への迫害を起こしました。マスコミなどを利用して、表では法輪功を誹謗して、裏では多くの法輪功修煉者を逮捕し、拘禁や不当判決を下して、3千人以上の人を死なせました。本当に良心を失うことをやってしまいました。現在の中国社会には、あまりに腐敗する役人が多くて・・・、善悪には応報があるということは変わらぬ道理ですから、私たち庶民は、早く共産党から脱退して、平安になりましょう」と言いました。

  6人とも私の言ったことに賛成してくれて、「三退」し、「ありがとうございます」と言ってくれました。私は「感謝するなら、私の師父に感謝してください。師父は私たちに良い人になるように教えてくださいました。あなたたちも大法に善をもって対処すれば、きっと福を招くことができます」と言いました。

  彼らと別れて、私は前のほうに歩き、井戸を掘るところに来ました。下で掘る人と上で土を運び取る人がいて、上の人に話かけようとしましたが、忙しそうで話せませんでした。井戸の下の人が「下におりて話して、ここに数人います」と呼んでくれました。私は師父が縁のある人を按排してくださったと悟りましたが、井戸の下は暗くて汚いのを見て、動揺しました。そのとき、「旧勢力はこの邪悪な迫害を按排しましたが、なんと言っても中国人は大法弟子のために、これらの屈辱を受け、これほど多くの苦難を受けたのです。この点から言えば、皆さんは彼らを救い済度すべきではありませんか?」(『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』)という師父の説法が頭に浮かびました。

  私は「もし、自分が大法を修煉していなかったら、彼らと同じ常人なら、言うまでもなく大法弟子に救ってもらいたいのです。ですから、人を救うために、その恐怖心を取り除くべきだ」と考え、堂々と井戸の下へおりて、彼らに大法の真相を話しました。初めは、なかなか理解してくれませんでしたが、自分の漏れを考えながら、師父にご加持をお願いして発正念をしたところ、彼らは「三退」に同意しました。彼らに仮名をつけるとき、私の心情が悪くなり、恨む心が起き、イライラしました。その途端、彼らは「三退」をしないと言い出しました。諦めようと思った瞬間、「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」(洪吟・『法正乾坤』)を思い出しました。

  私は穏やかになり、静かな口調で本心から彼らに「中共がこんなに腐敗してしまって、現在、庶民は生活が困難になっていますが、中共はよい時期だと飾りたて、嘘ばかり言って、私たち庶民のことを全然考えてくれません。天は中共を滅ぼすことになるから、私たちが『三退』をするのは天意に従っていることです。命を大事にしてください」と話しました。

 (続く)

  2010年3月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/21/220150.html

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